プレスリリース

1999年度

1999年12月24日

各 位
旭化成工業株式会社
スパンボンド生産設備の増強について

 このたび、旭化成工業株式会社(社長 山本一元)では、スパンボンド(合繊長繊維不織布)の生産設備を下記の通り増強することを決定いたしましたので、お知らせいたします。

(1) 当社のスパンボンドの特徴

当社では、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレンの3素材のスパンボンドの生産を行っており、医療衛生、生活資材、産業資材用途向けなど、幅広い用途に販売を行っております。技術面では、当社のスパンボンドは、薄くて柔らかな生地を生産するための“細デニール技術”と生地の均一化に不可欠な“薄目付け技術”に優位性を有しております。
また、当社ではスパンボンド事業を、技術面の優位性と市場の成長性さらには、メディカル、住宅建材、エレクトロニクス、膜などの他の事業分野にも「シナジー効果」を有することなどから、競争優位事業として位置づけております。

(2)増設の背景

高齢化社会が到来しつつあることから、国内での大人用紙オムツの需要が増加しています。紙オムツはスパンボンドの主力用途であり、特に1枚当たりのスパンボンド使用量の多い大人用紙オムツの需要が拡大しており、それにともないスパンボンドに対する需要も急増しています。また、今後の成長分野として、生活資材用途(食品包装など)やメディカル用途(手術着など)などの市場拡大も期待できます。当社では、これらの需要増に対応するため、このたびの増設を決定いたしました。

(3) 増設内容

    素材 :当面はポリプロピレンを中心に生産を計画
    生産能力 :13,000トン/年
    投資額 :50億円弱
    立地 :延岡市(宮崎県)
    着工及び稼働時期 :2000年初着工→2001年稼働予定

(4)増設後の生産能力

<現状能力計 70トン/日=約22,000トン/年>

 素材別内訳

ポリプロピレン :約12,000トン/年
エステル :約 6,000トン/年
ナイロン :約 4,000トン/年

増設=約+13,000トン/年 <増設後能力計=約35,000トン/年>

以上



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