米国ZOLL Medical Corporationの買収におけるSubsequent Offering Period終了について

2012年4月26日
旭化成株式会社

 旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:藤原 健嗣)は、米国の救命救急医療機器大手であるZOLL Medical Corporation(本社:米国マサチューセッツ州、CEO:Richard A. Packer、米国NASDAQ上場:ZOLL、以下「ゾール・メディカル社」)の全発行済普通株式に対して、当社の米国子会社(以下「本SPC」)による1株あたり93米ドルでの株式公開買付け(以下「本公開買付け」)について、本公開買付けの当初買付け期間(米国東部時間 2012年3月26日から4月20日24時)に応募されなかったゾール・メディカル社の株主に向けて設定した、当初買付け期間後のSubsequent Offering Period(※1)(米国東部時間 2012年4月23日から4月25日24時)が終了しましたので、お知らせいたします。
 2012年4月25日24時(米国東部時間)のSubsequent Offering Period終了時点で、当初買付け期間の応募分も含め、ゾール・メディカル社の発行済株式総数の約93.05%に相当する20,745,382株の応募がありました。
 本SPCは、2012年4月26日(米国東部時間)、マサチューセッツ州会社法の規定により、本SPCを消滅会社、ゾール・メディカル社を存続会社とする略式合併(Short Form Merger、株主総会を要しない合併手続き)を行います。これにより、本公開買付けに応募されなかったゾール・メディカル社株式は、ゾール・メディカル社、当社、本SPC又はこれらの直接若しくは間接の子会社が保有する株式及びマサチューセッツ州会社法に基づく価格評価請求権が行使された株式を除いて、本公開買付けにおける買付け価格と同額の1株あたり93米ドルの現金を受け取る権利に転換されます。
 本合併により、ゾール・メディカル社株式のNASDAQ市場での取引は停止され、また米国1934年証券取引所法に基づく報告義務も停止されます。本合併後、ゾール・メディカル社は当社の100%連結子会社となり、現在のゾール・メディカル社の経営陣も引き続き経営に携わります。

※1 Subsequent Offering Period
初期公開買付け期間が終了した後、初期公開買付け期間終了前に応募しなかった株主に対して、引き続き株式の応募の機会を提供する期間を設定する制度です。

将来に関する記述の注意事項

 本プレスリリースには、改定後の米国1933年証券法27条Aおよび1934年証券取引所法21条Eで規定される「将来に関する記述」が一部含まれています。当社およびゾール・メディカル社は、これら「将来に関する記述」に、「考えます」、「場合があります」、「可能性があります」、「するつもりです」、「可能性があり得ます」、「あり得ます」、「可能性が高いです」、「はずです」、「見込みです」、「意向です」、「計画です」、「予測します」、「継続します」等の言い回し、その否定形、これらと同様の表現や将来的な日付を使用しています。本プレスリリースに含まれる「将来に関する記述」にゾール・メディカル社買収案件(以下「本案件」)成立後の当社によるゾール・メディカル社事業の運営、将来的な事業運営に関する記述、ゾール・メディカル社の事業の方向性および成果に関する記述が含まれますが、これらに限定されるものではありません。こうした記述は、一般に、将来予測に内在するリスクおよび将来予測の不確実性により受ける影響を免れず、したがって多数のリスクや不確実性により、実際の結果が現在の予測と大きく乖離する可能性があります。予測との乖離をもたらすリスクや不確実性として以下の事項が挙げられます。 1) 従業員、顧客、ベンダーその他取引先との関係維持を困難にするような取引により引き起こされる混乱による影響 2) その他当社またはゾール・メディカル社のコントロールが及ばない業界、経済情勢または政治情勢がゾール・メディカル社の事業に及ぼす影響 3) 本案件にかかる費用 4) 既存または偶発債務 5) ゾール・メディカル社が米国証券取引委員会に提出した書類に記載されているその他リスクや不確実性。これには、ゾール・メディカル社の直近の有価証券報告書 (Form 10-K) および四半期報告書 (Form 10-Q) の『リスク要因(Risk Factor)』に記載されている内容、当社と当社の100%子会社である本SPCが提出した公開買付書類、ゾール・メディカル社が提出した意見表明書に記載されている内容が含まれます。当社もゾール・メディカル社も、法令により明示的に要求される場合を除き、新たに入手した情報、将来の情勢その他将来発生する事象によって「将来に関する記述」を更新する義務を負わないものとします。本発表における「将来に関する記述」はすべて、この注意事項に従うものとします。

以上


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