6月7・8日（土・日）両日、スペイン・マドリードでスペイン国際大会が開催され、オリンピック出場選手も含む36ヶ国、143名の選手が出場して行われました。また、中には代表選手選考を兼ねている国もみられ、レベルの高い大会となりました。
　当部より、73ｋｇ級に大束正彦、66ｋｇ級に寺居高志が出場し、大束が安定した試 合内容で勝ち上がり決勝戦でも優勢勝ちを収め見事優勝を飾りました。
　また、寺居は1回戦でゴールデンスコアまで縺れ込むも優勢負けを喫し、まさかの1回戦敗退となりました。

詳細は以下の通りです。

　大束は、初戦を豪快な袖釣込腰で『一本勝ち』を収めると3回戦、準決勝と粘り強く『優勢勝ち』で勝ち上がりロシア国際に続く決勝戦進出を果たした。
　決勝戦、強豪韓国、パン・ギーマン選手との対戦。好調大束は、序盤より持ち前のスピードを活かし、背負い投げ、大内刈、袖釣込腰と積極果敢に攻め立てる。大束の攻撃に防戦が続く相手に「指導1」、「指導2」が与えられポイントでリードする。その後も守る事無く攻め続け、一本勝ちこそは奪えなかったが終始試合の主導権を握り試合終了。『優勢勝ち』で入社後、初めての国際大会優勝を飾る。