第39回平和カップ広島柔道大会
1部、まさかの決勝戦敗退、準優勝に留まる!
2部チームワークで10年ぶり13回目の優勝!!
3月25日(日)広島市東区スポーツセンターにおいて、第39回平和カップ広島柔道大会が開催され、当部より、1・2部に各1チーム出場しました。
2部は、段位合計15段未満のチーム構成で行われ、当部は段位の関係上、試合には4名しか出場できず、1名少ない不利な状況で大会に臨みました。予選リーグ2試合を共に4-1で勝利し、圧倒的な強さで決勝トーナメント進出を決めました。決勝トーナメントも順当に勝ち上がり決勝戦、東洋大学Aを3-2で下し、13回目の優勝を決めました。
1部は、予選リーグ2試合を5-0、4-0と失点0で決勝リーグ進出。準決勝、山口県警察に4-1で快勝し、決勝戦に臨みましたが、新日本製鉄に2-2の同スコアーから代表戦となり村元が判定負けを喫し、まさかの決勝戦敗退、準優勝に留まりました。
詳細は以下の通りです。
1部
予選リーグ1試合目
旭化成 | 5-0 | 大阪体育大学 |
---|---|---|
先鋒 家泉 | ○ 一本 (内股) |
井口 |
次鋒 河野 | ○ 一本 (大外刈) |
清水 |
中堅 大鋸 | ○ 一本 (上四方固) |
岐津 |
副将 木村 | ○ 技有 (内股) |
堀 |
大将 松山 | ○ 一本 (出足払) |
楠田 |
予選リーグ2試合目
旭化成 | 4-0 | 拓殖大学 |
---|---|---|
先鋒 家泉 | 引分け | 河口 |
次鋒 河野 | ○ 一本 (横四方固) |
石井 |
中堅 大鋸 | ○ 有効 (指導2) |
栗田 |
副将 木村 | ○ 一本 (大外刈) |
竹上 |
大将 松山 | ○ 技有 (支釣込足) |
飯塚 |
決勝トーナメント準決勝
旭化成 | 4-1 | 山口県警察 |
---|---|---|
先鋒 村元 | ○ 技有 (指導3) |
三好 |
次鋒 河野 | ○ 一本 (内股) |
重村 |
中堅 大鋸 | ○ 一本 (大内刈) |
山崎 |
副将 木村 | ○ 技有 (指導3) |
技有 |
大将 松山 | 一本 ○ (大内刈) |
永塚 |
決勝
旭化成 | 2-2 | 新日本製鉄 |
---|---|---|
先鋒 村元 | ○ 一本 (内股) |
浦辺 |
次鋒 河野 | 一本 ○ (上四方固) |
中村 |
中堅 大鋸 | 一本 ○ (内股) |
森田 |
副将 木村 | ○ 一本 (小外掛) |
船津 |
大将 松山 | 引分け | 佐藤 |
代表戦
村元 | 判定 ○ (0-3) |
森田 |
決勝戦、強豪の新日本製鉄との対戦。先鋒村元は、試合開始より圧力をかけ試合を優位に進める。中盤、しっかり組んで得意の内股にいけば豪快に決まり「一本勝ち」。幸先の良いスタートをきる事が出来た。しかし、続く次鋒河野は、試合開始より積極的に攻めも試合中盤、勝負を焦って不十分なまま得意の内股にいったところ、透かされてしまい上四方固めで「一本負け」を喫し、同点に持ち込まれる。続く中堅大鋸は、一本勝ちして次に繋げたいところ、気負って前に出たところを内股で合わされ「一本負け」。リードを許してしまう。副将木村は、序盤より先に組んで技を繰出す。試合中盤、木村の攻撃に堪り兼ねて後に下がった瞬間、小外掛けを見事に決め、「一本勝ち」を収め、大将に臨みを繋げた。勝敗の行方がかかった大将戦、松山は試合開始より圧力を掛け前に出る。試合時間1分過ぎ、不可解な「肩襟指導1」でポイントをリードされるもすぐにポイントを取り返す。松山ペースで試合が進むも決定的なポイントを奪う事が出来ずに引分け、2-2の同スコアーとなり代表戦へ。代表戦は、村元と森田選手との対戦。試合開始より、積極的に先に攻める。試合中盤、相手の内股をうけた際に太腿の肉離れをしてしまい、その後、技を出す事が出来ないまま試合終了。旗判定0-3で判定負けを喫し、まさかの決勝戦敗退で準優勝に終わった。
