プラントメンテナンスシリーズ


第1回
『危険物施設の
事故件数と原因』



第2回
『タンクの事故を
防止するには』



第3回
『タンク検査における
投資対効果』



第4回
『タンクの分類と用語』



第5回
『タンク底板板厚測定方法の
移り変わり』



第6回
『従来の検査方法』



第7回
『新技術による検査方法』



第8回
『従来の検査方法と
新技術による検査方法の
比較』



第9回
『水浸法を用いた
超音波探傷技術』



第10回
『検査を
依頼するにあたって』


T子のタンク診断 第1回
T子のタンク診断 第1回 御挨拶

はじめまして!私、T子と申します。
タンク診断業務のお手伝いをしています。
一応「2種酸素欠乏危険作業主任者」の資格を持ってます・・・

第1回 危険物施設の事故件数と原因
当社では、特定屋外タンク(以下、タンク)のタンク底板板厚の連続測定検査サービスを行っています。
私の上司は、年中あちらこちらに飛び回っていてなかなかつかまりません。
そんな中、お客様からの問い合わせに対応している内に、『門前の小僧・・・』になってしまいました。
私の知識が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

第1回は、新聞・TVでご存知のとおり年々増加傾向にある、「危険物施設における火災・漏洩事故」についてです。

危険物保安技術協会
が発表している資料「危険物施設における火災・漏洩事故件数の推移」(危険物保安技術協会)をご覧下さい。

危険物施設における火災・漏洩事故件数の推移

危険物施設における火災・漏洩事故件数の推移(危険物保安技術協会)

平成13年まで事故件数が緩やかな増加傾向であることが分かります。

それ以降については、消防庁発行の平成17年版 消防白書によると、

「平成16年中に発生した火災・漏えい事故件数は、火災が195件、漏えいが359件で合計554件となっており、前年より14件増加し、統計を取りはじめて以来過去最悪となっている。 」平成17年版 消防白書 第1章 災害の現況と課題  第2節 危険物施設等における災害対策[危険物施設等における災害の現況と最近の動向]より引用)

とあります。
平成16年中に発生した危険物施設における漏えい事故については、こうあります。

「漏えい事故の発生原因を個別にみると、腐食等劣化によるものが109件(全体の30.4%)と最も多く、次いで確認不十分によるものが44件(12.2%)、監視不十分によるものが39件(10.9%)となっている。」 平成17年版 消防白書 第2節 危険物施設等における災害対策 [危険物施設等における災害の現況と最近の動向]  2 漏えい (2)危険物施設の腐食等劣化に注意 より引用)

タンクは使っていくうちに老朽化し、腐食等の劣化は避けられません。
そしてこれが、事故の大きな原因となっているのです。

では、この腐食等劣化を原因とする事故を防ぐにはどうしたら良いのでしょうか?
次回のテーマとして考えてみたいと思います。
タンク底板高速全面検査サービス≪B-Map≫

事例3:屋外貯蔵タンクの底板更新必要性検討における最適な判断


屋外貯蔵タンクが建設後30年を超え、前回の検査では大きな問題はなかったが、老朽化による突発の事故が心配である。
底板更新を考えているが、より信頼性の高い検査で必要性を最終判断したい。

『第1回 危険物施設の事故件数と原因』 〜〜終了〜〜

次回は、『第2回 タンクの事故を防止するには』 (8月5日公開)です。
 
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