健康

旭化成グループでは、健康管理ガイドラインに基づき、生活習慣病対策、メンタルヘルス対策等、社員の心身の健康保持増進活動を推進しています。

健康管理体制の強化

2014年度より開始した「健康管理活動状況ヒヤリング」を、2016年度は7地区で実施しました。各地区健康管理センター等における活動内容や産業医、保健師等専門職の具体的な業務内容が労働安全衛生法およびグループ健康管理ガイドラインに則したものとなっているか確認し、必要に応じて指導、サポートを行っています。

社員の健康保持増進活動の推進

2014年度有所見者率61.5%、平均年齢43.1歳、喫煙率28.3%、BMI24.4% 2015年度有所見者率61.9%、平均年齢43.3歳、喫煙率28.2%、BMI24.8% 2016年度有所見者率63.4%、平均年齢43.6歳、喫煙率26.6%、BMI25.2%
有所見者率等の推移

当社グループでは有所見者の低減のため、各地区において健康管理スタッフ、外部講師等による運動指導や健康指導を進めてきました。
2016年度の定期健康診断における有所見者率および肥満は微増、喫煙率は減少となっています。
併せて「特定保健指導」を利用しやすいプログラムに見直した「Asahiヘルスアッププログラム」を、健康管理ツールの一つとして、特に産業保健スタッフの体制が十分でない独立工場、関係会社等で積極的に活用し、従業員の健康の保持・増進活動を推進しています。

転倒防止対策の推進

中央労働災害防止協会の「転倒等災害リスク評価セルフチェック実施マニュアル」を基に2013年度に作成した「転倒防止体力測定 実施マニュアル」に沿って、2014年度より転倒リスクの評価と産業医面談等のフォローを開始しました。2016年度も継続しており、各地区のフォローの好事例を水平展開しながら推進しています。

転倒防止体力測定 実施マニュアル

メンタルヘルスケアの推進

当社グループでは「メンタルヘルスケア・ガイドライン」に基づき、メンタルヘルスの「4つのケア」を充実させることにより、職場環境の改善に取り組んでいます。
「セルフケア」および「産業保健スタッフなどによるケア」として、2013年度から、社内のイントラネット環境で利用する「e診断@心の健康:職業性ストレス簡易診断システム(株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズ)」を本格的に運用し、個人のストレス調査と同時に、職場のストレス分析「健康いきいき判定」も行い、「ラインによるケア」の一環として、職場環境の改善につなげています。今後も年1回各地区でストレス調査を継続していきます。

e診断@心の健康:職業性ストレス簡易診断システム

また、当社グループでは、メンタル疾患およびそれ以外の傷病により休業した人が、その後円滑に職場復帰できるように「リハビリ勤務制度」を制定しています。さらに各地区・事業所では、外部講師による研修やカウンセリングの導入などの「専門機関によるケア」の活動も実施しています。

e診断による職場活性化への取り組み

カウンセラーによる管理者研修

旭化成建材(株)穂積工場は、ALC(軽量気泡コンクリート)材を製造しており、1990年頃の最盛期には従業員が約350名在籍していましたが、需要が一段落した後は工場のスリム化を進め、現在は約130名まで減少しています。その間新人採用を控えていたため、現在では、従業員の約8割が45歳以上という年齢構成になっています。
そのような中で、2013年度のe診断結果は、全国平均に対し10%もリスクが高い結果となりました。業務の量的負担は大きくはないが、上司・同僚の支援が得られていない状態で、職場の大半がベテラン社員であり「今さら言えない」という職場の雰囲気が業務上のコミュニケーション不足につながっていることが原因ではないかと考えました。
そこで、2014年度から「穂積工場いきいき活動」を開始し、カウンセラーとの個人面談の実施と、工程単位での職場環境改善、個人のスキルアップ、情報の共有化等の内容を盛り込んだアクションプランを作成・実行し、また定期的に職責者が進捗確認することで職場改善を図ってきました。その結果、2015年度には全国平均よりリスクが低くなり、2016年度もさらに低い状況を維持しています。今後もe診断結果を参考にしながら、「穂積工場いきいき活動」を推進していきます。