2007年2月7日

各 位
旭化成ケミカルズ株式会社


ザイロン・テナック・レオナ樹脂「ISO/TS 16949:2002の認証取得」について

 旭化成ケミカルズ株式会社(社長:藤原 健嗣、本社:東京都千代田区)では、当社の変性PPE樹脂「ザイロン」、ポリアセタール樹脂「テナック」およびポリアミド樹脂「レオナ」の各機能樹脂が、財団法人日本品質保証機構から、ISO/TS16949:2002の認証を取得しましたのでお知らせいたします。

1. 主旨
   旭化成ケミカルズでは、中期経営計画「Growth Action – 2010」において機能樹脂を、コンパウンド、川下展開強化をはかり付加価値向上と持続的成長をはかる事業と位置付け事業展開を行っております。この方針のもと自動車産業への深耕を図っておりますが、このたび、当社の3つの機能樹脂、変性PPE樹脂「ザイロン」、ポリアセタール樹脂「テナック」およびポリアミド樹脂「レオナ」が自動車産業の共通品質マネージメントシステムであるISO/TS16949:2002の認証を取得いたしました。
 ISO/TS16949:2002は、ISO9001に自動車業界用品質システム規格を融合させてできた自動車業界のためのISO規格です。自動車関連製品の設計、開発、製造、設置、サービスに対する品質システムの要求事項を指定しており、近年では世界の多くの自動車メーカーからサプライヤに対し認証の取得が求められているものです。
 上記の3つの機能樹脂は、国内樹脂メーカーとしていち早く2001年9月にレオナ、2002年5月にテナックおよびザイロンが、米国の3大自動車メーカー(クライスラー、フォード、ゼネラルモーターズ)が中心となり策定した自動車業界のための品質管理基準の国際規格であるQS9000を取得しています。当社では、以前から非常に厳しい品質基準を定めている自動車業界向け製品品質の強化を図っておりますが、今回のISO/TS16949:2002の取得により、品質と安全を重視する自動車産業界に対してさらに安定した高品質な製品を提供し、お客様に満足していただく努力を継続し、機能樹脂事業の拡大を図ってまいります。
    
2. ISO/TS16949:2002の認証取得
 
(1) 登録製造現場: 変性PPE樹脂「ザイロン」〜ザイロン製造部(千葉)
ポリアセタール樹脂「テナック」〜テナック製造部(現ポリマー製造第2部、水島)
ポリアミド樹脂「レオナ」〜レオナ樹脂・原料工場(延岡)
(2) 登録日: 2007年1月12日
(3) 登録番号: 変性PPE樹脂「ザイロン」〜JQA−AU0151−1
ポリアセタール樹脂「テナック」〜JQA−AU0151−2
ポリアミド樹脂「レオナ」〜JQA−AU0151−3
(4) 審査機関: 財団法人 日本品質保証機構
(5) 有効期限: 2010年1月11日
   

以上




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