プレスリリース

2000年度

2000年8月23日

各 位
旭化成工業株式会社
三井化学株式会社
三井化学 青化ソーダ事業の旭化成への営業譲渡について
--- 旭化成 青化ソーダ事業へ参入 ---

 旭化成工業株式会社(本社:東京、社長:山本一元、以下「旭化成」)と三井化学株式会社(本社:東京、社長:中西宏幸、以下「三井化学」)は、三井化学の青化ソーダ事業の営業権を旭化成に譲渡し、これを受けて旭化成が青化ソーダ事業へ参入することに関し、以下のとおり合意に達しましたのでお知らせいたします。

<背景・経緯>
 三井化学は、現在、千葉県茂原工場において、天然ガスを原料として青酸を合成し、それをもとに青化ソーダ(年産能力 11千トン)等の青酸誘導体を事業化している。
 同社では生産拠点の最適化を進めるなか、茂原工場を「工業樹脂、電子情報材料を中心とする製造センター」と位置づけ、青酸の合成から誘導体に至る製品群について再構築すべきとの方針をもっていた。
 一方、旭化成は、現在、神奈川県川崎工場のアクリロニトリル(AN)プラントから副生される青酸を活用して、MMAモノマーの原料であるアセトンシアンヒドリン(ACH)を生産してきた。1999年1月よりMMAモノマーの製法が直メタ法に転換されたことに伴いACHが不要となるため、これに代わる新たな青酸の誘導体を事業化し、AN事業の競争力を総合的に強化することが課題となっていた。
 今回の営業譲渡は、こうした両社の戦略が一致したことにより実現したものである。

<合意の内容>
1. 三井化学は、2000年10月1日をもって青化ソーダの営業権を旭化成に譲渡する。
2. 旭化成は、川崎工場内にAN副生青酸を原料とした年産10千トンの青化ソーダプラントを建設する。今秋より工場建設を開始し、2002年1月稼動を予定している。
3. 営業権の譲渡後、旭化成のプラント稼動開始までの間、旭化成は三井化学に生産を委託し、同社の茂原工場で生産する青化ソーダを販売する。取引ルートについては、三井物産をはじめとして、原則として既存の商社を譲渡後も継続して起用していく予定。
4. 尚、両社は、この青化ソーダの営業権譲渡を機に、三井化学のメタクリルアマイドの原料として旭化成がメタクリロニトリルを供給する契約を同時に締結する。三井化学は、メタクリルアマイドの製法を、現行のACH法からメタクリロニトリルを原料とするバイオ法へ転換する。

以上



ニュース

PDFファイルをご覧いただけない方は下記ソフトウェアをダウンロードしてご覧ください。

Get ADOBE READER

Adobe Readerのダウンロード