2007年7月20日
各 位
旭化成株式会社
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中日国交35周年記念「環境技術友好交流会」開催のご報告
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旭化成株式会社ならびに当社社長蛭田史郎を団長とする『中日国交35周年記念「環境技術友好交流会」訪問団』は、本日中国人民大会堂において、中国光彩事業促進会の協力を得て中日国交樹立35周年を記念した「環境技術友好交流会」を開催しましたのでお知らせいたします。
なお、今回の交流会において、中国政府と訪問団は、地球環境と調和した持続的成長についての「北京宣言」を採択しました。当社は、同宣言に基づき“環境技術発展基金”の設立を提案し、本日、中国政府と共同で本基金の設立に向けた検討を開始することを決定しました。
今回の交流会には、中国側は中央統一戦線部副部長 胡徳平氏を始め、中国政府の幹部・職員など約100名が出席し、日本側は関係各省のご協力を得て、『中日国交35周年記念「環境技術友好交流会」訪問団』を結成し約70名が参加しました。
交流会の中では、環境問題、特に水と水処理膜技術をテーマに環境技術の説明や活発な意見交換を行い、参加した方々からは、今後環境保全活動を遂行していく上で非常に有益な交流会であったとの高い評価をいただきました。
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| 中日国交３５周年記念「環境技術友好交流会」のもよう |
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| 1．「環境技術友好交流会」実施概要 |
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(1) |
名称：中日国交35周年記念「環境技術友好交流会」 |
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(2) |
日時：7月20日(金) 9:30〜17:00 |
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(3) |
場所：中国北京市 人民大会堂 |
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(4) |
参加人数：約170名（中国側100名、日本側70名） |
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| 2．主な出席者 |
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中国側：中央統一戦線部副部長 胡徳平氏、環境保護総局副局長 李干杰氏 |
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日本側：旭化成（株）、積水化学（株）、チッソ（株）、三菱商事（株）など全11社 |
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| 3．「環境技術友好交流会」 |
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「環境技術友好交流会」は、中国政府からの招聘を受け実現したもので、中国における環境保護活動の取り組みをより効果的に行うことを目的として実施したものです。当社では、これまでも地球環境保全に向けた様々な活動を実施しておりますが、今後はより国際的な協調を図りながら活動を進めていく方針で、今回の交流会もその一環として実施に至りました。 |
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＜ご参考＞
北京宣言の内容
経済のグローバル化は、我々の文明の進展に新たな1ページを開いた。
人類は21世紀に突入した――経済のグローバル化は各国・各地域の人民に新しい文化交流と経済協力の機会をもたらしたが、それと同時に我々は、国際的な環境保護という課題に迫られており、現実にも、世界的な大気汚染、水源汚染、森林破壊、砂漠化という連鎖的な災害が発生することとなった。人類の庭であるこの美しく青い星は、誕生以来最も過酷な試練と変化を受けている。
我々は、直面する今日と未来とをいかに注視すべきなのか。環境汚染は国際化し、東南アジア各国でも、同様に様々な環境問題に直面している。もはや一国・一地域の問題ではない。環境汚染の国際化に対応するために、各国・各地域の共同協力が必要なのである。
中日両国の環境保護の持続的発展は、東アジア全域の発展に対して非常に重要である。生態環境を保護し、地域間での持続的発展を促進し、環境保護の科学技術交流を強化することは、我々の共通認識、共通目標である。
中日友好国交35周年の佳節に、我々が北京に集い、恒久友好を継続させるのみならず、新しい歴史に責任を担うことが、更に重要である。
人類文明の明日のため、人類生存の未来のため、我々は厳粛に宣言する：
協力を強め、利を取り災いを避け、調和を構築し、持続的に発展し、地域間で共通認識を持ち、共に未来を創造する。 |
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| 以上 |
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