2009年11月30日

各 位
旭化成ホームプロダクツ株式会社


食品保存に関する調査結果
 

 サランラップやジップロックなどを販売する旭化成ホームプロダクツ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:羽田研司)は、全国の男女1040名を対象に「食品保存に関する調査」を行ないました。
 
 
■調査概要
 
・調査手法 インターネットリサーチ サランラップ
・調査対象エリア 全国
・調査実施期間 2009年5月29日(金)〜2009年5月30日(土)
・調査対象者 全国1040名
    一人暮らしの男性(260名)、一人暮らしの女性(260名)、専業主婦(260名)、兼業主婦(260名)
   
   「おかずマネジメント力」とは、食品の保存方法を工夫したり、食材をストックしたりすることによって、計画的に食品を使い切ることを言います。今回、自身の“おかずマネジメント力”を自己評価してもらったところ、男女総合で平均66.6点という高い点数が得られました。

 中でも注目は、「一人暮らしの男性」の自己評価が女性に劣らず、62.8点と高かったことです。
女性だけでなく、一人暮らしの男性も節約や調理時間を短縮し自分の時間をうまく使うため、前日までに作り置きや下ごしらえをしていることがわかりました。

 最近ブームになっている、オフィスに弁当を持参してくる「弁当男子」現象にみられるように、不況などの背景から、一人暮らしの男性も自炊に対するモチベーションは上がりつつあるようです。
   
Q:ご自身の食品に関するマネジメント力を自己評価するなら何点ですか?
 
■一人暮らし男性は、平均62.8点(最低0点)
■一人暮らし女性は、平均66.9点(最低3点)
■専業主婦は、平均69.9点(最低20点)
■兼業主婦は、平均66.8点(最低5点)
 
  全体(人) 平均(点)
全体 1040 66.6
一人暮らし男性 260 62.8
一人暮らし女性 260 66.9
専業主婦 260 69.9
兼業主婦 260 66.8
   
Q:あなたが前日までに作り置き・下ごしらえをする理由は?
 
  前日までに作り置きする理由
(複数回答可)
節約のため 自分の時間を
うまく使うため
全体 52.6% 87.8%
一人暮らし男性 64.6% 77.2%
一人暮らし女性 61.9% 88.1%
専業主婦 46.7% 93.3%
兼業主婦 34.7% 92.6%
 
  前日までに下ごしらえする理由
(複数回答可)
節約のため 自分の時間を
うまく使うため
全体 39.4% 91.9%
一人暮らし男性 47.4% 86.8%
一人暮らし女性 46.8% 87.0%
専業主婦 37.7% 92.5%
兼業主婦 29.5% 98.7%
(n=352)   (n=246)
   
   
■おかずの用意の仕方=前日までに作り置き・下ごしらえする「自炊派男子」は意外に多い?!
   おかずをどのように用意するかを調べたところ、「当日に調理」すると答えた男性が96.2%と大多数を占める中で、「前日までに作り置き」する割合は30.4%、「前日までに下ごしらえ、当日調理」する割合は14.6%に上っています。
   
Q:あなたはおかずをどのように用意しますか? ※複数回答可
 
  (n=一人暮らし男性 260)  
  おかずの用意の仕方(一人暮らし男性)  
   
 
  (n=一人暮らし女性 260)  
  おかずの用意の仕方(一人暮らし女性)  
   
Q:あなたが前日までに作り置きする理由は? ※複数回答可
 
  (n=前日までに作り置きする男性 79)  
  前日までに作り置きする理由(男性)  
   
 
  (n=前日までに作り置きする一人暮らし女性 118)  
  前日までに作り置きする理由(一人暮らし女性)  
   
Q:あなたが前日までに下ごしらえする理由は? ※複数回答可
 
  (n=前日までに下ごしらえする男性 38)  
  前日までに下ごしらえする理由(男性)  
   
 
  (n=前日までに下ごしらえする一人暮らし女性 77)  
  前日までに下ごしらえする理由(一人暮らし女性)  
   
   
■残ったおかずの保存方法について
   食卓に出たおかずを100%としたとき、その22.2%が食べきれずに保存されていました。

 また一般的に残ったおかずの保存方法・保存場所は、男性・女性合わせて大多数の人は、「器などに入れてラップをして」、「冷蔵庫」の中に保存していることが分かりました。
   
Q:食卓に出たおかずを100%としたとき、食べきる割合・保存する割合・捨てる割合は?
 
  食卓に出たおかずを食べきる割合・保存する割合・捨てる割合 (n=全体 1040)
   
Q:食卓に出たおかずの残りを保存する理由は?
  (n=残ったおかずを保存する男女 421)
  残ったおかずを保存する理由(男女)
   
Q:食卓に出たおかずの残りを普段どのようにして保存しますか?
  (n=残ったおかずを保存する男女 421)
  残ったおかずの保存方法(男女)
   
Q:食卓に出たおかずの残りを普段どこで保存しますか?
  (n=残ったおかずを保存する男女 421)
  残ったおかずを保存する場所(男女)
   
   
■保存場所、氷温室(チルド室)の利用は30%以上!
   前日までに下ごしらえしたおかずの保存場所を調べたところ、「氷温室(チルド室)」を利用している人が31.3%を占めました。また前日までに下ごしらえしたおかずは、60%以上の人が「器などにいれてラップして」保存したり、「フタ付容器に入れて」保存していることがわかりました。
   
