2009年4月1日

各 位
旭化成ケミカルズ株式会社


木質バイオマス発電設備の新設計画について
 

 旭化成グループでは、あらゆる事業活動に伴う環境負荷を低減し、地球環境保全に努めております。

 このたび、旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都、社長:坂本 正樹)では、同社エネルギー総部延岡動力部第2火力発電所内に、木質バイオマス発電設備を新設することになりましたのでお知らせいたします。

 この木質バイオマス発電設備により、蒸気と電気を弊社グループの各工場へ供給する計画です。これにより、従来の重油を燃料としたボイラーと石炭を燃料とした発電設備の一部を停止し、木質バイオマスへの燃料転換を図ります。新発電設備では、木質バイオマスを熱量換算で60%以上(約10万t/年)混焼させる予定です。この結果、現在、延岡動力部で排出している温室効果ガスの15%相当分(約17万t/年)を削減することになります。

 当社グループでは、昨年6月より、旭化成エヌエスエネルギー株式会社(本社:宮崎県延岡市旭町、社長:野村 伸雄)延岡発電所にて、一部木質バイオマス発電に取り組んでまいりましたが、今回の新設により、地球温暖化防止へ向けさらに温室効果ガスの削減に寄与したいと考えております。
 
(注) 木質バイオマス 林地残材や産業廃棄物とされる建築廃材等を破砕してチップ状にしたもの
 
【木質バイオマス発電設備計画の概要】
 
1. 設置場所 宮崎県延岡市中川原町5丁目4960番地
      (旭化成ケミカルズ(株)エネルギー総部延岡動力部第2火力発電所内)
2. 設備概要 蒸気---80T/h、電気---14,000kw
3. 使用燃料 木質バイオマス 60%以上、石炭 40%程度を混焼
4. 着  工 2010年10月予定
5. 運転開始 2012年7月予定
 
以上
 

ニュース


ページ上部へ