第49回九州柔道選手権大会

一覧へ戻る

高橋が安定した試合内容で2年連続5回目の優勝!!

村元!!敗者復活戦を勝ち上がり復活の3位入賞!!

大健闘!塘内、5位入賞で2年連続全日本出場!

3月11日(日)福岡県、福岡武道館において、第49回九州柔道選手権大会が開催され、九州8県36名の選手が出場して行われました。当部より、高橋宏明、村元辰寛、塘内将彦、松山毅、河野誠、大鋸新の6名が宮崎県代表として出場し、全日本柔道選手権大会への出場枠5枠をかけて試合に臨みました。

高橋が安定した試合内容で2年連続5回目の優勝を飾り、村元が3回戦で敗れるも敗者復活戦を全試合一本勝ちの圧倒的強さで勝ち上がり3位入賞を果たし、2年ぶりの全日本出場を決めました。塘内は5位決定戦、大鋸との同門対決を制し5位入賞を果たし2年連続、全日本のキップを手にしました。

この結果、4月29日(土)日本武道館で開催される、全日本柔道選手権大会に当部より九州地区代表として高橋宏明が8年連続8回目、村元辰寛が2年ぶり8回目、塘内将彦が2年連続2回目の出場。また、東京地区代表として高井洋平、泉浩の計5名の選手が出場致します。

詳細は以下の通りです。

1回戦

松山 技有
(警告)
西山
(佐賀県警察)

2回戦

高橋 一本
(内股)
帖佐
(鹿児島県警察)
村元 判定
(3-0)
徳廣
(佐賀県警察)
大鋸 一本
(小外掛)
園田
(佐賀少年刑務所)
松山 一本
(小外掛)
七戸
(那覇西高校)
河野 判定
(3-0)
中村
(大分刑務所)
塘内 判定
(3-0)

(福岡刑務所)

3回戦

高橋 一本
(内股)
江藤
(福岡県警察)
村元 判定
(0-3)
青山
(福岡県警察)
大鋸 一本
(大外刈)
板井
(大分県警察)
松山 一本
(小外刈)
木村
(長崎刑務所)
河野 一本
(横四方固)
松崎
(福岡県警察)
塘内 判定
(3-0)
松尾
(熊本県警察)

準々決勝

高橋 有効
(注意)
松山
大鋸 判定
(1-2)
塘内

敗者復活1回戦

河野 一本
(上四方固)
田代
(鹿児島県警察)
村元 一本
(内股)
松川
(大分県警察)

敗者復活2回戦

松山 有効
(内股)
江藤
(福岡県警察)
河野 一本
(脇固)
後小路
(東海大学)
村元 一本
(小外刈)

(九州電力)
大鋸 一本
(横四方固)
松尾
(熊本県警察)

敗者復活最終戦

村元 一本
(大内返)
江藤
(福岡県警察)
河野 技有
(小外掛)
大鋸

準決勝

高橋 判定
(3-0)
青山
(福岡県警察)
塘内 有効
(掬投)
松崎
(福岡県警察)

準決勝戦1試合目、高橋は今大会、最重量の青山選手との対戦。序盤より、圧力を掛け先に攻撃を仕掛ける。守りの堅い相手からポイントを奪う事が出来ない。高橋ペースで試合は進むも試合終了。旗判定となり、終始攻め続けた高橋が3-0で判定勝ちし、2連覇へ向け決勝進出を決めた。

準決勝戦2試合目、塘内は松崎選手との対戦。去年の準決勝と同カード、今年は是が非でも勝ちたい塘内は、試合開始より持ち前のスピードと組み手を活かし、積極的に攻める。その後も激しい攻防が続く中、体落し、内股で攻める。お互い一歩も引かず試合は終盤に差しかかり決め手が無いまま旗判定になるかと思われた終了間際、相手に押し込まれ掬い投げで「有効」を奪われ優勢負けを喫し、惜しくも決勝進出はならなかった。

3位決定戦

大鋸 判定
(0-3)
青山
(福岡県警察)
村元 一本
(支釣込足)
塘内

3位決定戦1試合目、大鋸は青山選手との対戦。試合開始より大外刈、大内刈で積極果敢に攻め立てる。その後も組み勝ち試合を優位に進めていたが試合残り2分を切り、前に出たところを相手の苦し紛れの支釣込足で腹這に倒される。試合終盤、最後の力を振り絞って攻めるも試合終了となり、旗判定へ。大鋸有利と思われたが0-3で相手に旗3本上がり、判定負け。悔やまれる敗退で5位決定戦へ回った。

3位決定戦2試合目、村元と塘内との当部同士の対戦。徐々に調子を上げてきた村元は試合開始より圧力を掛け前に出る。塘内も組み手で応戦する。試合が動いたのは1分過ぎ、村元の支釣込足が見事に決まり「一本勝ち」、復活の兆しの見える試合内容で2年ぶり、8回目の全日本出場を決めた。

5位決定戦

塘内 判定
(3-0)
大鋸

5位決定戦は、塘内と大鋸の当部同士の対戦。お互いに2年連続全日本出場を目指す。勝負を仕掛けたのは塘内、終始攻撃の手を緩めず最後まで攻めきり試合終了。旗判定3-0で判定勝ちし、大健闘の5位入賞で全日本出場を決め、4月に行われる、世界選手権最終選考会にも弾みをつけた。

決勝

高橋 有効
(体落)
松崎
(福岡県警察)

決勝戦は、高橋と松崎選手との対戦。 試合開始より松崎選手が激しい組手で前に出てくるが実力で勝る高橋は落ち着いて捌き、しっかり組んで圧力をかける。試合中盤、勝負に出た高橋は組み際、一瞬の隙を付き体落しで「有効」を奪い、その後も相手の攻撃を難なく防ぎ優勢勝ちで2年連続5回目の優勝を飾り、8年連続8回目の全日本柔道選手権大会出場を決めた。

試合結果

優勝 高橋 宏明(旭化成)
2位 松崎 建司(福岡県警察)
3位 村元 辰寛(旭化成)
3位 青山 正次郎(福岡県警察)
5位 塘内 将彦(旭化成)

一覧へ戻る



ページ上部へ