嘉納治五郎杯国際柔道大会

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100kg超級で高井、初優勝!!

100kg超級 高橋、準優勝!

66kg級 内柴、惜しくも準優勝!

73kg級で高松、三位入賞!

1月14日・15日の両日、東京都、日本武道館において嘉納治五郎杯国際柔道大会が開催され、当部より4階級5名の選手が出場しました。

大会初日、66kg級に出場しました内柴正人が決勝戦で惜しくも敗れ準優勝。

同日、73kg級で出場しました高松正裕が三位入賞を果たしました。

大会2日目、100kg超級に出場しました高井洋平、高橋宏明が順当に勝ち上がり決勝戦で対戦。高井がカイロ世界柔道選手権大会、銅メダルの実力を見事に発揮し初優勝を果たしました。

90kg級で出場しました、斎藤制剛は2回戦敗退し、敗者復活戦に回りましたが、敗者復活2回戦で惜しくも敗れ、上位入賞を果たす事はできませんでした。

今大会、出場予定だった泉は、怪我の為、欠場しました。

66kg級

1回戦

内柴正人 一本
(横四方固)
クズイエフ
(RUS)

2回戦

内柴正人 一本
(横四方固)
チェ・ミンホ
(KOR)

準決勝

内柴正人 一本
(小外掛)
小山田
(JPN)

決勝

内柴正人 技有
(朽木倒)
秋本
(JPN)

内柴は、1回戦、クズイエフ(RUS)、2回戦、チェ・ミンホ(KOR)との対戦は相手を巧みに返し得意の寝技で勝利し、準決勝へ。

続く準決勝、小山田選手と対戦、試合開始より内柴が積極的に攻めていたが試合中盤、小内刈を不用意に受けてしまい「技有」を奪われてしまう。しかし、慌てることなく落ち着き、積極果敢に攻める。 試合終了間際、相手が下がったところに 合わせて小外掛を掛けると見事に決まり「一本」勝ち。

続く決勝戦、昨年の講道館杯で優勝している秋本選手との対戦。試合開始より激しい攻防が続く。試合中盤、消極的な相手に「指導」があたえられ、「効果」ポイントで先行する。試合終盤まで激しい組手争いが続く。試合終盤、フェイントからの朽木倒しで「技有」を奪われてしまい、ポイントをリードされる。何とか挽回しようと果敢に攻めるも試合終了となり、惜しくも「優勢負け」を喫してしまい、準優勝に終わった。

結果

優勝 秋本 啓之(JPN)
2位 内柴 正人(JPN)
3位 ツァガンバータル(MGL)
3位 イ ジェミン(KOR)

73kg級

1回戦

高松正裕 一本
(大外刈)
チョウ
(HKG)

2回戦

高松正裕 一本
(横四方固)
マルゴシビリ
(GEO)

3回戦

高松正裕 有効
(横四方固)
ジュラコブルク
(UZB)

準決勝

高松正裕 効果
(双手刈)
イ・ウォンヒ
(KOR)

3位決定戦

高松正裕 有効
(小内刈)
園田
(JPN)

高松は、1回戦、チョウ選手(HKG)に大外刈で「一本」勝ち。

2回戦、マルゴシビリ選手(GEO)  3回戦、ジェラコブルク選手(UZB)共に横四方固で「一本」勝ちし、勢いに乗っての準決勝進出。

準決勝、アテネオリンピック金メダリスト、イ・ウォンヒ選手(KOR)との対戦。試合早々、組際に双手刈で「効果」を奪われてしまう。その後、ポイントを奪い返そうと果敢に前に出るも相手の守りは堅くポイントを奪えない。

試合終了間際、相手が腹這になったところを、巧みに返して抑え込むも2秒で逃げられてしまう。その後も攻める姿勢を見せる高松だったが試合終了なり、惜しくも優勢負けを喫してしまい、3位決定戦に回った。3位決定戦、園田選手(JPN)との対戦。試合開始より高松が積極的に攻める。試合中盤、一瞬の隙をつき小内刈で「有効」を奪い、その後も果敢に攻め、高松ペースのまま試合終了。3位入賞を果たした

結果

優勝 ブルイレ(ITA)
2位 イ ウォンヒ(KOR)
3位 高松 正裕(JPN)
3位 金丸 雄介(JPN)

90kg級

1回戦

斎藤制剛 一本
(内股)
ヒドラー
(GBR)

