不動産関連事業を統合し、新たに旭化成不動産レジデンス(株)としてスタート
(不動産関連事業の再編について)

2011年9月27日
旭化成ホームズ株式会社
旭化成不動産株式会社

 旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:平居 正仁)は、さらなる不動産関連事業の拡大を目的に、同社開発営業本部の行う開発事業を、会社分割の手法により2011年10月1日付けで同社の100%子会社で賃貸事業及び不動産流通事業を行う旭化成不動産株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:渡辺 衛男)へと統合します。同時に、旭化成不動産は30億円の増資を実施するとともに、商号を旭化成不動産レジデンス株式会社へと改称し、都市の住まいと資産の問題に、ワンストップでベストソリューションを提供するオンリーワンの会社を目指して参ります。

Ⅰ. 目的と経緯
 旭化成ホームズでは、これまで同社の開発営業本部にて宅地分譲やマンション分譲といった開発事業を行ってきました。近年では、等価交換事業・マンション建替え事業・法定再開発事業を中心としたマンション分譲事業が「アトラス」ブランドとして順調に推移しております。一方、旭化成不動産は旭化成ホームズの供給する賃貸住宅(ヘーベルメゾン)の家賃保証を行う賃貸管理部門、新築の顧客への土地斡旋や資産売却、既存のヘーベルハウスの流通を担う「ストックヘーベルハウス」事業を行う仲介部門の両部門を中心に堅調に業績を伸ばしています。
 このような状況下、旭化成ホームズ(株)では本年度新たな中期経営計画を策定し、旭化成ホームズグループの事業を新築請負事業・不動産関連事業・リフォーム事業の3つの事業領域に区分し、不動産関連事業については開発事業と賃貸事業・仲介事業等不動産流通事業の合計で売上高1,000億円を目指すこととなりました。これを受け、この4月には旭化成ホームズ内に不動産新会社設立準備室(室長:渡辺 衛男)を設置し、当社不動産関連事業のあり方について検討を重ねてきました。
 今回の統合により、これまで旭化成ホームズと旭化成不動産に分散していた不動産関連情報の一元化が実現するとともに、都市再開発事業および賃貸事業・不動産流通事業のそれぞれに蓄積されたノウハウ・人材が融合することで、都市部における資産(土地)活用への対応力が一層強化され、より魅力のある都市の住まいを創出する多様な事業提案が可能となり、今後の一時保有事業や付加価値型集合住宅事業などへの展開の加速が期待されます。

<ご参考>
1. 2011年9月30日までの不動産関連事業

■旭化成ホームズ株式会社

本社 東京都新宿区西新宿1-24-1
代表者 代表取締役社長 平居 正仁
資本金 32.5億円(2011年3月末現在)
事業内容 新築請負事業、都市開発事業など
売上高 4,092億円(2011年3月期 連結)
−上記会社における不動産関連事業詳細−
部署名 開発営業本部
本部長 進 政裕
事業内容 分譲マンション「アトラス」シリーズの開発、販売
戸建分譲「ヘーベルタウン」シリーズの開発、販売など
売上高 237億円(2011年3月期)

■旭化成不動産株式会社

本社 東京都新宿区西新宿2-3-1
代表者 代表取締役社長 渡辺 衛男
資本金 2億円(2011年3月末現在)
事業内容 賃貸管理業、不動産仲介業など不動産流通業全般
売上高 404億円(2011年3月期)

2.2011年10月1日以降の不動産関連事業
■旭化成不動産レジデンス株式会社

本社 東京都新宿区西新宿2-3-1
代表者 代表取締役社長 渡辺 衛男
資本金 32億円(2011年10月1日付で30億円の増資実行)
事業内容 不動産開発事業、不動産流通事業など不動産関連全般

<今後の計画>
2015年度売上高1,000億円を計画

3.新社名ロゴ

AsahiKASEI 旭化成不動産レジデンス

4.事業構成イメージ図

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以上

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