Q:前日までに下ごしらえしたおかずを普段どこで保存しますか?
  (n=前日までに下ごしらえをする男女 246)
  下ごしらえしたおかずを保存する場所(男女)
   
Q:前日までに下ごしらえしたおかずを普段どのようにして保存しますか?
  (n=前日までに下ごしらえをする男女 246)
  下ごしらえしたおかずの保存方法(男女)
   
   
 作り置きしておくと便利!なトマトソース 
  この料理にはこれが便利!電子レンジ加熱OK!ふちが広くて持ちやすいので、電子レンジへの出し入れがしやすく便利です。
  ■フレッシュトマトソース (調理時間20分)
 
フレッシュトマトソース
《材料》約2カップ分(約4人分)
トマト−−−3個(約450g)   こしょう−−−少々
玉ねぎ(みじん切り)−−−1/2個(100g)   ドライハーブミックス−−−少々
にんにく(みじん切り)−−−1かけ分   オリーブ油−−−大さじ1
塩−−−小さじ1    
   
 
1: トマトは横半分に切り、種をとり2cmのざく切りにする。
2: 「ジップロック コンテナー(角型・大)」にみじん切りした玉ねぎ、にんにくを入れ、コンテナーのフタをずらしてのせ、電子レンジ(500W)で約2分加熱する。
3: いったん取り出して、1のトマト、塩、こしょう、ドライハーブミックスを加え混ぜ、フタをずらしてのせ、電子レンジで約5分加熱する。
4: 再び取り出し、よく混ぜ合わせ、コンテナーのフタをずらしてのせ、電子レンジで約3分加熱する。加熱後、オリーブ油を加えてよく混ぜ合わせる。
   
《冷凍保存〜解凍》
「ジップロック フリーザーバッグ(中)」に1カップずつ小分けにして入れ、空気をできるだけ抜き、ジッパーをしっかり閉め、平らにして冷凍する。自然解凍または流水解凍する。
「ジップロック コンテナー(丸型・小)」に1カップずつ小分けにして入れ、フタをして冷凍する。自然解凍または電子レンジで解凍する。
 
使用例
(左)フレッシュトマトソースの冷製パスタ
(右)フレッシュトマトソースの牛しゃぶサラダなどに使用できます。
(レシピはホームページをご覧ください)
   
 
商品のパッケージに記載されている説明や注意事項をよくお読みの上ご使用ください。
600Wの電子レンジをご使用の際は、500Wの加熱時間に0.8をかけた時間が目安です。
   
   
 実践しよう!おかずマネジメント6ヶ条 
  おかずマネジメント6か条を実践して、「おかずマネジメント力」を身につけましょう。
   
 
第1条 ウィークリーメニューの勧め
第1条 ウィークリーメニューの勧め   1週間のメニューを考えて計画購入してみませんか。買い物に行ってからメニューを考えると、つい衝動買いをしたり、余分なものまで買ってしまうことも。外食したり、急ないただき物があってその日のメニューがこなせなかったら翌日に回すなど、ある程度気楽に考えながら、無理なく行なうのがポイントです。
     
第2条 作り置き、まとめづくりでエコ生活
第2条 作り置き、まとめづくりでエコ生活   たくさんつくった方がおいしいカレー。多めにつくって「ジップロック コンテナー」に入れ分けて、当座食べる分は冷蔵室へ、残りは冷凍室へ。作り置きは省力・省時間になるばかりでなく、一度につくれば光熱費も節約できて経済的です。
     
第3条 下ごしらえ保存で省スペース
第3条 下ごしらえ保存で省スペース   食材を買ってきたら、できるだけ下ごしらえしておきましょう。下ごしらえして「ジップロック コンテナー」「ジップロック ストックバッグ」で保存すれば、省スペース。ほうれん草などの葉物はサッとゆでてしまえばカサも減り、1〜2日なら冷蔵保存が可能です。また、セールで大量に買ったパック肉は、「ジップロック ストックバッグ」に入れ、タレや味噌で漬け込んでおけば、次の日には焼くだけです。次に使う時の手間が省け、省時間にもなりますね。
     
第4条 食品保存は回転率を上げて
第4条 食品保存は回転率を上げて   食材は長期間保存すると鮮度が落ち、栄養価や風味が損なわれてしまいます。また、野菜・果物に含まれるビタミンCも、時間と共に減少します。おいしく、無駄なく食べ切るために、食材はできるだけ計画的に購入し、回転率を上げましょう。
     
第5条 “煮物上手”は保存上手
第5条 “煮物上手”は保存上手   煮物は伝統的な日本のおかず。野菜を豊富に食べられる健康食として、家庭でもよく食卓にのぼります。しょうゆやみそなどの発酵調味料にはアミノ酸と糖が加熱によって反応してできる褐色色素が含まれ、強い抗酸化性を持っています。多めに作り、残りは「ジップロック コンテナー」で冷蔵保存。それ以降も保存するなら、「ジップロック コンテナー」ごと電子レンジで加熱すれば、雑菌が減り日持ちがよくなります。
     
第6条 週に1度は冷蔵庫の棚卸し
第6条 週に1度は冷蔵庫の棚卸し   冷蔵庫にはストック食材の他に、もう食べないであろう残りものも多数保存されていませんか?  そこで1週間に1回は冷蔵庫の整理をしてみましょう。ストックされた食材の二重買いを防いだり、残りものの活用ができて無駄がなくなります。
   
   
  ※ 「サランラップ」「ジップロック」は登録商標です。
 
 
以上
 
 

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