国連「持続可能な開発目標(SDGs)」の取り組みを支援するシンポジウムで、旭化成の事例を発表しました

2017年3月10日
旭化成株式会社

 旭化成は、2017年3月10日、国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンとKPMGあずさサステナビリティ(株)が共催する『新しい事業価値創出の原動力-ビジネスを通じた国連持続可能な開発目標(SDGs)への取り組み』と題するシンポジウムに協力し、取り組み事例を発表しました。

 当社の繊維事業本部の再生セルロース繊維「ベンベルグ」は、国連開発計画(UNDP)が主導する『ビジネス行動要請(BCtA)』に参加しています。これは、インドにおける「ベンベルグ」ビジネスにおいて、インドの人びとの技術向上、経済的安定、繊維に関わる教育機会の提供と人財育成に深く、また積極的に関わりながら、企業活動を展開していくという姿勢を示したものです。これが評価され、このシンポジウムへの登壇に繋がりました。当日は、「ベンベルグ」事業に携わる営業部長がインドでのビジネスについて説明しながら、インド社会への事業を通じた貢献について、事例を挙げながら紹介しました。また、その後のディスカッションでは、「『ベンベルグ』事業の成功を目標に、さまざまな観点で地道な取り組みを進めてきた結果、社会に貢献するしくみが自ずと生まれ、さらに国連BCtAに参加することで社内でも意識改革が起きた」と、事業を発展させながら、同時に社会に貢献する体制づくりの重要さを強調しました。

 旭化成は、『国連SDGs』を意識しながら、事業展開と社会への貢献を両立できるビジネスモデルを追求してまいります。

「ベンベルグ」の事業、サプライチェーンの全体像と国連BCtAへの参加について説明
「ベンベルグ」の事業、サプライチェーンの全体像と国連BCtAへの参加について説明
シンポジウムで取り組み実施の経緯とその意義を語る
シンポジウムで取り組み実施の経緯とその意義を語る

シンポジウムで取り組み実施の経緯とその意義を語る

以上