結果
優勝 | 新日本製鉄(兵庫) |
---|---|
2位 | 旭化成(宮崎) |
3位 | 広島県警察(広島) |
3位 | 山口県警察(山口) |
2部
予選リーグ1試合目
旭化成 | 4-1 | 出雲柔道連盟 |
---|---|---|
先鋒 角地 | ○ 一本 (内股) |
石田 |
次鋒 寺居 | ○ 一本 (十字固) |
中木 |
中堅 平野 | ○ 一本 (内股) |
米原 |
副将 石橋 | ○ 一本 (大内刈) |
森山 |
大将 | 不戦 ○ | 今田 |
予選リーグ2試合目
旭化成 | 4-1 | 五月が丘柔道 |
---|---|---|
先鋒 角地 | ○ 一本 (大外刈) |
吾郷 |
次鋒 寺居 | ○ 一本 (肩車) |
村上 |
中堅 平野 | ○ 一本 (大外刈) |
梶本 |
副将 石橋 | ○ 一本 (内股) |
井伊 |
大将 | 不戦 ○ | 青山 |
決勝トーナメント1試合目
旭化成 | 2-1 | 龍谷大学A |
---|---|---|
先鋒 角地 | ○ 一本 (大外刈) |
岸 |
次鋒 谷口 | ○ 一本 (内股) |
伊藤 |
中堅 平野 | 引分け | 大山 |
副将 石橋 | 引分け | 津田 |
大将 | 不戦 ○ | 奥嶋 |
準々決勝
旭化成 | 2-1 | 近畿大学 |
---|---|---|
先鋒 角地 | ○ 不戦 | |
次鋒 谷口 | ○ 一本 (背負投) |
近藤 |
中堅 平野 | 引分け | 折田 |
副将 石橋 | 引分け | 山本 |
大将 | 不戦 ○ | 岳川 |
準決勝
旭化成 | 3-1 | 岡山商科大学 |
---|---|---|
先鋒 角地 | ○ 一本 (内股) |
蘆谷 |
次鋒 谷口 | 引分け | 志宇地 |
中堅 平野 | ○ 有効 (指導2) |
美和 |
副将 石橋 | ○ 一本 (裏投) |
坪井 |
大将 | 不戦 ○ | 奥嶋 |
決勝
旭化成 | 3-2 | 東洋大学A |
---|---|---|
先鋒 角地 | ○ 一本 (払腰) |
大森 |
次鋒 谷口 | ○ 一本 (一本背負) |
佐伯 |
中堅 平野 | 一本 ○ (払腰) |
佐藤 |
副将 石橋 | ○ 一本 (合技) |
山内 |
大将 | 不戦 ○ | 石丸 |
2部チームは、1名少ないハンディをチームワークでカバーしての決勝進出。決勝戦、東洋大学Aとの対戦。今大会、絶好調の先鋒角地は、試合開始より積極果敢に攻め立てる。試合開始2分、思いっきりの良い払い腰に行けば見事に決まり「一本勝ち」。オール一本勝ちで優勝へ勢いをつける。続く次鋒谷口は、逃げる相手をがっちりと組み豪快な一本背負投げで「一本勝ち」を収め、優勝に王手を掛けた。続く中堅平野は、勝利し優勝を決めたいところ、序盤より積極的に攻めるも試合終盤、場外際での払い巻きを不用意に受けてしまい「一本負け」を喫し、2-1となった。副将石橋は、気迫十分で試合に臨む 試合開始より「有効」「技有」とポイントを重ね試合中盤、合技で「一本勝ち」を収め、10年ぶり13回目の優勝を決めた。
結果
優勝 | 旭化成(宮崎) |
---|---|
2位 | 東洋大学A(東京) |
3位 | 岡山商科大学(岡山) |
3位 | 立命館大学A(京都) |