タイにおけるAN・MMA新工場竣工式開催のご報告

2013年2月13日
旭化成ケミカルズ株式会社

 旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小林 友二)では、この度、タイのアクリロニトリル(AN)及びメチルメタクリレート(MMA)の新工場が本格稼働を開始し、本年2月11日、竣工式を現地にて執り行いましたので、お知らせします。

1.経緯

 当社のAN事業は、今後成長が見込まれるアジア市場においてNo.1、世界でもNo.2の生産能力を有しており、グローバルリーディング事業として今後も積極的に成長需要を取り込んでいく方針です。また、MMA事業についても、国内のみならず成長市場であるアジアでの拡販及びシェアの拡大を図っています。

 これらの一環として、これまでタイにおいて、PTT Public Company Limited(PTT)と丸紅株式会社との合弁会社PTT Asahi Chemical Company Limitedを設立し、世界初となるプロパンを原料としたAN新工場及びAN製造時に副生する青酸を活用したACH法MMA新工場の建設を進めてきましたが、この度、両工場が本格稼働を開始しました。

2.竣工式概要

(1)開催日 2013年2月11日
(2)出席者 タイ国エネルギー大臣顧問   Lattasanya Piansomparn氏
PTT   Pailin Chuchottaworn社長
在タイ王国日本大使館   岩間 公典公使
旭化成   藤原 健嗣社長
旭化成ケミカルズ   小林 友二社長 他 合計約450名

3.工場概要

(1)会社名 PTT Asahi Chemical Company Limited
(2)社長 橋爪 宗一郎
(3)工場立地 タイ国ラヨーン県マプタプット工業区内
(4)生産能力 AN(プロパン法)   年産20万トン
MMA(ACH法)   年産7万トン
硫安   年産16万トン
(5)工期 2008年6月着工、2012年10月稼動開始、2013年1月商業運転開始
(6)出資比率 旭化成ケミカルズ 48.5%、PTT 48.5%、丸紅3.0%

現地での竣工式の模様
現地での竣工式の模様

AN新工場外観
AN新工場外観

以上


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