Dr. SのWeb型遠隔自動振動診断システム
A-RMDs®(アームズ)のススメ

振動の診断・解析は『振動のプロ』でないとできないと言われ続けてきました。
でも、こんなに技術と情報伝達が進んだ現代でそんな訳がないんじゃない?
そうです!作ってしまったのですっ!!
誰でも、すぐに、簡単に、振動診断ができるシステムを。

第2回 『3つの振動診断ができちまうぜ!』

イメージアニメ・Dr. Sは影に隠れる

Dr. Sは影に隠れる

こんにちは。私はDr. Sです。
私の開発した「Web型遠隔自動振動診断システムA-RMDs®(アームズ)」を用いると、 以下の様な3つの振動異常が容易に診断できます。

1.アンバランス

2.ミスアライメント・緩み

3.軸受異常

1.アンバランス(不つり合い)の原因と特徴

アンバランスは回転軸周りのローターの質量が一様に分布していないことによって、回転時に各質量に働く遠心力が全体としてつり合わずに発生する振動現象です。
回転体の減肉・摩耗やスケールの不均一な付着、ローターの曲がり・偏心等によってアンバランスが生じます。

2.ミスアライメント・緩みによる振動

ミスアライメントはカップリングの芯ズレ・面ズレ(角度ズレ)、芯ズレと面ズレの組み合わせによって生じます。軸の曲がりも面ズレに似た特性でミスアライメントに含めて考えます。
また、緩みによりガタガタしている時は、緩んでいる部分の固有振動数が発生します。緩みとしては、ボルトの締結部はもとより軸受クリアランスの過剰、フレーム・ハウジング・軸受台等のクラックも該当します。但し、緩みのみでは大きな振動は発生せず、アンバランス、ミスアライメントが存在すると大きな振動となります。

軸受異常に関して

軸受から発生する異常振動の原因には次のものがあります。

①ベアリング製作時の仕上げ面のうねりによる振動

②ベアリング取り付け時の締め付け過多等で生じる変形による振動

③軸受傷による振動

④軸受の油膜切れ

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