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エポマー

施工方法

■エポマー®標準工法の説明

GP-202-C工法(ノンクロス工法)

本工法の標準施工フロー及び完成イメージを以下に示します。エポマー® GP-202-C工法は、ノンクロスタイプの塗布型ライニング工法であり、ガラスクロスを使用する必要はありません。

【施工フロー】

 
1.表面処理工

1.表面処理工
  1. 付着阻害物(粉化物、ゴミ、油脂類、さび、レイタンス、エフロレッセンス、型枠剥離材、泥等)をディスクサンダー、高圧洗浄装置等を使用して除去してください。

  2. 出隅部分は、ディスクサンダー等を使用し、丸みを持たせてください。

  3. 入隅部分は、ポリマーセメントモルタル、樹脂モルタル、樹脂パテ等を使用し、アールをとってください。
2.素地調整工

2.素地調整工
  1. コンクリート表面の状況確認
    1モルタル水分計を使用し、コンクリート表面の含水率が5%以下であることを確認してください。
    2コンクリート表面の含水率が5%を超過する場合は、送風機、乾燥機器等で強制乾燥させてください。

  2. コンクリートの養生
    1養生期間の目安は、コンクリート:1ヶ月以上、セメントモルタル:2週間以上となります。
    2コンクリート打設後、十分な養生期間を確保してください。養生期間が短い場合、浮き・剥がれ・膨れの原因となります。

  3. エポマー®S-800塗布作業
    1規定の混合比に従って、主剤、硬化剤を計量し、攪拌機を使用して均一に混合してください。
    2主剤、硬化剤の混合量は、可使時間内に塗布できる量としてください。
    3金鏝等、塗布作業に適した道具を使用し、標準塗布量0.8kg/m2以上を塗布して下さい。

3.GPプライマー工



4.GP202上塗り工1


3.GP-202上塗り工(二回塗り)

  1. 確認作業:エポマー®S-800が指触硬化したことを確認した後、エポマー®GP-202を塗布してください。

  2. エポマー®GP-202塗布作業
    1規定の混合比に従って、主剤、硬化剤を計量し、攪拌機を使用して均一に混合してください。
    2主剤、硬化剤の混合量は、可使時間内に塗布できる量としてください。
    3ローラー刷毛等を使用し、一層当たりの標準塗布量が上塗り1,2が0.4kg/m2以上となるよう均一に塗布してください。
    4エポマー®GP-202は本工法では、ニ回(ニ層)塗りとなります。一度に合計0.8kg/m2を塗布しないでください。必ずニ回に分けて塗布してください。

*設計厚(硬化後)T=0.70mm以上を確保するため、各工程における標準塗布量を必ず満足すること。

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