ジャーマンOPEN
高井、前世界チャンピオンに敗れ3位に終わる!
7月5・6日(土・日)両日、ドイツ・ブラウンシュバイクでジャーマンOPENが開催され、45ヶ国の選手が出場して行われました。また、階級によっては近年の世界チャンピオンも出場しておりレベルの高い大会となりました。
当部より、100kg超級に高井洋平が出場し、2回戦でカイロ世界選手権優勝の経験を持つ、強豪ミハイリン選手にゴールデンスコアの末「優勢負け」を喫するも敗者復活戦を勝ち抜き3位入賞を果たしました。
詳細は以下の通りです。
100kg超級
1回戦
高井 | ○一本 (内 股) |
ワシン (GER) |
2回戦
高井 | GS効果○ (双手刈) |
ミハイリン (RUS) |
敗者復活2回戦
高井 | ○一本 (内 股) |
バハー (GER) |
敗者復活最終戦
高井 | ○一本 (大内刈) |
ペピック (AUS) |
3位決定戦
高井 | ○一本 (内 股) |
アスラノフ (RUS) |
高井は、1回戦得意の内股で『一本勝ち』を収め幸先の良いスタートを切る。続く2回戦、05年カイロ世界選手権優勝、01年ドイツ・ミュンヘン世界選手権では2階級制覇の強豪ミハイリン選手との対戦。ミハイリン選手に相性良く今まで負け無しの高井は、序盤より圧力を掛け前に出る。終始、内股、大内刈で攻め込むが相手の守りは堅い。試合中盤、大内刈で大きく崩すもうつ伏せに倒れポイントまで至らない。後半高井ペースで試合が進むも今一歩のところで時間となり、勝敗の行方はゴールデンスコア(GS)へ。GS開始より、力を振り絞り攻め込む。しかし試合終盤、相手の双手刈でうつ伏せに倒れるも審判が効果と判定し勝敗が決まった。不可解な判定に惜しくも『優勢負け』を喫し敗者復活戦に回った。
敗者復活戦に回った高井は、気持ちを上手く切り替え2回戦、3回戦と得意の内股、大内刈が決まり3位決定戦へ駒を進めた。
3位決定戦、強豪ロシアのアスラノフ選手との対戦。高井より一回り大きい相手に試合開始15秒、相手が後ろに下がったところに大内刈を掛け「技有」を奪う。その後も攻撃の手を緩めず、再度大内刈で技有を奪い合技で『一本勝ち』。圧倒的内容で3位入賞を飾った。
日本選手成績
60kg級 | 豊田 眞太郎(警視庁) | 2位 |
---|---|---|
浅野 大輔 (自衛隊体育学校) | 3位 | |
66kg級 | 不参加 | |
73kg級 | 西岡 和志 (明治大学) | 5位 |
81kg級 | 法兼 真 (綜合警備保障) | 7位 |
90kg級 | 萩本 貴章 (国士舘大学) | 3回戦・敗者復活棄権 |
西山 将士 (新日本製鐵) | 怪我の為欠場 | |
100kg級 | 猪又 秀和 (セコム上信越) | 7位 |
100kg超級 | 高井 洋平 (旭化成) | 3位 |