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トリグリッド

TRIGRID®EXとは

・盛土内に敷設した高強度のジオグリッド=TRIGRID®EXと盛土材との相互作用により、盛り土の安定や強度を高める工法です。
・高強度ポリエステル(PET)繊維を芯材とし、ポリプロピレン(PP)樹脂を被覆して複合させ、格子構造に構成した盛土・地盤補強用ジオグリッドです。
・十分な強度を有し、伸びが小さく、優れたクリープ特性、耐衝撃性、耐寒・耐熱性、土との摩擦特性が良く、施工性に優れます。

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・TRIGRID®EXは建設技術審査証明(建技審証 第0808号)を取得しています。
・TRIGRID®EXは岡三リビック株式会社の製品です。
・TRIGRID®EXはNETIS(新技術情報提供システム)に事後評価済み技術として登録されています。(登録No.KT-110039-VE)

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特長

1.土地の有効利用

TRIGRID®EXを盛土内に層状に敷設することで、盛土の安定性を向上させるとともに、壁面材を併用すれば盛土面を急勾配化出来るので、土地の有効利用が可能です。

2.優れた施工性、経済性

軽量、しなやかですので施工性に優れます。またクリープ低減係数が、65%と高いため経済的な設計が可能です。  
表面が樹脂被覆されているので、耐久性に優れます。特に礫材等に起因する損傷に対する強度低下がほとんどありません。

3.高い信頼性、優れた安全性

「ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル(第二回改訂版)」(一般財団法人土木研究センター)に基づく設計を行うことで、信頼性の高い盛土を構築できます。 TRIGRID®EXを用いた補強土壁は、従来工法のブロック積み擁壁等と比べて耐震性に優れます。

4.幅広い盛り土材の適用

建設残土を含めた粘性土からズリなどの岩質材料まで比較的広い範囲の盛土材が適用可能です。

5.特別な基礎は不要

“土”による柔な構造体ですので、特別な基礎は必要ありません。また支持地盤の変形や不同沈下などにも十分な追従性があります。

6.環境への優しさ

補強土壁工の壁面材の設置や補強材の敷設には、クレーンなどの大型重機が不要ですので環境に優しい工事が可能です。また、補強土壁の壁面材背面に植生シートを貼ることで、壁面の緑化が可能です。

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用途

TRIGRID®EXは、高盛土・地盤補強材に要求される性能と力学的性質を兼ね備えていることから、次の@〜D等の用途に適しています。

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規格

品番 製品サイズ
幅×長(m)
目合
縦×横(mm)
製品基準強度
・縦(KN/m)
クリープ
低減係数
クリープ限度強度
・縦(KN/m)
EX-40
2×50
40×40
38
0.65
24.7
EX-60
2×50
40×40
57
37.1
EX-80
2×50
40×40
74
48.1
EX-100
2×50
40×40
95
61.8
EX-150
2×50
40×40
144
93.6
EX-200
2×50
40×40
187
121.6


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壁面材

溶融亜鉛10%アルミニウム合金めっき鉄線使用

・鋼製壁面材による補強土壁工法の場合、柔な壁面であるため、盛土材の圧縮沈下により、その壁面が座屈変形や個々の壁面材の前傾による壁面変形を生じることがあります。ジオメタフレーム® は上下スライド連結構造により盛土の圧縮沈下に追従し、これらの壁面変形を防止します。
さらに、連結金具及び連結棒で上下左右のジオメタフレーム® と連結することにより、一体化された安定性の高い壁面を構築します。
溶融亜鉛10%アルミニウム合金めっき鉄線を使用しており、ドブめっき品(HDZ55)よりも高耐久性を有しています。
壁面の勾配は1:0.1から1:0.6まで対応可能です。


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TRIGRID®EX 施工例