東アジア柔道選手権大会
高井、泉、完璧な内容で東アジアを制し、北京に一歩前進!!!
団体戦、高井、泉の活躍で優勝し、2連覇達成!!
10月30・31日(火・水)両日中国、シンセンで東アジア柔道選手権大会が開催され、8ヶ国、53名の選手が出場して行われました。
当部より、90kg級に泉、100kg超級に高井が出場し、両選手共に圧倒的、内容で優勝を飾り、存在感をアピールしました。
尚、次の日に国別団体戦が5人制で開催され、6ヶ国29名の選手が出場して行われました。日本チームは決勝で開催地、中国1に3対1の大差で勝利し、優勝を飾りました。泉、1勝1敗。高井、2戦2勝の内容で日本チームの優勝に大きく貢献しました。
詳細は、以下の通りです。
個人戦 90kg級
1回戦
泉 | ○ 一本 (合技) |
ツェング (チャイニーズ台北) |
準決勝
泉 | ○ 一本 (巴投) |
フウ (中国) |
決勝
泉 | ○ 有効 (肩車) |
バタバイヤー (モンゴル) |
泉は、1回戦「合技」、準決勝戦、[巴投]『一本勝ち』と圧倒的強さで決勝進出を果す。決勝戦、バタバイヤー選手との対戦。序盤より、内股、大外刈、と攻めたて、得意の[肩車]で有効を奪う。その後も攻撃の手をゆるめずに終始、泉ペースで試合が進み『優勢勝ち』。世界選手権大会後、初の試合で優勝を飾り、北京オリンピック代表に向け幸先の良いスタートとなった。
個人戦 100kg超級
1回戦
高井 | ○ 一本 (合技) |
タクヒョングル (韓国) |
準決勝
高井 | ○ 効果 (崩横四方固) |
ウェイ (中国) |
決勝
高井 | ○ 一本 (内股) |
ワン (中国) |
高井は、1回戦「合技」で『一本勝ち』し勢いをつけ準決勝戦へ。準決勝、ウェイ選手との対戦。崩横四方固で「効果」を奪い、試合を優位に進め一本こそ奪えなかったが、一方的内容で『優勢勝ち』を収めた。決勝戦、準決勝に続き開催地、中国のワン選手との対戦。会場全体を敵に回すも得意の[内股]を見事に決め、『一本勝ち』。東アジアを制覇し、来年の北京オリンピック100kg超級代表争いに強烈にアピールした。
日本選手成績
60kg級 | 福岡 政章(総合警備保障) | 3位 |
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66kg級 | 小山田和行(綜合警備保障) | 2位 |
73kg級 | 稲澤 真人(ダイコロ) | 2位 |
81kg級 | 吉永 慎也(新日本製鉄) | 優勝 |
90kg級 | 泉 浩(旭化成) | 優勝 |
100kg級 | 穴井 隆将(学校法人天理大) | 5位 |
100kg超級 | 高井 洋平(旭化成) | 優勝 |
団体戦 準決勝
日本 | 4-0 | 韓国 |
---|---|---|
先鋒 小山田 | ○ 効果 (双手刈) |
キムジュージン |
次鋒 稲澤 | ○ 有効 (小内刈) |
ユンジスム |
中堅 吉永 | 引分け | ソンデナム |
副将 泉 | ○ 一本 (内股) |
パクソンウ |
大将 高井 | ○ 一本 (内股) |
タクヒョングル |
団体戦 決勝
日本 | 3-1 | 中国1 |
---|---|---|
先鋒 小山田 | ○ 一本 (合技) |
ウー |
次鋒 稲澤 | 引分け | シ |
中堅 吉永 | ○ 効果 (指導1) |
シャオ |
副将 泉 | 一本 ○ (大外刈) |
ハァ |
大将 高井 | ○ 一本 (内股) |
ワン |
準決勝、強豪韓国との対戦。泉、高井の旭化成コンビが共に『一本勝ち』を収め、4対0で決勝進出。決勝戦、中国との対戦。好調泉がまさかの『一本負け』を喫したが、高井が得意の「内股」で『一本勝ち』を収め、最後を締め括り東アジア団体2連覇を飾った。
団体成績
優勝 | 日本 |
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2位 | 中国1 |
3位 | 韓国 |
3位 | 中国2 |