「サランラップ」新工場の竣工について

2012年5月25日
旭化成ケミカルズ株式会社

 旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小林 友二)は、鈴鹿事業場(三重県鈴鹿市)にて建設を進めてきた家庭用食品包装用ラップフィルム「サランラップ」の新工場がこのたび完成し、本日、竣工式を行うとともに生産を開始しましたので、お知らせします。

1.背景

 「サランラップ」は、1960年の発売以降、「水分を通しにくい」「におい移りしにくい」「密着性がよい」などの性能が高く評価され、家庭用食品包装用ラップフィルムとして国内トップシェアを有しています。
 一方、当社鈴鹿事業場にある従来の工場は、操業開始から50年を経過していたことから、同敷地内での新工場の建設を決定し、2010年7月より建設工事を進めてきました。今後、新工場への「サランラップ」の生産の切替えを進め、更なる生産性の向上と品質管理の一層の強化を図っていきます。
 当社は、今後もお客様に安心してご使用頂ける「サランラップ」の生産、販売を通じて、「世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献する」という旭化成のグループ理念を実現していきます。

2.新工場の概要

(1)工場立地 : 三重県鈴鹿市(旭化成ケミカルズ株式会社 鈴鹿事業場内)
(2)工期 : 2010年7月着工、2012年5月竣工
(3)生産能力 : 非公表
(4)投資額 : 約44億円
(5)特徴 : 外壁に耐震性・耐火性に優れた軽量気泡コンクリート「へーベル」を使用していることに加え、当社が開発した長期耐久性・防汚性に優れた光コーティング「デュラ光」による外装塗装や、省エネ性能に優れるLEDを使用した外観照明など、最新の技術を採用しています。

新工場外観
新工場外観

以上


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