タイにおけるスパンボンド不織布新工場竣工式開催のご報告

2013年2月13日
旭化成せんい株式会社

 旭化成せんい株式会社(本社:大阪市北区、社長:高梨 利雄)では、タイにおけるスパンボンド不織布の新工場建設を進めていましたが、昨年11月より商業運転を開始し、本年2月12日に竣工式を現地にて執り行いましたので、お知らせします。

1.経緯

 当社では、スパンボンド不織布について、1973年の事業開始以来「エルタス」ブランドを中心に多岐にわたる用途展開による事業拡大を進めています。その一環として、アジア各国で需要が急増している紙オムツを中心とした衛生材料市場の拡大に対応するため、タイにおけるスパンボンド不織布の製造販売会社としてAsahi Kasei Spunbond (Thailand) Company Limited(AKST)を設立し、新工場の建設を進めてきましたが、この度、本格稼働を開始しました。

 今後、AKSTによる現地ニーズへの迅速な対応と安定的な製品の供給を通じて、日系衛生材料メーカーを中心としたアジアにおける生産拡大を強力にサポートするとともに、当社におけるアジア市場でのプレゼンスの更なる拡大を図っていきます。

2.竣工式概要

(1)開催日 2013年2月12日
(2)出席者 タイ国チョンブリ県   Komsan Ekkachai知事
旭化成   藤原 健嗣社長
旭化成せんい   高梨 利雄社長 他 合計約150名

3.工場概要

(1)会社名 Asahi Kasei Spunbond (Thailand)Company Limited
(2)社長 吉岡 亮二
(3)立地 タイ国 チョンブリ県シラチャ(サハ工業団地内)
(4)生産品目 ポリプロピレン(PP)スパンボンド不織布
(5)設備能力 第一期 年産2万トン
(6)工期 2011年9月着工、2012年9月完工、2012年11月商業生産開始
(7)出資比率 旭化成せんい 90%、サハグループ※ 10%
  ※同工業地区を所有するタイの有力企業グループ。

現地での竣工式の模様
現地での竣工式の模様

スパンボンド不織布新工場外観
スパンボンド不織布新工場外観

以上


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