多様な天井高の室内空間と木質感溢れる内・外装を搭載した寄棟屋根のモデル
「HEBEL HAUS GRANDESTA(ヘーベルハウス グランディスタ)」を
ラインアップ

2014年01月21日
旭化成ホームズ株式会社

 旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都 新宿区、代表取締役社長:平居 正仁)は、昨年11月に販売を開始した「NEXT HEBEL HAUS新大地」について、新たに開発された多様な天井高による豊かな室内空間構成と寄棟屋根の小屋裏空間を最大限に活用し、木質感溢れる内・外装仕様を搭載したモデルを「HEBEL HAUS GRANDESTA(ヘーベルハウス グランディスタ)」と名付けて本年1月よりラインアップに加えましたので、お知らせいたします。

 今回の商品は、都市部及び近郊の比較的ゆとりのある敷地での建替え層に向けて提案する、グレード感を訴求した寄棟2階建てモデルです。特長は、「NEXT HEBEL HAUS」シリーズで開発された1階と2階をつなぐ中間階「クロスフロア」をはじめとする多様な層構成を備え、屋根構造の見直しにより可能となった小屋裏部を勾配天井やロフト(小屋裏収納)として室内空間に取り込むことで、強靱な鉄骨躯体が叶える伸びやかで開放的な空間の中に、上質な集いの場や落ち着きのある個人の居場所など多様な空間を創出し、一層の心地よさを提案していることです。

 具体的には、1階にダウンフロアと折り上げ天井により2.9メートルの天井高を確保したゆとりあるリビングや「クロスフロア」下部を利用したこもり感のある和室を提案し、中間階「クロスフロア」は吹き抜けの勾配天井と一体化して天井高約4メートルの開放的な家族のライブラリー空間とするなど、豊かで魅力ある空間を実現しています。

 また、インテリアには上質感と落ち着きを与える木貼の壁材や天井材など木質系のアイテムを採用し、外部空間にも木目柄の軒天で半屋外空間を生み出すシステムキャノピーや木調のアルミ手すり、ルーバースクリーンをアクセントとするなど、ヘーベルハウスらしい力強さに柔らかさを加えた内・外装を提案しています。

HEBEL HAUS GRANDESTA(ヘーベルハウスグランディスタ)外観
HEBEL HAUS GRANDESTA(ヘーベルハウスグランディスタ)外観

1.背景

 当社では従来、耐震性や耐火性といった都市型住宅としての強みを活かし、都市部の建替えを中心に事業を展開してきました。その結果、近年では敷地対応力が高く、太陽光発電設備の搭載に適した陸屋根の商品が、販売する戸建低層住宅商品の8割程度を占めるようになっています。今回の商品は、都市部や近郊における敷地面積や資金計画に比較的ゆとりのあるお客様に向けて、寄棟屋根を持つ商品の強化を目指したものです。

 昨年11月に発売した「NEXT HEBEL HAUS 新大地」で開発された1階と2階をつなぐ中間階「クロスフロア」と、屋根構造の見直しによって実現した小屋裏空間の利用などを組み合わせることでより開放的な空間を備え、且つ、内装・外装に木調アイテムを搭載したスペックの商品を新たに「HEBEL HAUS GRANDESTA(ヘーベルハウス グランディスタ)」と名付けラインアップすることで、寄棟屋根商品の訴求力を高め、より幅広い層に向けた販売の強化を目指すものです。

2.商品の特徴

(1)X‐SHIFT(クロスシフト)プランニングシステムが実現する「2階建て5層空間」

 「NEXT HEBEL HAUS」で取り入れた、多様な床・天井の高さで空間を構成し、それらの空間を仕切らずに斜めに(クロス)に繋ぐプランニング手法により、層をまたいで視線が伸びることでこれまでにない開放感を実現しました。今回は更に屋根構造を見直すことで実現した屋根裏空間をもう1層加え、2階建てでありながらそれぞれ異なる5層の空間を実現した独創性のある住まいとしました。

勾配屋根部も含め5層の空間を実現
勾配屋根部も含め5層の空間を実現

<勾配空間を組み合わせたクロスフロアライブラリ>

勾配空間を組み合わせたクロスフロアライブラリ
勾配空間を組み合わせたクロスフロアライブラリ

 2階の床を80センチ下げたクロスフロア上の小屋裏空間を、天窓付の勾配天井による吹き抜けとして取り込み、4メートルを超える天井高のダイナミックで特別な空間を実現しています。この空間を住まいの中心に位置させ、家族が集うライブラリスペースとしました。視線のズレによって生まれる個人の落ち着きある居場所としながらも、吹き抜けを介して1階のキッチンや2階の子ども部屋の気配も感じることができます。

<勾配空間を収納として利用するロフト>

収納スペースとして利用したロフト
収納スペースとして利用したロフト

 勾配天井の小屋裏部は、ALCコンクリートの床を活かして、小屋裏収納(ロフト)として安心して利用することもできます。大型の収納スペースとしての利用など都市部において効率的な室内空間を実現しています。

<最大3メートルの天井高を可能とする1階リビング空間>

天井高が最大3メートルも可能な1階リビング空間
天井高が最大3メートルも可能な1階リビング空間

 ダウンフロアと折り上げ天井を使用する事で天井高2.9メートル(階高アップ仕様の場合3メートル超)のリビングを実現するとともに、木調インテリアの採用で空間に落ち着きを演出しました。低い目線で庭を眺めつつ高い天井を見上げることが出来る贅沢なくつろぎの空間となっています。

<クロスフロア下の和室>

 クロスフロア下部の空間にダウンフロアを採用することで、通常より高さを抑えて「こもり感」のある空間を演出しています。床に座る和室なので、天井高の低さを感じず、それでいて静かな趣のある時間を感じることが出来ます。

こもり感のあるクロスフロア下の和室
こもり感のあるクロスフロア下の和室

(2)あたたかで重厚なインテリアスタイルと外観

<インテリアスタイル「ウッディモダン」>

 ゆとりのある住まいに相応しく、本物志向のお客様に受け入れやすい様に、あたたかで重厚、リゾートの様なくつろぎを感じられる、グレード感の高いインテリアとしました。具体的には木調の3つのキーアイテム「木貼壁材」「木貼天井材」「格子パネル」により、上質で厚みのある空間を実現します。


木貼の天井材や壁材、格子パネルで落ち着きを持たせながらもモダンな空間を提案

<重厚感にあたたかみを加えた外観>

 ヘーベルハウスが元来持っている力強さに、上品な柔らかさを加える木調の外装アイテム「木目柄軒天」「軒下ルーバースクリーン」「木調横桟手摺」を採用しました。キャンティベランダと続くシステムキャノピーに、木目柄軒天を組み合せることで深く落ち着きある軒下空間を生み出し、柔らかな光や四季の景色を取り込みます。

水平なシステムキャノピーが印象的な外観
水平なシステムキャノピーが印象的な外観

アクセントとなる木調の手すりや軒天
アクセントとなる木調の手すりや軒天

■プロトプラン平面図

1階

2階、小屋裏側

商品概要

(1)構造   ハイパワード制震ALC構造
(2)本体価格   今回提示のプロトプランで本体価格5,100万円
(3)販売地域   関東、東海、関西、山陽一部、九州北部
(4)発売日   2014年1月
(5)展示場   住宅総合技術研究所(静岡県)

以上


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