第41回平和カップ広島柔道大会

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1部・2部共に優勝
1部、3年ぶり17回目の優勝!
2部、2年ぶり14回目の優勝!

 3月29日(日)広島市東区スポーツセンターにおいて、第41回平和カップ広島柔道大会が開催され、当部より、1部・2部共に1チーム出場しました。

 2部は予選リーグ2試合を戦い4-1、5-0と順調に勝ち上がり決勝トーナメントでは5試合を戦い、決勝でも5-0の内容で圧勝し東洋大Aチームを破り14回目の優勝を決める。

 1部は、予選リーグ2試合を行い失点0で快勝し、決勝リーグ進出し、決勝トーナメント1回戦は国学院大学に1-0、福岡大学に4-0で勝ち、決勝戦に臨みました。

 決勝戦は昨年、代表戦で敗れ優勝を逃した新日本製鉄との対戦となり、先鋒の斉藤が得意の寝技で一本を奪い完全に流れを引き寄せ2-0で優勝し、昨年の雪辱を果たす。

詳細は以下の通りです。

1部

予選リーグ1回戦

旭化成 5-0 徳山大学
先鋒 角地 一本
(崩上四方固)
松尾
次鋒 大鋸 一本
(払 腰)
漢那
中堅 泉 一本
(大内刈)
坂本
副将 松山 一本
(支釣込足)
末永
大将 木村 一本
(崩上四方固)
小椋

予選リーグ2回戦

旭化成 5-0 福岡拘置所
先鋒 角地 有効
(送足払)
山下
次鋒 大鋸 一本
(横四方固)
江藤
中堅 泉 有効
(指導2)
浦辺
副将 松山 一本
(合 技)
延永
大将 木村 一本
(大外刈)
古田

決勝トーナメント1回戦

旭化成 1-0 国学院大学
先鋒 角地 引分 川上
次鋒 大鋸 引分 谷村
中堅 泉 引分 飯倉
副将 松山 一本
(合技)
樫下
大将 木村 引分 東海

準決勝

旭化成 4-0 福岡大学
先鋒 角地 引分 中村
次鋒 大鋸 有効
(大外刈)
七戸
中堅 泉 一本
(横四方固)
長田
副将 松山 一本
(合 技)
豊田
大将 木村 一本
(大外刈)
平嶋

決勝戦

旭化成 2-0 新日本製鉄
先鋒 斉藤 一本
(横四方固)
郷原
次鋒 大鋸 引分 船津
中堅 泉 引分 落合
副将 松山 引分 森田
大将 木村 一本
(不戦勝)
 

1部結果

優勝 旭化成
2位 新日本製鉄
3位 福岡大学
3位 東レ滋賀

 1部・決勝戦は去年と同じ顔合わせとなり、強豪の新日本製鉄との対戦。先鋒、斉藤は試合開始から積極的に攻め、組み際の内股、大内刈で相手は防戦一方となる。その後も斉藤ペースで試合が進み、相手は斉藤の組み手を嫌い、腰を引く。中盤、相手が潰れたところ、斉藤は素早く寝技に持ち込み、しっかりと押さえ込み「一本勝ち」、良い流れで次に繋ぐ。次鋒の大鋸はしっかり組んで柔道をしたいところであるが相手は大鋸の組み手を嫌い、大鋸は良いところを持つ事が出来ない。中盤、徐々に大鋸ペーストなり前に出てプレッシャーを掛け。試合時間残り1分となり、相手は頭が下がり、大鋸が技を掛けようとすると前に潰れ、相手に防御姿勢という事で指導が与えられるが、攻めきれずに引き分けに終わる。中堅、泉は組際の足技を使い攻めるも相手の守りは固くポイントまでは至らず、引き分けに終わる。副将、松山は終始、前に出て圧力をかけるがお互いポイントがないまま試合終了。大将、木村の不戦勝で17回目の優勝が決まる。

