2008年6月18日
各 位
旭化成ケミカルズ株式会社
旭化成エヌエスエネルギー株式会社
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木質バイオマス発電への取り組みについて
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旭化成グループでは、あらゆる事業活動に伴う環境負荷を低減し、地域、地球環境の保全に努めております。
このたび、温室効果ガスを削減し、地球温暖化防止にさらに寄与するため、旭化成エヌエスエネルギー株式会社（本社：宮崎県延岡市、社長：野村 伸雄）延岡発電所で木質バイオマス発電に取組むことになりましたのでお知らせいたします。
旭化成エヌエスエネルギー延岡発電所において、樹皮、間伐材や木屑等を加工したバイオチップ、バイオペレット（※）等の木質バイオマスを石炭と混焼するための発電設備の改良工事を行っておりました。設備改良が2007年12月に完了し、2008年1月よりバイオチップによる燃焼試験をしております。今後、樹皮等未利用バイオマス資源をペレット化したバイオペレットによる燃焼試験を行い、8月より木質バイオマスと石炭の混焼を開始いたします。
当初は石炭に木質バイオマスを約10,000t/年（熱量等価比約2％、重量比約3％）を混焼させることで、これまでの旭化成エヌエスエネルギー延岡発電所でのCO2発生量の2％相当分、約15,000t/年のCO2排出量削減効果があります。
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| ※ |
バイオチップは、主に間伐材や木屑等を細かく（20mm程度）粉砕したもの。
バイオペレットは、バイオチップを乾燥し、円柱状に圧縮成型したもの。 |
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| 【旭化成エヌエスエネルギー延岡発電所の設備概要】 |
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（1） |
設備所在地 |
： |
宮崎県延岡市旭町4-3400-1（旭化成ケミカルズ 延岡動力部内） |
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（2） |
運転開始 |
： |
2006年7月 |
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（3） |
使用燃料 |
： |
石炭、木質バイオマス（バイオチップ、バイオペレット等）
木質バイオマスを熱量等価比約5％、重量比約7.5％まで混焼可能 |
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（4） |
設 備 |
： |
蒸気 355t/h 電気 50,000KW |
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| ＜ご参考＞ |
| 旭化成エヌエスエネルギー株式会社概要 |
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（1） |
本社所在地 |
： |
宮崎県延岡市旭町4-3400-1 |
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（2） |
代 表 者 |
： |
代表取締役社長 野村 伸雄 |
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（3） |
出資構成 |
： |
旭化成ケミカルズ（株） 61％ 新日鉄エンジニアリング（株） 39％ |
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（4） |
設立年月日 |
： |
2004年7月 |
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（5） |
資 本 金 |
： |
10百万円 |
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| 以上 |
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