2回戦

斎藤制剛 一本
(大外刈)
パク・ソヌ
(KOR)

敗者復活1回戦

斎藤制剛 一本
(横四方固)
バンデベング
(NED)

敗者復活2回戦

斎藤制剛 一本
カズシオナック
(BLR)

齋藤は、1回戦、ヒドラー選手(GBR)に得意の内股が見事に決まり「一本」勝ちし、勢いに乗るかと思われたが、続く2回戦、パク・ソヌ選手(KOR)との対戦。

齋藤は、試合開始より積極果敢に攻める。試合中盤、内股で「技有」を奪う。その後も齋藤のペースで試合が進むが試合終盤、相手の組際の大外刈を不用意に受けてしまい「一本」負けを喫してしまい、敗者復活戦へ回った。

敗者復活1回戦、バンデベング選手(NED)に横四方固で「一本」勝ちし、敗者復活2回戦、カズシオナック選手(BLR)との対戦。

齋藤は試合開始直後、払腰で「有効」を奪うが勢いあまって体制を崩し、相手に抑え込まれてしまう。何とか逃れるも「技有」を奪われポイントをリードされてしまう。ポイントを奪い返そうと果敢に前に出るも試合中盤、不用意に下がったところに朽木倒しを掛けられてしまい「技有」を奪われ、合技で「一本」負けを喫した。

結果

優勝 ファン ヒーテ(KOR)
2位 パク ソヌ(KOR)
3位 ツィレキーゼ(GEO)
3位 カズシオナック(BLR)

100kg超級

1回戦

高橋宏明 一本
(合技)
フバート
(GER)
高井洋平 一本
(送襟締)
ブイジスターズ
(NED)

2回戦

高橋宏明 一本
(内股)
キジラシビリ
(GEO)
高井洋平 技有
(大内刈)
ダングリエフ
(UZB)

準決勝

高橋宏明 技有
(隅落)
トメノフ
(RUS)
高井洋平 効果
(小外掛)
生田秀和
(JPN)

決勝

高橋宏明 一本
(大外刈)
高井洋平

高橋は、1回戦、フバート選手(GER)を合技で「一本」勝ち。

2回戦、キジラシビリ選手(GEO)に得意の内股で「一本」勝ちし、勢いに乗り準決勝進出。

準決勝の相手は強豪、トメノフ選手(RUS)との対戦。体力で勝る相手に組手で応戦する。試合中盤、小内刈で「有効」を奪われる。ポイントを奪い返そうと果敢に攻めると、徐々に高橋ペースで試合が進む。試合終盤、スタミナで勝る高橋が相手に圧力を掛け前に出る。下がったところにタイミング良く隅落しを掛けると相手は背中から落ち「技有」を奪い勝負を決める。ベテランらしい試合運びで決勝進出。

決勝戦は、高井との旭化成同士の対戦。

高井は、1回戦、ブイジスターズ(NED)を開始早々の送り襟締めで「一本」勝ち。

2回戦、タングリエフ(UZB)を大内刈、「効果」「有効」「技有」と一本こそ奪えなかったが圧倒的強さで下し、準決勝へ。

準決勝、生田選手(JPN)との対戦。試合開始から高井は積極果敢に攻めも決定的なポイントを奪えない。試合終了間際、勝負に出た高井が小外掛けで「効果」を奪い、決勝進出。

決勝戦は、高橋との旭化成同士の対戦。試合開始からお互い手の内を探る試合展開。試合中盤、高井が徐々にペースを掴む。試合終盤、大外刈で「効果」を奪う。尚も攻撃の手を緩めない高井は、試合終了間際、もう一度、大外刈に行けば見事に決まり「一本」勝ち。カイロ世界柔道選手権大会、銅メダルの実力を発揮し、嬉しい初優勝を飾った。

結果

優勝 高井 洋平(JPN)
2位 高橋 宏明(JPN)
3位 生田 秀和(JPN)
3位 トメノフ(RUS)

その他の階級の結果

60kg級

優勝 ペイシャー(AUT)
2位 チョウ ナムソク(KOR)
3位 米富 和郎(JPN)
3位 小川 武志(JPN)

81kg級

優勝 加藤 博剛(JPN)
2位 ソン デナム(KOR)
3位 小野 卓志(JPN)
3位 河原 正太(JPN)

100kg級

優勝 穴井 隆将(JPN)
2位 石井 慧(JPN)
3位 チャン ソンホ(KOR)
3位 ペータース(GER)

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