第47回西日本実業柔道団体対抗大会

一覧へ戻る

1部 圧倒的強さで9年連続25回目の優勝!!

2部 失点0で5年ぶり10回目の優勝!!

5月6日(日)に兵庫県、尼崎市記念公園総合体育館において、第47回西日本実業柔道団体対抗大会が開催され、1部に8チーム、2部に13チーム出場して行われました。

当部より、1部に1チーム、2部に1チームが出場し、圧倒的強さで1部チームが、9年連続25回目の優勝を飾りました。また、2部チームも失点0で5年ぶり10回目の優勝を飾り5年ぶり1部、2部アベック優勝を飾りました。

また、今回大会の結果、2部チームは1部への昇格が決まり来年は、1部で出場致します。

尚、最優秀選手賞に1部チームから高橋宏明が選ばれ、2部チームからは木村純が選ばれました。優秀選手賞に1部から村元辰寛、大鋸新が、2部からは角地信太郎、河野誠が選ばれました。

詳細は以下の通りです。

1部

1回戦

旭化成 4-1 東レ滋賀
先鋒 村元 効果
(指導1)
河井
次鋒 大鋸 有効
(指導2)
山下
中堅 松山 一本
(隅落)
岡田
副将 齋藤 一本
(横四方固)
佐多
大将 高橋 一本
(小外刈)
浦西

準決勝

旭化成 3-1 ダイコロ
先鋒 村元 一本
(内股)
佐々田
次鋒 大鋸 効果
(指導1)
川口
中堅 松山 有効
(隅落)
田中
副将 齋藤 引分け 大金
大将 高橋 一本
(内股透)
合田

決勝

旭化成 4-0 九州電力
先鋒 谷口 有効
(払い巻)
前田
次鋒 大鋸 有効
(指導2)
桑原
中堅 村元 一本
(小外掛)
副将 齋藤 引分け 川波
大将 高橋 一本
(大外刈)

決勝戦は、接戦を制し、3年ぶりの決勝進出となる九州電力との対戦。

先鋒、谷口は曲者、前田選手との対戦。序盤より組手争いから激しい攻防が続き、払腰、足技背負投と多彩に繰り出すも決定的なポイントは奪えない。試合が動いたのは1分30秒、相手が押してきたところに合わして払巻きで有効を奪う。その後も果敢に攻め込むもポイントを奪う事が出来ず試合終了。『優勢勝ち』で幸先の良いスタートを切った。

次鋒、大鋸は桑原選手との対戦。試合開始より、体格に勝る大鋸が奥襟を持ちに行くも相手の組み手は厳しく自分の組手になれない。試合中盤、徐々に組み手を制し始め大外、支釣込足で攻め立てる。大鋸の攻撃に守勢が続き、指導1、指導2とポイントを奪い試合終了。『優勢勝ち』で次に繋げた。

中堅、村元は森選手との対戦。ここで勝利し優勝を決めたい村元は気迫十分で試合に臨む。序盤より、圧力を掛け相手の攻撃を許さない。中盤、相手の動きを止め、十分に自分の組み手になった2分23秒、タイミングの良い小外掛に行けば相手は宙に舞い背中から落ち『一本勝ち』。村元らしい豪快な一本勝ちで早くも優勝を決めた。

副将、齋藤は川波選手との対戦。序盤より激しい攻防が続き、肩車、朽木倒しと果敢に攻める。中盤、何度か得意の寝技で攻める場面があったが、もう一歩のところで逃してポイントを奪う事が出来ない。その後も激しい攻防が続きポイントを奪う事が出来ずに試合終了。引分けに終わる。

大将、高橋は嶺選手との対戦。同大学の先輩、後輩で手の内を知り尽くしている両者は序盤より、警戒し様子を窺う。一本勝ちして試合を締め括りたい高橋は、徐々に自分の組み手になり2分17秒一瞬の隙をつき、大外刈で鋭く刈り込むと見事に決まり『一本勝ち』。4-0の圧勝で9年連続25回目の優勝を飾った。

結果

優勝 旭化成
2位 九州電力
3位 ダイコロ
3位 新日本製鉄

個人賞

最優秀選手 高橋 宏明
優秀選手 村元 辰寛
大鋸 新

2部

1回戦

旭化成 5-0 日柔整請求
先鋒 角地 一本
(反則勝)
次鋒 石橋 一本
(袈裟固)
岩村
中堅 平野 有効
(指導2)
西
副将 河野 一本
(腕挫十字固)
佐海
大将 木村 一本
(払腰)
森田

準決勝

旭化成 4-0 日経サービス
先鋒 角地 有効
(大外刈)
一色
次鋒 千葉 引分け 尾見谷
中堅 家泉 一本
(合技)
田附
副将 河野 有効
(内股)
山口
大将 木村 一本
(合技)
橋本

決勝

旭化成 5-0 大阪拘置所
先鋒 角地 効果
(小外掛)
井上
次鋒 千葉 一本
(腕挫手固)
田上
中堅 家泉 一本
(肩車)
吉田
副将 河野 一本
(合技)
有松
大将 木村 一本
(大外刈)
岩見

決勝戦は、初の決勝進出を果たした大阪拘置所との対戦。

先鋒、角地は井上選手との対戦。序盤より、激しい技の応酬が繰広げられ、時間は過ぎていく試合時間残り17秒、相手が大内刈で攻めてきたところを払い返し、場外にそのまま押し込んで効果を奪い『優勢勝ち』。最後まで諦めない角地の気持ちが勝った試合だった。

次鋒、千葉は田上選手との対戦。今年入社の千葉は中量級ながらスピードと組み手で相手を翻弄する。試合中盤、相手が掛けてきた技を上手く外して寝技で攻める。寝技に自身のある千葉は執拗に寝技で攻め、上手く関節を決めながら抑え込みに入り、相手は堪らず参った。腕挫手固で『一本勝ち』を収め、優勝に王手を掛けた。

中堅、家泉は吉田選手との対戦。序盤より組手争いが続き、43秒に両者に指導1が与えられる。再開後の組際に小外掛に行くと見せかけ得意の肩車に行くと見事に決まり『一本勝ち』。早々に優勝を決めた。

副将、河野は190cmの有松選手との対戦。試合開始直後、不用意に支釣込足を受け有効を奪われる。しかし、焦る事無くしっかりと組んで1分33秒大内刈から小内刈の連続技で有効を奪い、ポイントで並ぶ。その後もポイントを重ね、試合終了間際の3分46秒大内刈で技有を奪い、そのまま横四方固で抑え込んで『一本勝ち』を収める。

大将、木村は岩見選手との対戦。中量級の相手を序盤より落ち着いて捌き、2分13秒片襟の大外刈を見事に決め『一本勝ち』。5-0の失点0で5年ぶり10回目の優勝を飾った。

結果

優勝 旭化成
2位 大阪拘置所
3位 日経サービス
3位 ひらた接骨院クラブ

個人賞

最優秀選手 木村 純
優秀選手 角地 信太郎
河野 誠

一覧へ戻る



ページ上部へ