2009年4月15日

各 位
旭化成ファーマ株式会社



「フリバス」の韓国におけるライセンス契約締結に関して
 

 旭化成ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:稲田 勉)は、韓国東亞製薬株式会社(本社:大韓民国ソウル特別市、社長:キム・ウォン・ベエ、以下「東亞製薬」という)と、旭化成ファーマの前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤ナフトピジル(製品名「フリバス」)に関して、東亞製薬が、韓国における独占的開発・販売権を取得するライセンス契約を本年4月13日に締結しましたのでお知らせいたします。

 今後、東亞製薬は韓国において「フリバス」の新薬承認申請に向けて開発を進めます。

 旭化成ファーマは、泌尿器科領域で豊富な経験と実績を有する東亞製薬と提携することにより、韓国において「フリバス」の迅速で確実な普及を期待しています。
 
 
◆東亞製薬の概要
 
(1) 会社名 東亞製薬株式会社(Dong-A Pharmaceutical Co., Ltd.)
(2) 代表者 キム・ウォン・ベエ(Won-Bae Kim)
(3) 本 社 大韓民国 ソウル特別市
(4) 資本金 513億ウォン(約41億円)
(5) 事業内容 医薬品の製造、販売
(6) 売上高 7,203億ウォン(約576億円)(2008年1 -12月実績)
(7) 従業員 2,130名
 
<ご参考>
「フリバス」について
 
(1) 販売名 フリバス錠25mg、50mg、75mg
(2) 一般名 ナフトピジル
(3) 剤 形 錠剤
(4) 効能・効果 前立腺肥大症に伴う排尿障害
(5) 製造販売 旭化成ファーマ株式会社
 
※「フリバス」は登録商標です。
 
<用語解説>
1. 前立腺肥大症に伴う排尿障害
   前立腺肥大症は、男性高齢者に多く発症する疾患で、膀胱の下にある尿道を取り囲む男性特有の臓器である前立腺が肥大する疾患です。前立腺肥大症を発症し尿道が圧迫される際に現れる、尿が出にくい、夜間頻尿などの不快な症状が前立腺肥大症に伴う排尿障害と呼ばれています。高齢化社会が進む昨今では患者数が急増しており、高齢者のQOL向上の観点から治療の重要性が増しています。
 
2. ナフトピジル(一般名)
   前立腺肥大症に伴う排尿障害の発症に関与している前立腺・尿道のα1受容体を遮断することにより前立腺・尿道平滑筋の収縮を抑制するα1受容体遮断剤。尿道を広げて排尿障害による不快な症状を改善させる効果があります。
 
 
以上
 
 

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