平成22年度講道館杯全日本体重別選手権大会

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73kg級で齋藤涼が今後に繋がる2位!!
81kg級で塘内が惜敗の5位!

 11月20日(土)に平成22年度講道館杯全日本体重別選手権大会が、千葉県千葉ポートアリーナにおいて開催され、当部より5階級・9名の選手が出場いたしました。

 初日は、100kg超級の木村、100kg級の出口、野田、西潟、90kg級の西田、81kg級の塘内が出場しました。

 二日目は、73kg級に大束、白井、齋藤が出場しました。

 今大会は2011年開催予定のパリ世界選手権第一次選考大会となっており、白熱した試合が行われました。

 各試合の詳細は以下の通りです。

初日

81kg級

2回戦

塘内 一本
(内 股)
 野村
(自衛隊体育学校)

3回戦

塘内 GS・優勢 小出
(警視庁)

準々決勝戦

塘内 優勢
(有 効)
松本
(兵庫県警)

敗者復活最終戦

塘内 優勢
(指導2)
北野
(國學院大学)

 塘内は全日本Jr.優勝者の北野選手に対し終始、塘内が内股、体落と先に技を出す展開で試合を優位に進め、中盤3分過ぎと残り1分となった所で指導を重ね優勢勝ちを収める。

3位決定戦

塘内 一本
(内股透)
川上
(國學院大学)

 開始から激しい組み手で相手に攻める塘内。塘内は得意の内股を出して相手を腹ばいにさせる。相手は指導を取られまいと猛然と前に出てくる。塘内はうまく捌き場外際で相手の勢いを利用して内股を仕掛けたが透かされて一本負け。

90kg級

2回戦

西田 優勢
(指導3)
村上
(宇和島東高校)

3回戦

西田 一本
(袈裟固)
穴井
(了徳寺学園)

100kg級

2回戦

出口 GS・一本 森本
(了徳寺学園)
野田 優勢
(技 有)
金子
(筑波大学)
西潟 優勢
(指導2)
杉淵
(東海大学)

3回戦

出口 GS・優勢 熊代
(東海大学)
野田 GS・優勢 羽賀
(東海大学)
西潟 一本
(払 腰)
延城
(日本体育大学)

準々決勝戦

西潟 優勢
(有 効)
今井
(ALSOK)

敗者復活最終戦

西潟 優勢
(指導2)
本郷
(フォーリーフジャパン)

 西潟は両襟を持つ組手から左右の払腰を繰り出し相手に圧力をかける。中盤から西潟の組手に慣れてきた相手の反撃に西潟は防御に回ってしまい、指導を重ねられ、優勢負けを喫する。

100kg超級

1回戦

木村 GS・一本
(東海大学)

2回戦

木村 優勢
(指導2)
立山
(日本中央競馬会)

2日目

73kg級

1回戦

大束 一本
(体 落)
福田
(明治大学)
白井 優勢
(指導2)
大野
(天理大学)

2回戦

大束 優勢
(有 効)
佐野
(京都府警)
白井 一本
(大内返)
海老沼
(警視庁)
齋藤 優勢
(指導3)
鐘井
(福岡大学)

準々決勝戦

大束 優勢
(指導2)
西山
(筑波大学)
齋藤 GS・判定
(3-0)
榎本
(新田クラブ)

敗者復活最終戦

大束 GS・優勢 海老沼
(警視庁)

 大束は準々決勝戦敗退から気持ちを切り替えて敗者復活に臨む。開始から積極的に組みに行き、相手に圧力をかける。しかし、試合前に痛めた膝の影響か開始から2分が過ぎた頃から攻め手が少なくなり大束に指導1が与えられる。後半大束は取り返そうと攻め続けるも相手の守りが堅く、GSに突入する。

 GSに入り39秒、場外に押してくる相手の動きを利用しての引き込み返しを狙ったが、相手の抱きつきながらの大内刈にタイミングが合ってしまい有効を奪われ試合終了。優勢負けを喫した。

準決勝戦

齋藤 優勢
(技 有)
中村
(山梨学院大学)

 齋藤は接戦を勝ち上がり、若手で急成長中の中村選手と対戦。開始20秒、相手の内股を透かして技有を取り、序盤に大きなリードを奪う。組手争いで相手の反撃を抑える齋藤だが、2分20秒場外際で強引に内股に入るも小外掛に切り返され有効を奪われる。その後は相手との間合いを上手く取りながら、序盤に奪った技有のリードを守り切り、優勢勝ちを収め決勝進出。

決勝戦

齋藤 優勢
(技 有)
中矢
(東海大学)

 開始35秒、両者激しい組手争いから相手は袖釣込腰を仕掛ける。齋藤はしっかりと受けたと思われたが相手の技の勢いに押され耐え切れず転がり技有を奪われる。その後、寝技を軸に攻め続け2分10秒、反撃の足掛かりとなる指導を奪う。勢いを緩めず、得意の大外刈を何度も掛けるが相手は腹ばいに逃れ、ポイントを奪えない。最後まで攻めて行くが序盤にリードされたポイントを取り返せず、試合終了。優勢負けとなるが、今後に繋がる2位となった。

最終結果

60kg級

優勝 山本 浩史(日本体育大学)
2位 松木 武志(国士舘大学)
3位 川端 龍(国士舘大学)
3位 木戸 慎二(日本体育大学)

66kg級

優勝 小寺 将史(筑波大学)
2位 福岡 政章(ALSOK)
3位 吉田 惟人(東海大学)
3位 高上 賢悟(日本体育大学)

73kg級

優勝 中矢 力(東海大学)
2位 齋藤 涼(旭化成)
3位 西山 雄希(筑波大学)
3位 中村 剛教(山梨学院大学)

81kg級

優勝 河原 正太(京葉ガス)
2位 中井 貴裕(流通経済大学)
3位 松本 雄史(兵庫県警)
3位 川上 智弘(國學院大学)

90kg級

優勝 西山 将士(新日本製鐵)
2位 春山 友紀(国士舘大学)
3位 加藤 博剛(千葉県警)
3位 長尾 翔太(道都大学)

100kg級

優勝 羽賀 龍之介(東海大学)
2位 熊代 佑輔(東海大学)
3位 今井 敏博(ALSOK)
3位 本郷 光道(フォーリーフジャパン)

100kg超級

優勝 百瀬 優(国士舘大学)
2位 須藤 紘司(京葉ガス)
3位 佐藤 武尊(了徳寺学園)
3位 王子谷 剛志(東海大相模高)

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