東アジア柔道選手権大会
好調増渕、全日本実業団に続き東アジアも制覇!!!
高井、全試合一本勝ちの圧倒的強さで優勝!!!
寺居、三位決定戦を制し三位入賞!!
団体戦は、韓国に惜しくも敗れ三位に留まる!
9月20・21日(土・日)両日台湾・台北で東アジア柔道選手権大会大会が開催され、7ヶ国、46名の選手が出場して行われました。
当部より、66kg級に寺居高志。90kg級に増渕樹。100kg超級に高井洋平が出場し、増渕が前世界チャンピオン、ファン選手(韓国)に競り勝ち優勝を飾る。高井もオール一本勝ちの圧倒的内容で優勝致しました。
また、66kg級に出場した寺居は、惜しくも敗れましたが三位決定戦を『一本勝ち』で勝利し三位入賞を致しました。
尚、次の日に国別団体戦が行われ、5ヶ国28名の選手が出場し、日本チームは準決勝で強豪韓国に2対3の接戦で敗れ、三位入賞に留まりました。
詳細は以下の通りです。
66kg級
準決勝戦
寺居 | 一本○ (肩 車) |
ダグルアン (モンゴル) |
3位決定戦
寺居 | ○一本 (縦四方固) |
チョウユーレエン (香港) |
寺居は、準決勝ダグルアン選手との対戦。開始早々、積極果敢な攻めに防御姿勢で相手に「指導1」が与えられポイントでリードする。その後も寺居が試合の主導権を握り優位に進めていたが、ラスト1分相手の肩車を不用意に受けてしまい『一本負け』を喫し、三位決定戦へ回った。
三位決定戦、チョウユーレエン選手との対戦。優勝は逃したものの何としても3位は確保したい寺居は、試合開始より臆する事無く、果敢に攻める。試合時間1分相手がつぶれたところを寝技で巧みに返し「縦四方固」で押さえ込み見事『一本勝ち』。三位入賞を果たした。
90kg級 (※リーグ戦)
増渕 | ○一本 (崩上四方固) |
チャンチンアン (台湾) |
増渕 | ○一本 (支釣込足) |
フーイアーフェン (中国) |
増渕 | ○有効 (隅 落) |
ファンヒィテ (韓国) |
増渕 | ○一本 (内 股) |
ツングハンチェン (台湾) |
増渕は、5名によるリーグ戦に臨む。4試合中3試合を『一本勝ち』で収め、全勝同士前世界選手権チャンピオンのファン選手との優勝を掛けての対戦。試合開始より、気迫十分で果敢に攻める。激しい攻防が続くも試合終盤、不可解な「指導1」が与えられポイントでリードされる。しかし、慌てる事無く相手が巴投げに来るのを合わせて小外刈で「有効」を奪い逆転に成功。その後も攻防が続き試合終了。接戦を制した増渕が全勝で優勝を飾り、全日本実業柔道個人選手権大会に続く優勝を果たした。
100kg超級 (※リーグ戦)
高井 | ○一本 (内 股) |
ワングハングウェン (台湾) |
高井 | ○一本 (払 腰) |
リーユンハン (台湾) |
高井 | ○一本 (内 股) |
ツグルドル (モンゴル) |
高井 | ○一本 (内 股) |
チャイソンウン (韓国) |
高井も5名によるリーグ戦で優勝を狙う。リーグ最終戦までの3試合約1分以内に『一本勝ち』と圧倒的強さで最終戦をむかえた。最終戦強豪韓国、チャイソンウン選手との対戦。実力に優る高井は開始早々から圧力を掛け小外掛で「効果」「有効」「技有」とポイントを重ねる。その後も果敢に攻めラスト1秒、内股を見事に決め『一本勝ち』。最後まで一本勝ちに拘り、全試合一本勝ちの内容で優勝を飾った。
大会結果
日本選手成績
60kg級 | 福岡 政章(綜合警備保障) | 2位 |
---|---|---|
66kg級 | 寺居 高志(旭化成) | 3位 |
73kg級 | 粟野 靖浩(筑波大学) | 優勝 |
81kg級 | 加藤 博剛(千葉県警) | 3位 |
90kg級 | 増渕 樹 (旭化成) | 優勝 |
100kg級 | 小林 大輔(日本大学) | 優勝 |
100kg超級 | 高井 洋平(旭化成) | 優勝 |
団体成績
優勝 | 韓国 | |
---|---|---|
2位 | 台湾A | |
3位 | 日本 | |
3位 | モンゴル |