プラントエンジニアリング触媒酸化式排ガス処理技術

排ガス中のVOCを触媒で酸化分解し、脱臭します。

触媒酸化式排ガス処理フロー

  • 廃熱回収装置、昇温装置、反応器から構成されます。
  • 排ガスは廃熱回収装置で予熱されます。
  • 予熱された排ガスは昇温装置で所定温度まで加温されます。
  • 加温された排ガスは反応器内で触媒作用により酸化分解され、排出されます。

特長

  • 一般的にVOCガスは、250~350℃の低温で分解を開始します。
  • 排ガス中のVOC濃度によっては自燃可能となり、昇温のための助燃料は不要になります(トルエンの場合、800mg/Nm3以上)。
  • 昇温装置は助燃料バーナーだけではなく蒸気ヒーターや電気ヒーターなども使用できます。
  • 設備はコンパクトでランニングコストも低くなります。
  • 設備の立上げ、立下げが容易です。

適用事例

  • 化学工場等の製造プロセス排ガス・ベントガス
  • 乾燥機や塗工機の排ガス
  • 曝気槽の排ガス

ポイント「ここが重要!」

当社では以下の重要ポイントに対して最適プロセスを提案いたします。

  • 触媒被毒物質など、触媒性能を低下させる物質が含まれる場合は注意が必要です。
  • 高濃度のガスを処理する場合は、シンタリングに注意する必要があります。
  • 触媒被毒の程度や分解率はフィールドテスト装置で導入前に確認する必要があります。
  • 導入後も定期的に触媒の活性評価が必要です。

CCS

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