第54回九州柔道選手権大会
増渕が勝負強さを発揮して見事3連覇達成!!
西潟が初出場ながら実力発揮し2位入賞!
高井・野田が3位入賞で全日本柔道選手権大会の出場権獲得!
3月11日(日)福岡県・福岡武道館に於いて第54回九州柔道選手権大会が行われ、当部より、6名の選手が出場いたしました。
増渕が準々決勝戦から部内同士の闘いを制し見事3連覇を達成いたしました。
西潟は実力を発揮し2位入賞を果たしました。3位には高井、野田が入賞し、全日本選手権大会の出場権を獲得しました。
4月29日に行われます全日本柔道選手権大会に、当部より、増渕、高井、野田、西潟の4名と、海老(東京地区)、百瀬(東京地区・2012年度入社予定)の6名が出場いたします。
各試合の詳細は以下の通りです。
1回戦
大鋸 | ○ 一本 (小外掛) |
楢崎 (佐賀県警) |
2回戦
増渕 | ○ 一本 (大内刈) |
中村 (長崎県警) |
垣田 | ○ 一本 (横四方固) |
松本 (鹿屋体育大学) |
野田 | ○ 一本 (横四方固) |
中村 (大分刑務所) |
西潟 | ○ 一本 (小外掛) |
中山 (大分県警) |
高井 | ○ 一本 (袈裟固) |
山本 (長崎県警) |
大鋸 | ○ 一本 (払 腰) |
崎村 (戸高鉱業社) |
3回戦
増渕 | ○ 一本 (内 股) |
二宮( (熊本県警) |
垣田 | ○ 一本 (内股透) |
青山 (福岡県警) |
野田 | ○ 判定 (3-0) |
後小路 (福岡県警) |
西潟 | ○ 判定 (3-0) |
江藤 (福岡県警) |
高井 | ○ 一本 (小外掛) |
内 (日本大学) |
大鋸 | ○ 優勢 (指導2) |
松崎 (福岡県警) |
4回戦
増渕 | ○ 判定 (3-0) |
垣田 |
野田 | ○ 一本 (縦四方固 |
増田 (福岡県警) |
西潟 | ○ 判定 (3-0) |
七戸 (九州電力) |
高井 | ○ 優勢 (有 効) |
大鋸 |
準決勝戦
増渕 | ○ 優勢 (有 効) |
野田 |
増渕と野田の対戦。今大会勢いに乗る野田が前に出て先手を奪おうとする。
対する増渕は手足の長さを利用して懐深く間合いを詰めさせない。両者技を出し合う中、中盤過ぎに増渕が大内刈で有効を奪う。その後も増渕が有効を一つ奪い、増渕の優勢勝ち。
西潟 | ○ 一本 (払 腰) |
高井 |
西潟は開始から奥襟をたたくようにして取りに行く。高井は技を仕掛けようと隙を窺う。1分過ぎに西潟が思い切りよく払腰に入れば高井は堪えることができずに倒れ一本。西潟が決勝進出を決めた。
5位決定1回戦
大鋸 | ○ 一本 (横四方固) |
垣田 |
九州地区最終枠の5位を目指しての戦い。序盤、垣田が小外掛で崩そうとするのを大鋸は内股で切り返す。両者攻め合う中で残り1分23秒、垣田が背負投を仕掛けると大鋸は垣田の釣手を取り関節を極めて倒し有効を奪う。そのまま関節を極めながら横四方固に抑え込み一本勝ち。5位へ望みを繋げた。
5位決定戦
大鋸 | 一本 ○ (大外刈) |
七戸 |
大鋸は最終枠の5位を争い近年成長著しい七戸選手との対戦。大鋸は奥襟を取りに来る相手に対し、自らも奥襟を持ちに行きがっぷり四つに組み合う。
そして、相手の攻撃を捌きながらチャンスを窺う。開始から1分22秒、相手が大外刈に来た所を大鋸は返そうとするが相手が倒れ込むように巻き込み返すことができず一本を奪われ敗退した。
決勝戦
増渕 | ○ 一本 (浮 落) |
西潟 |
決勝戦は3連覇を狙う増渕と、初出場で優勝を狙う西潟の対戦。開始早々、西潟が払腰で先に仕掛ける。増渕は小外刈、内股で反撃に出る。西潟が長いリーチを活かして奥襟を取りに行き徐々にペースを掴もうとしていく。しかし、3分13秒に増渕が西潟の大外刈りを透かし、浮落でうまく背中をつけさせ一本を奪う。準々決勝戦以降は当部同士となる戦いを制し、見事3連覇となる優勝を果たした。
最終結果
優勝 | 増渕 樹(旭化成) |
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2位 | 西潟 健太(旭化成) |
3位 | 野田 嘉明(旭化成) |
3位 | 高井 洋平(旭化成) |
5位 | 七戸 龍(九州電力) |
全日本柔道選手権大会出場者
増渕 樹 |
高井 洋平 |
野田 嘉明 |
西潟 健太 |
海老 泰博 *東京地区 |
百瀬 優 *東京地区*2012年度入社 |
優勝した増渕選手のコメント
去年から怪我が続き、不安もあったのですが、平常心で挑み、その結果、優勝することができ、嬉しさと共に、内心ホッとしました。全日本選手権では、一つでも多く勝てるよう、まず怪我をしっかり治して、稽古やトレーニングを積み、体調管理もしっかりし、万全の状態で試合に挑みたいと考えてます。
いつも感謝していることですが、私がこうして柔道に取り組めるのは、会社や職場の皆様のご理解や、温かいご声援を頂けるすべての方々のおかげです。今後も一つでも多く、皆様に明るい話題を届けれるように戦っていきますので、今後共、よろしくお願いいたします。