第40回平和カップ広島柔道大会

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昨年の屈辱晴らせず決勝戦敗退、準優勝に留まる!!

 3月25日(日)広島市東区スポーツセンターにおいて、第40回平和カップ広島柔道大会が 開催され、当部より、1部に1チーム出場しました。
 1部は、予選リーグ3試合を3対0、5対0、4対0と失点0で決勝リーグ進出。準決勝、綜合警備保障にも5対0で快勝し、決勝戦に臨みました。しかし、決勝戦新日本製鉄に0対0の同スコア−から代表戦となり谷口が「一本負け」を喫し、昨年に引き続きまさかの決勝戦敗退、準優勝に留まりました。

詳細は以下の通りです。

1部

予選リーグ1試合目

旭化成 3-0 島根県警察
先鋒 角地 一本
(横四方固)
南波(宏)
次鋒 家泉 一本
(大外刈)
松岡
中堅 河野 引分け 宮川
副将 松山 引分け 南波(利)
大将 木村 一本
(小外掛)
福原

予選リーグ2試合目

旭化成 5-0 広島拘置所
先鋒 角地 一本
(足払)
神力
次鋒 家泉 技有
(大外刈)
奥田
中堅 河野 技有
(内 股)
丸山
副将 松山 一本
(合 技)
由見
大将 木村 一本
(内 股)
藤田

予選リーグ3試合目

旭化成 4-0 岡山商科大学
先鋒 角地 引分け 中岡
次鋒 辻 一本
(大外刈)
高平
中堅 河野 一本
(内 股)
杉本
副将 松山 一本
(払 腰)
清山
大将 木村 一本
(大内刈)
美和

決勝トーナメント準決勝

旭化成 5-0 綜合警備保障
先鋒 角地 一本
(横四方固)
次鋒 辻 一本
(内 股)
田籠
中堅 河野 一本
(袈裟固)
濱上
副将 松山 一本
(支釣込足)
向井
大将 木村 一本
(内 股)
福島

決勝戦

旭化成 0-(0) 新日本製鉄
先鋒 角地 引分け 中村
次鋒 辻 引分け 森田
中堅 谷口 引分け 高橋
副将 松山 引分け 齋藤
大将 木村 引分け 船津

代表戦

谷口 一本
(払 巻)
森田

 決勝戦、強豪の新日本製鉄との対戦。昨年、代表戦の末、敗れているので是が非でも勝ち屈辱を晴らしたく試合に臨む。
 先鋒角地は、試合開始より持ち前のスピードを活かした組み手で試合を優位に進め、体落、足払と技を繰り出すも決定的なポイントを奪う事が出来ない。終了間際、体落で大きく崩すももう一歩のところで決める事が出来ず試合終了。引分けに終わる。続く次鋒辻は今春入社の新人。新人らしく相手のポイントゲッター森田に対し臆する事無く序盤より、積極果敢に内股、大内刈と仕掛ける。試合中盤、大内刈からの内股で大きく崩すも相手の守りは固く、ポイントを奪う事は出来ない。辻のペースで試合が進むも決めてなく試合終了。引分けに終わるも飛躍を期待させる試合内容であった。中堅谷口は、実力者高橋選手との対戦。開始より激しい攻防の中、長身の相手に低い体勢から足技、背負投、巴投と多彩に技を繰り出す。試合中盤、場外際で相手が内股を仕掛けようと足を上げた瞬間、小内刈で押し込み「効果」を奪う。しかし、今大会の勝敗は国際ルールだが有効、指導2以上と変則的。さらに有効以上のポイントを奪おうと果敢に攻めるも試合終了。効果でリードするも変則的なルールにより引分けに終わる。続く副将松山は、齋藤選手との対戦。試合開始より、前に出て圧力を掛ける。徐々に組み勝ち試合を優位に進めるも相手の守りは固く決めてなく試合終了。引分けに終り、大将に全てをかける。大将木村は、船津選手との昨年同様の対戦。昨年、一本勝ちを収めている木村は試合開始より、先に組み自分の組手になろうとするも相手は嫌がり組み手を嫌う。その後も組手争いが続き時間だけが過ぎる。試合終盤、組み手を制し始めた木村の果敢な攻めに防御姿勢で相手に「指導1」が与えられる。その後も小外掛、内股と攻めるも決めてなく試合終了。大将戦も指導1でリードするも引分けに終り。勝負は昨年に引き続き代表戦へ。代表戦、全日本選手権大会出場を決め好調の谷口と相手のポイントゲッター森田選手との対戦。190cm、140kgの相手に81kg級の谷口は、持ち前のスピードを使い序盤より攻め込む。しかし、試合時間1分過ぎ相手の体を使った払巻きを不用意に受けまさかの「一本負け」。昨年の屈辱は晴らせず準優勝に終わった。

1部結果

優勝 新日本製鉄(兵庫)
2位 旭化成(宮崎)
3位 大阪拘置所 (大阪)
3位 綜合警備保障(大阪)

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