平成24年全日本柔道選手権大会

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百瀬が今後の飛躍を感じさせる3位入賞!!

4月29日(祝・金)に東京都・日本武道館に於きまして、平成24年全日本柔道選手権大会が行われ、当部より増渕、高井、野田、西潟、海老、百瀬の6選手が出場しました。
百瀬が持ち前の組手の上手さを発揮し、準決勝戦へ進み、今後の飛躍を感じさせる3位入賞を果たしました。

詳しい内容と最終結果は以下の通りです。

1回戦

海老 判定
(3-0)
川瀬
(東海・岐建(株))
増渕 一本
(内 股)
飯田
(中国・山梨学院大学)
野田 優勢
(有 効)
木下
(近畿・兵庫県警察)

2回戦

高井 一本
(内 股)
齋藤
(近畿・新日本製鐵)
海老 一本
(腕拉十字固)
香川
(中国・岡山県警察)
百瀬 優勢
(指導2)
岩田
(近畿・兵庫県警察)
西潟 判定
(0-3)
羽賀
(東京・東海大学)
増渕 優勢
(指導3)
鈴木
(推薦・国士舘大学教員)
野田 一本
(払 腰)
高橋
(東京・新日本製鐵)

3回戦

高井 一本
(浮 落)
棟田
(東京・警視庁)

何度も対戦して手の内を知り尽くしている両者の対戦。がっぷりと組み合って機を窺う両者。2分10秒、技数の少ない高井に指導1を与えられる。その後、技を出そうと前に出た所に背負投を合わされるが、高井は堪える。その後も組み合い3分8秒に勝負に出た高井の大内刈を浮落に合わされて一本を奪われ敗退。

百瀬 判定
(3-0)
七戸
(九州・九州電力)

百瀬は身長差10cmある手足の長い七戸選手に対して先にプレッシャーをかけ、相手の手足の長さを上手く捌きながら技を出していく。終盤まで一進一退の攻防が続く中、4分52秒、百瀬が大外刈で倒すも腹ばいとなりポイントなし。その後も攻防が続くがお互い決め手なく試合終了。終盤の大外刈で流れを掴んだ百瀬に旗が揃い優勢勝ち。

準々決勝戦

百瀬 判定
(2-1)
上川
(東京・京葉ガス)

今大会屈指の好カードで息詰まる接戦となった。オリンピック候補の上川選手に対し百瀬は持ち前の組手の上手さを発揮し場外際へと追い詰めていく。3分過ぎ相手の潰れた所を寝技で抑え込みそうになるが後一歩の所で待てがかかる。4分40秒、相手が中途半端に潰れた隙を突き絞技で攻める。4分14秒百瀬に不可解な指導1が与えられる。その後は相手を上手く捌き試合終了。寝技のチャンスを作り、立技でも終始相手を追い詰めていた百瀬に旗が2本上がり判定勝ち。準決勝戦進出。

準決勝戦

百瀬 優勢
(技 有)
加藤
(関東・千葉県警察)

90kg級と小柄ながら勝ち上がってきた加藤選手と対戦。開始25秒、巴投で技有を奪われる。追う展開となり厳しい状況となるも、相手の組手が厳しくなかなか攻める事ができない。2分41秒には消極的として指導を与えられる。その後は百瀬も攻めるが相手も捌き一進一退。残り8秒、百瀬は強引に体落を掛けるも返され有効を奪われ万事休す。優勢負けを喫するも、見事3位入賞を果たした。

最終結果

優勝 加藤 博剛(関東・千葉県警察)
2位 石井 竜太(東京・日本中央競馬会)
3位 百瀬 優(東京・旭化成)
3位 鈴木 桂治(推薦・国士舘大学教員)
5位 棟田 康幸(東京・警視庁)
5位 上川 大樹(東京・京葉ガス)
5位 羽賀龍之介(東京・東海大学)
5位 高橋 和彦(東京・新日本製鐵)

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