1996年10月9日

各 位
旭化成・共働き家族研究所
「DEWKS NET」第39号発行のご案内
 日頃大変お世話になっております。旭化成・共働き家族研究所発行の機関誌「DEWKS NET」第39号が出来上がりましたのでお送りいたします。参考までに、今号の編集内 容について簡単にご紹介いたします。
  1. 特集「資格社会を考える」

     共働き女性の代表的な職業といえば、公務員、教師、看護婦。これに次いで薬剤師、保 母、保健婦などがあげられます。これらの職業に共通する点は、資格が必要なこと。共働 き女性の職業に資格を要するものが多いということは、逆にいえば資格を必要としない一 般の仕事(民間企業会社員など)の場合は、長く働き続けることが容易でないということ です。また、結婚・出産を契機に一旦退職した場合、資格を要する仕事でもないと再就職 がなかなか難しいという現実もあります。そのため、資格試験受験者は推定年間1千万人 に達するものの、受験者数の多い試験では女性受験者が圧倒的多数を占めています。
     そこで、今回はこうした資格ブームの社会的背景を探りながら、働く女性にとって資格 取得にはどんな意味があるか、を考えてみました。

  2. WORLD TREND「オーストリアの共働き家族」

     現在、ヨーロッパで進行しているのが「家族革命」。オーストリアもこの例外ではなく、 同棲の一般化、未婚カップルから生まれる子どもの増加(新生児の約3割)、離婚率の増大 (4割弱)などが見られます。こうした「家族革命」はなぜ生じたのでしょうか。オース トリア大使館のハラルド・ギュンターさん(一等書記官)にお聞きしました。
     同棲や離婚が増えた理由としては、結婚の理想を求める気持ちが男女共に強まっており、 理想の伴侶を求めるためのテスト期間として同棲が行われ、また結婚しても理想的なパー トナーシップが築けないとわかると簡単に離婚してしまうことが大きいそうです。特に離 婚理由では、女性の経済的な自立とともに、家事負担が女性に重いことも大きな理由となっ ており、「男女は平等に家事をすべき」という家事法案が論議を呼んでいるとのことです。

  3. KIDS' REPORT「視力低下の原因と対策」

     文部省の学校保健統計調査によると、子どもの視力は年々急速に低下しており、高校生 にもなると、裸眼視力1.0未満の生徒が6割以上、裸眼視力0.3未満の生徒も3割以上。 この原因について、正木健雄先生(日本体育大学教授)にお聞きしたところ、テレビ画面 から出る電磁波と殺虫剤などに使われている有機リンの影響ではないかとのことです。 電磁波についてはテレビやテレビゲームの普及状況から理解できることですが、 有機リンについては東京都の視力不良の子どもが東京湾岸に偏っており、これは東京湾 のゴミ処理場で散布されている殺虫剤が影響しているためであろう、と推定されて いました。

  4. みんなのアンケート結果報告「資格社会を考える」

     今回の読者アンケートは「資格社会を考える」。資格の必要性、取得経験、所有資格、 資格社会の是非、現代社会における人材評価の基準などについて尋ねた結果をまとめて みました。調査結果については、別紙「みんなのアンケート結果報告」をご覧下さい。
以上



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