2011年1月25日
各 位
旭化成ケミカルズ株式会社
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韓国でのアクリロニトリルプラントの増設について |
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旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:坂本 正樹)は、このたび、韓国におけるアクリロニトリル(以下AN)の増設を決定しましたので、お知らせします。 |
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1. 主旨 |
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当社のAN事業は、今後成長が見込まれるアジア市場においてNo.1、世界でもNo.2の生産能力を有しており、旭化成グループとしてもグローバル拡大事業として重点的に経営資源を投入し、積極的に拡大していく方針です。
ANの世界需要は堅調な成長が見込まれており、その中でも特に韓国、台湾、中国を主体とするアジア市場では順調な需要拡大が予想されています。こうした需要拡大に対する供給能力の強化のため、このたび韓国におけるAN設備能力の増強を決定しました。今回増設するプラントは24万5,000トン/年という大型プラントであり、さらに当社の最新技術を採用することにより、高い競争力を有するプラントとなります。
当社のAN現有生産能力は、日本45万トン/年(水島30万トン、川崎15万トン)、韓国30万トン/年の合計75万トン/年、さらにタイにおいて、PTT Asahi Chemical Company Limited (タイPTT Public Company Limitedおよび丸紅株式会社との合弁会社)での20万トン/年の大型プラントが建設中であり、本年央には稼動を開始する予定です。タイの新プラントの稼動に加え、今回の韓国における大型増設により、当社のAN事業は世界No.1のポジションに向けて大きく前進します。 |
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2. AN増設計画概要 |
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(1)立 地 |
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韓国 東西石油化学蔚山(ウルサン)工場敷地内 |
(2)生産能力 |
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AN 24万5,000トン/年
本件増設後のAN総生産能力:119万5,000トン/年(水島30万トン、川崎15万トン、韓国54万5,000トン、タイ20万トン) |
(3)工 期 |
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2011年5月着工、2013年1月商業運転開始 |
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<ご参考> |
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東西石油化学株式会社の概要 |
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会社名 |
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東西石油化学株式会社(Tongsuh Petrochemical Corp., Ltd.) |
所在地 |
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大韓民国蔚山広域市 |
社 長 |
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許 宗弼(Huh Jong-Pil) |
資本金 |
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506億ウォン(約40億円) |
出資比率 |
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旭化成株式会社100% |
事業概要 |
: |
AN(現有生産能力30万t/年)、青化ソーダ(同4万t/年)、他 |
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以上 |
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