平成24年全日本選抜柔道体重別選手権大会

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73kg級の大束と齋藤が準決勝で惜敗し3位!
81kg級の海老が初戦を勝ち上がるも3位!
90kg級の吉田が旗判定にもつれるも惜敗の3位!

5月12・13日(土・日)に福岡県・福岡国際センターに於きまして全日本選抜柔道体重別選手権大会が行われ当部より6名の選手が出場しました。
初日に66kg級に前野、73kg級に大束、齋藤の3名が出場しました。
2日目は、81kg級に海老、90kg級に吉田、100kg級に増渕の3名が出場しました。

初日の73kg級では大束と齋藤が準決勝戦で惜敗し3位に留まりました。
2日目の81kg級では海老が初戦で高松選手と対戦し勝利しましたが準決勝戦で敗退し3位に留まりました。90kg級の吉田は準決勝戦で旗判定にもつれましたが惜しくも敗れ3位に留まりました。

詳しい試合内容をご報告させていただきます。

66kg級

1回戦

前野 優勢
(判定0-3)
高上
(日本体育大学)

73kg級

1回戦

大束 優勢
(技 有)
秋本
(了徳寺学園)
齋藤 優勢
(有 効)
榎本
(新田高校教員)

準決勝戦

大束 GS
(有 効)
大野
(天理大学)

1回戦でオリンピック候補を破り勢いに乗る大束は勢いそのままに先に組んで技を出す。開始30秒に寝技で関節技に入るもポイントがずれて逃げられる。大束は中盤で背負投、袖釣込腰と畳み掛ける様に攻めると3分24秒、相手に指導を与える。相手も反撃に転じ、組手で捌いていたが4分29秒、大束に指導が与えられる。最初の5分で決着がつかず、延長戦へ突入。開始24秒に場外際で相手の隅返を受け有効を奪われ優勢負けを喫した。

齋藤 GS
(技 有)
中矢
(ALSOK)

齋藤はオリンピック候補の中矢選手と対戦。齋藤は組み際に得意の大外刈で崩し寝技で攻める。一方の相手は巴投から寝技に持ち込もうとする展開。齋藤は大内刈、大外刈と技を出し攻めるも相手の守りが堅い。やや齋藤ペースで試合が進むも決め手なく5分が終了。延長戦に突入する。延長戦でも齋藤は積極的に技を出すが決定的なポイントまで至らない。1分過ぎに勝負に出た齋藤は組み際の大内刈から内股へと変化した所を、隅落で切り返され一本負けを喫した。

81kg級

1回戦

海老 優勢
(有 効)
高松
(桐蔭学園教員)

準決勝戦

海老 優勢
(技 有)
中井
(流通経済大学)

海老は開始より闘志を前面に出して組みに行く。開始1分33秒に海老が寝技のチャンスを作るも相手に逃げられてしまう。攻防が続く中、2分32秒に場外際に押し込まれながら小内刈を掛けられて技ありを奪われる。3分37秒には海老もお返しと言わんばかりに小内刈で有効を奪う。しかし、3分53秒、相手の小外掛で有効を奪われそのまま絞技から抑込に入られるが逃げる。残り時間わずかでも前に出るが相手に捌かれ試合終了。優勢負けを喫した。

90kg級

1回戦

吉田 一本
(背負投)
山本
(日本中央競馬会)

準決勝戦

吉田 GS
(判定0-3)
西山
(新日本製鐵)

吉田は気合とともに前に出て組みに行く。先手を取った吉田は開始30秒背負投で攻める。ペースを変えて背中を掴み間合いを詰めようとする相手に対して、吉田は間合いを取ってステップを踏んで内股に入る。徐々に相手が先手を増やしてくると3分19秒、吉田に指導が与えられる。最初の5分では決着がつかず延長戦に突入。両者前に出て一進一退の攻防が続く。残り30秒に吉田が内股を掛けると潰され寝技になる。終了間際まで寝技で攻められ試合終了。旗判定では、やや攻め手が多かった相手に旗が揃い優勢負けを喫した。

100kg級

1回戦

増渕 一本
(小外掛)
七戸
(福岡大学)

最終結果

60kg級

優勝 平岡 拓晃((学)了徳寺学園)
2位 志々目 徹(日本体育大学)
3位 木戸 慎二(日本体育大学)
3位 山本 浩史(ALSOK)

66kg級

優勝 海老沼 匡(明治大学)
2位 森下 純平(筑波大学)
3位 高上 智史(日本体育大学)
3位 福岡 政章(ALSOK)

73kg級

優勝 中矢 力(ALSOK)
2位 大野 将平(天理大学)
3位 大束 匡彦(旭化成)
3位 齋藤 涼(旭化成)

81kg級

優勝 中井 貴裕(流通経済大学)
2位 川上 智弘(國學院大学)
3位 海老 泰博(旭化成)
3位 長島 啓太(日本中央競馬会)

90kg級

優勝 加藤 博剛(千葉県警察)
2位 西山 将士(新日本製鐵)
3位 吉田 優也(旭化成)
3位 西山 大希(筑波大学)

100kg級

優勝 穴井 隆将((学)天理大学職員)
2位 浅沼 拓海(国士舘大学)
3位 熊代 佑輔(ALSOK)
3位 七戸 虎(福岡大学)

100kg超級

優勝 七戸 龍(九州電力)
2位 上川 大樹(京葉ガス)
3位 王子谷 剛志(東海大学)
3位 石井 竜太(日本中央競馬会)

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