2部

予選リーグ1回戦

旭化成 4-1 ゆうスポーツクラブ
先鋒 白井 一本
(横四方固)
斉藤
次鋒 河添 一本
(横四方固)
伊牟田
中堅 田中 一本
(崩上四方固)
松田(克)
副将 広瀬 一本
(崩上四方固)
吉村
大将 出口 有効
(背負投)
松田(敬)

予選リーグ2回戦

旭化成 4-0 東洋大学B
先鋒 白井 一本
(小外掛)
本田
次鋒 河添 引分 大越
中堅 田中 一本
(一本背負)
西山
副将 広瀬 一本
(小外掛)
安藤
大将 出口 一本
(内 股)
小野

決勝トーナメント1回戦

旭化成 4-0 大阪体育大学
先鋒 白井 一本
(支釣込足)
森田
次鋒 河添 一本
(腕挫十字固)
中本
中堅 田中 一本
(縦四方固)
鶴田
副将 広瀬 一本
(掬 投)
鳥井
大将 出口 引分 川原

決勝トーナメント2回戦

旭化成 5-0 広島刑務所
先鋒 白井 一本
(後袈裟固)
武田
次鋒 河添 一本
(内 股)
堀田
中堅 田中 一本
(四方固固)
坂本
副将 広瀬 一本
(背負投)
山本
大将 出口 一本
(大外刈)
西明

決勝トーナメント3回戦

旭化成 ○ 1-1 鹿屋体育大学
先鋒 白井 引分 中山
次鋒 河添 引分 竪山
中堅 田中 一本
(横四方固)
生越
副将 広瀬 引分 秋吉
大将 出口 有効
(上四方固)
青木

準決勝戦

旭化成 4-0 福岡大学
先鋒 白井 有効
(指導2)
中村
次鋒 千葉 引分 青木
中堅 田中 有効
(一本背負)
中山
副将 広瀬 技有
(小内巻込)
松井
大将 出口 一本
(大外刈)
衛藤

決勝戦

旭化成 4-0 東洋大学A
先鋒 白井 技有
(体 落)
池田
次鋒 千葉 一本
(合 技)
塚崎
中堅 田中 一本
(横四方固)
中村
副将 広瀬 一本
(払巻込)
前原
大将 出口 一本
(内 股)
清水

2部結果

優勝 旭化成
2位 東洋大学A
3位 福岡大学
3位 松山刑務所A

 2部・決勝戦は東洋大学Aチームとの対戦、先鋒の白井は背負い投げを中心に試合を組み立て完全にペースを掴む。終盤、相手が疲れてきたところ強引な体落としで技有りを奪い1点リードして、次鋒戦に繋ぐ。次鋒の千葉は持ち前のスピードを活かした柔道で相手を圧倒し、相手より先に自分の組み手になり技を仕掛ける終盤、相手に疲れが見え始め動きが鈍くなり、スタミナで勝る千葉が、払い腰を掛けると相手は堪えきれず技有り、その後も素早く押さえ込み、合せ技で「一本勝ち」。中堅は、この日6戦6勝と好調の田中、相手は田中より一回り大きいが田中は果敢に攻め相手は技を出す事が出来ない。中盤、相手がうつ伏せに倒れると、すかさず寝技の展開に持ち込みがっちりと押さえ込み「一本勝ち」で試合を決める。副将、広瀬は背負い投げ、小内巻き込みといった前後の技を巧く使い、試合を組み立て、優位に試合を進める。終盤、広瀬が組み勝ち思い切りの良い、払い巻き込みに入れば相手は大きく回り「一本勝ち」。大将戦、出口は果敢に攻め込み相手を圧倒する展開中盤、素早く組み勝ち、相手をしっかり崩し内股に入ると相手は大きく宙を舞い見事な一本が決まる。
 この大会は4月に入る新入社員も内定している選手であれば新所属で出場できる大会という事で、4人の新入部員が出場し、それぞれに成果を挙げた試合であった。

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