「光は屈折率の高い物質から低い物質に入射する際、入射する光の角度が臨界角を超えなければ境界面で全反射を繰り返す。」という現象を応用したものが、光ファイバです。
プラスチック光ファイバは、高屈折率成分であるコア(芯)とその同心円上の外側を低屈折率成分のクラッド(鞘)で覆ったものであり、光ファイバの一端から入射した光がコアとクラッドの境界面で全反射を繰り返しながら他端まで伝送されます。
下図のような光ファイバをステップインデックス(SI)型光ファイバと呼んでいます。
プラスチック光ファイバの光透過特性は、下図のように光の波長によって異なってきます。
P-MMAの光透過特性から、570nmと650nm付近の波長に伝送損失の極小値があります。
Sample fiber
Measurement: 52-2m cut-back method Incidental angle:0.15 rad.