グレードラインアップ 使用温度と機能比較 使用上の注意


使用上の注意


ここでは、アサクリンをお使いいただく際の注意事項を説明しています。安全でより効果的な洗浄作業にご活用ください。
なお、このサイトの内容は、現在入手できる資料・情報・データにもとづいて作成していますので、新しい知見により改訂されることがあります。
  1. 使用上および取扱い上のご注意
  2. アサクリンを安全にご使用いただくために
  3. 洗浄中のご注意


■ 使用上および取扱い上のご注意 ■
◇グレードによって使用温度が異なりますので、指定された温度範囲内でご使用下さい。
◇newEXは、シリンダー内に滞留させないで下さい。
◇newEX,PXは、シールに使用しないで下さい。
◇作業時は適切な保護具(眼鏡、フェースシールド、手袋等)を着用して下さい。
◇アサクリンは可燃物ですので、取扱い・保管は熱および発火源から離れた場所で行って下さ い。
◇アサクリンを埋め立て又は焼却する場合には◇ご使用前に必ず製品安全データシート(MS DS)と技術資料集をお読み下さい。「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に従って処理下さ い。
◇ペレットがこぼれた場合は、滑りや環境への悪影響を避けるため、ペレットをかき集めて廃棄 用の適切な容器に入れて下さい。

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■ アサクリンを安全にご使用いただくために ■
<使用温度>
 各グレードの使用温度範囲を厳守下さい。
  使用下限温度以下では、成形機がオーバーロード(過負荷)になる可能性があります。使用  上限温度以上では、アサクリンが分解して着火する可能性があります。
  アサクリンでシールした後の立ち上げは、温度が上がっていることを確認してから作業を開始 して下さい。
 アサクリンにはタイプ別に使用限界温度がありますので、指定された温度範囲内でご使用くだ さい。UX・SXタイプは、390℃以上で液状化し、空気中では分解してガス化するため火点が  あると着火する可能性がありますので、特に注意が必要です。

<滞留(温度変更含)>
@newEXはシリンダー内に滞留させないで下さい。使用後は、必ずそれ以外のアサクリンに置 換するか後材料に置換して下さい。
A高温グレード以外は、300℃以上で30分以上滞留させないで下さい。
B高温グレードPXは、370℃以上で30分以上滞留させないで下さい。
  温度変更に30分以上要する時は、30分毎にアサクリンの置換を行って下さい。
C高温グレードPXは390℃以上、UX,SXは370℃以上では滞留しないで下さい。
  温度変更時は、低速で回転パージしながら行って下さい。

 滞留不可な温度と時間
 newEX SL,UP,newUP,HP U,UB,UF2,newM,PT  UX,SX   PX
 不可 300℃では
30分以上不可
 300℃以上は
30分以上不可
 370℃以上不可 370℃以上は
30分以上不可
390℃以上不可 

<作業開始>
洗浄作業を開始する際には十分に温度が上がっていることを確認してから実施して下さい。
冷間起動防止機構をオフにし温度上昇が不十分であると、成形機に損傷を与えることがあります。

<作業中断>
@洗浄操作の途中で作業を中断する場合は、1ショット分計量しノズル先端からの酸素の進入を防止して下さい。
A300℃以上で30分以上中断する場合は、一度ヒーターを切るか、300℃以下(高温グレードの場合:370℃)に降温してから中断して下さい。
B再開は射出作業からになります。安全扉を閉じて、低速で射出するか、寸動パージにて排出して下さい。

※樹脂の粘度によっては計量できないことがあります。この場合は、再開時に再洗浄を行って下さい。

<スクリュー回転>
@シリンダー内に樹脂が残っていない場合は、スクリューを回転させないで下さい。
A樹脂やアサクリンを投入後は、低速回転でスタート後回転数を変更して下さい。
  
<換気>
洗浄操作の際はガスが発生しますので換気を良くし、局所排気装置の設置をお薦めします。

<パージ屑>
@パージ屑を直接紙で受けたり、高温のまま紙袋に捨てたりすると、紙が発火するおそれがありますので十分に冷却してから廃棄して下さい。
A洗浄後のパージ屑は、水を入れた容器を用意して水冷することをお勧めします。



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■ 洗浄中のご注意 ■
<パージ方法>
洗浄操作は基本的に「回転パージ」を推奨しています。 射出による洗浄操作は危険ですので、避けて下さい。使用温度内でも射出すると発熱により発火する可能性があります。

<排出・置換>
@アサクリンは洗浄剤です。製品に残らないように後材料で置換を行って下さい。洗浄に使用したアサクリンと同量以上の後材料で置換して下さい。 
A排出不足・置換不足の場合、アサクリンが製品に残留する可能性がありますので、ご注意下さい。
B置換後の成形品の物性、外観品質については、十分にご確認下さい。
Cアサクリンは成形することも可能ですが、アサクリンの成形品を製品として使用しないで下さい。
D捨て打ちに使用した成形品及びランナーは、成形用材料に戻さないで下さい。
Eホッパーや供給ラインにもアサクリンが残存しないように十分に清掃して下さい。
   
<冷却水>
ホッパー下は必ず冷却水を流し冷却して下さい。温度が上昇した状態(100℃以上)でアサクリンを投入するとホッパー下で溶融し固着することがあります。
<噛み込み>
設備仕様や条件によっては、アサクリンの噛み込みが悪くなることがあります。その場合は、スクリュー回転数を下げるか、少量ずつ投入して下さい。
<シール>

シールには、newEX,PXを使用しないで下さい。
立ち上げ時は、温度が上がっていることを確認してから作業を開始して下さい。
射出作業からのスタートになりますので、安全扉を閉じて、低速で射出するか、寸動射出にて排出して下さい。顔をノズルに近づけないで下さい。

 (注意)滞留とは、ヒーターONのまま成形機を停止することをここでは指しています。温度変更     を行っている間も滞留と呼びます。
 (注意)シールとは、1ショット計量後ヒーター及び電源をOFFにすることをここでは指していま      す。

 使用温度、洗浄操作、グレード選択が不適切な場合、十分な効果が得られないばかりか、機械の破損や危険な状況になることもあります。
 ご不明な点がございましたら、本技術資料をご熟読いただくか、弊社までお問い合わせ下さい。



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