日本学生科学賞「旭化成賞」受賞者の皆さんが延岡地区を訪問・見学しました

2017年3月29日
旭化成株式会社
旭化成エレクトロニクス株式会社
旭化成メディカル株式会社

 2017年3月28日、29日の2日間、日本学生科学賞(主催:読売新聞社、単独協賛:旭化成)の「旭化成賞」受賞者の中学生と高校生および同行の保護者の方と先生の4名の皆さまが、宮崎県延岡市の旭化成グループ延岡地区を訪れました。

 28日は、まず旭化成延岡展示センターで旭化成グループの事業や製品について学んだあと、旭化成エヌエスエネルギーで石炭火力発電所を見学。続いて、繊維の代表的な事業で、世界でオンリーワンの製品である再生セルロース繊維「ベンベルグ」の工場を訪れ、展示場で実物に触れながら説明を聞いたあと、製造工程を見学しました。

 午後は、バイオ医薬品・血漿分画製剤の製造用途で世界的に使用されているウイルス除去フィルター「プラノバ」を製造する工場を見学しました。プラノバ工場では、「プラノバ」の構造を模した実験器具を使用して液体のろ過を行うなど、体験を通じて製品を理解しました。そして、延岡支社長との面会の後、延岡勤務の若手技術者2名と懇談し、研究・技術職の仕事の内容とやりがい、学生時代の勉強との違いなど社会人の先輩の実感のこもった話を聞き、また活発に質問をして、交流を深めました。

 29日は、電子機器等に不可欠なLSIやセンサーを製造する工場を見学しました。実際に工場で従業員が着用しているクリーンルームスーツを着てクリーンルーム内に入ったり、電子回路の実験を行うなど、楽しみながら製品の仕組みを学びました。

延岡展示センターを見学
延岡展示センターを見学
「ベンベルグ」の製品に囲まれて、説明を聞く
「ベンベルグ」の製品に囲まれて、説明を聞く
プラノバ工場で、中空糸のろ過実験にチャレンジ
プラノバ工場で、中空糸のろ過実験にチャレンジ
若手の女性技術者との交流会のもよう
若手の女性技術者との交流会のもよう
LSIの製造工程をバックにクリーンルームスーツに身を包んで記念写真撮影
LSIの製造工程をバックにクリーンルームスーツに身を包んで記念写真撮影

以上