シンガポールS-SBR新工場 竣工式開催のご報告

2013年7月12日
旭化成ケミカルズ株式会社

 旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小林 友二)は、本年4月よりシンガポールにおいて稼働を開始した、省燃費型高性能タイヤ向け溶液重合法スチレンブタジエンゴム(以下「S-SBR」)新工場の竣工式を、7月11日に現地にて執り行いましたので、お知らせします。

1.経緯

 省燃費型高性能タイヤ(エコタイヤ)は、新興国でのモータリゼーションの進展によるタイヤ生産の拡大や、世界的なタイヤに対する環境規制の強化などを背景に、アジアを中心に急速な市場拡大が見込まれています。

 当社のS-SBRは、独自の技術開発により、タイヤの省燃費性とウェットグリップを高次元でバランスさせながら、耐摩耗性や操縦安定性も同時に改良することを可能にしており、エコタイヤに最適な材料として国内外のお客様から高い評価を頂いています。

 この度、シンガポールにて建設を進めてきたS-SBR新工場の第1系列が竣工し、本年4月より商業運転を開始しました。また、同工場の第2系列にも着工しており、2015年前半の稼働開始を予定しています。当社はS-SBR事業をグローバルリーディング事業として積極的に拡大していく方針であり、シンガポールに続く、更なる海外工場の新設も検討中です。

2.竣工式概要

(1)開催日 2013年7月11日
(2)出席者 シンガポール通商産業省   Lee Yi Shyan上級国務大臣
シンガポール経済開発庁   Julian Ho 副次官
在シンガポール日本国大使館   鈴木 庸一 大使
旭化成   藤原 健嗣社長
旭化成ケミカルズ   小林 友二社長 他 合計 約250名

3.工場概要

(1)会社名 Asahi Kasei Synthetic Rubber Singapore Pte. Ltd.
(2)社長 紺野 茂紀
(3)工場立地 シンガポール ジュロン島 テンブス地区
(4)生産品目 省燃費型高性能タイヤ向け溶液重合法スチレンブタジエンゴム
(5)生産能力 第1系列 年産5万トン(2011年6月着工、2013年4月商業運転開始)
第2系列 年産5万トン(2013年4月着工、2015年前半稼動予定)
(6)出資比率 旭化成ケミカルズ(株) 100%

以上


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