第42回全日本実業柔道個人選手権大会

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81kg級で垣田が2年連続決勝進出も惜しくも敗退し2位!
100kg級で野田が2年連続の2位!田中が3位入賞!
100kg超級で旭化成勢が上位独占!
                  西潟が優勝!!百瀬が2位!大鋸、辻が3位!

8月25・26日(土・日)に兵庫県・ベイコム総合体育館に於いて全日本実業柔道個人選手権大会が行われ、当部より、初日に行われました66kg級に前野、81kg級に塘内、白井、垣田、西田、海老が出場し、2日目に行われました90kg級に河添、100kg級に出口、野田、田中、100kg超級に大鋸、木村、辻、西潟、百瀬が出場しました。

初日に行われました、81kg級では垣田が決勝に進みましたが、惜しくも敗れて2位に留まりました。

2日目に行われました100kg級で、野田が接戦を勝ち上がり決勝に進みましたが敗れて2位となりました。100kg超級では、1位から3位までの上位を旭化成勢で独占しました。決勝は西潟と百瀬が対戦し、お互い譲らない展開で旗判定になりました。西潟に旗が上がり初優勝を果たしました。

各試合の詳細は以下の通りです。

66kg級

2回戦

前野 一本
(内 股)
漆畑
(東芝)

3回戦

前野 一本
(内 股)
松田
(アーバンセキュリティ)

4回戦

前野 一本
(袖車絞)
下山
(了徳寺学園)

81kg級

1回戦

塘内 一本
(内 股)
照井
(ともえ産業情報柔道クラブ)
西田 一本
(内 股)
加藤
(豊田自動織機)
白井 一本
(体 落)
渭原
(東芝)

2回戦

垣田 一本
(小外掛)
木次
(高宮接骨院)
塘内 優勢
(有 効)
宇野
(早稲田柔道クラブ)
海老 一本
(背負投)
日蔭
(ミキハウス)
西田 GS・優勢 吉井
(パーク24)
白井 優勢
(指導3)
島田
(甲府刑務所)

3回戦

垣田 一本
(合 技)
海老沼
(パーク24)
塘内 一本
(合 技)
尾形
(月江寺柔道クラブ)
海老 優勢
(技 有)
黒澤
(東レ滋賀)
西田 一本
(内 股)
越智
(広島大学柔道クラブ)
白井 GS・一本 平尾
(パーク24)

4回戦

垣田 一本
(巴 投)
佐藤
(了徳寺学園)
塘内 優勢
(有 効)
小林
(パーク24)
海老 優勢
(技 有)
世古
(赤穂YAWARAクラブ)
西田 一本
(内 股)
山田
(東芝)

5回戦

垣田 優勢
(指導2)
稲葉
(ダイコロ)
海老 一本
(内 股)
山田
(東芝)

準決勝戦

垣田 一本
(小外掛)
小林
(パーク24)

垣田は開始より前に出て組みにいく。相手が得意の内股を繰り出すも余裕をもって捌く。2分28秒に間合いが詰まり両者抱き合うようにして組み合っ時に相手が内股を仕掛けて来たところを内股透で有効を奪う。その後攻防が続き3分4秒技数が少ない垣田に指導が与えられる。その直後、垣田が抱き上げながら小外掛で相手を背中から倒し、一本勝ち。2年連続の決勝戦進出。

決勝戦

垣田 優勢
(指導2)
平尾
(パーク24)

開始より両者、引手を取り合い厳しい組み手争いが続く。垣田が引手を引っ掛けるように持ち足技をかけ腹ばいにさせるが引手の持ち方での反則で指導を与えられる。
その後、垣田が技をつなげて指導を奪う。しかし、組手を抑える事ができず、残り41秒相手が技を続けて垣田に指導が与えられ、リードされる。残り時間少ない中でも前に出て攻めるが相手の守りが堅く試合終了。優勢負けとなり惜しくも2位に留まる。

90kg級

2回戦

河添 GS・優勢 松宮
(新日鐵・広畑)

100kg級

1回戦

出口 一本
(背負投)
大熊
(日本通運)
田中 一本
(帯取返)
中嶋
(クラレ岡山)

2回戦

出口 一本
(払 腰)
寺島
(京葉ガス)
野田 優勢
(有 効)
中鉢
(新日鐵・広畑)
田中 優勢
(技 有)
奥井
(東芝)

3回戦

出口 一本
(内 股)
鈴木
(センコー)
野田 判定
(2-1)

(京葉ガス)
田中 優勢
(指導3)
萩田
(近畿通関)

4回戦

出口 一本
(背負投)
村上
(パーク24)
野田 判定
(3-0)

(東レ滋賀)
田中 一本
(合 技)
駒瀬
(センコー)

5回戦

出口 一本
(大外刈)
熊代
(ALSOK)
野田 反則勝
(指導4)
藤田
(金沢学院クラブ)
田中 GS・優勢 小林
(ALSOK)

準決勝戦

野田 反則勝
(指導4)
田中

手の内を知り尽くしている両者。先手は野田が片手からの背負い投げで攻め指導を奪う。田中は巴投で応戦するも野田がコンスタントに攻めて指導を重ねていく。田中が背負投で反撃を試みるも掛け逃げの反則となり4つ目の指導。野田の反則勝ち。2年連続の決勝戦進出となった。

決勝戦

野田 一本
(大外刈)
熊代
(ALSOK)

開始よりお互いしっかりと組み合う。場外際で相手に大外刈に入られ野田は必死にこらえるも背中から倒され一本負け。2位に留まる。

100kg超級

2回戦

優勢
(指導2)
谷村
(センコー)
木村 一本
(上四方固)
尾本
(九州電力)
百瀬 一本
(横四方固)
西野
(アーバンセキュリティ)
大鋸 一本
(合 技)
相原
(三菱化学物流)
西潟 一本
(払 腰)
武井
(センコー)

3回戦

一本
(小外掛)
酒井
(新日鐵・広畑)
木村 一本
(袖釣込腰)
須藤
(京葉ガス)
百瀬 優勢
(技 有)
川原
(日経サービス)
大鋸 優勢
(指導2)
高橋
(戸鉱業社)
西潟 判定
(3-0)
河井
(東レ滋賀)

4回戦

優勢
(指導2)
佐藤
(日本中央競馬会)
百瀬 一本
(大外刈)
小野
(新日鐵・広畑)
大鋸 一本
(払 腰)
清水
(パーク24)
西潟 一本
(隅 落)
永田
(大阪府柔道整復師柔道連盟)

5回戦

GS・優勢 須藤
(京葉ガス)
百瀬 優勢
(指導2)
月波
(パーク24)
大鋸 一本
(内 股)
増田
(新日鐵・広畑)
西潟 GS・優勢 片渕
(日本中央競馬会)

準決勝戦

優勢
(技 有)
百瀬

ケンカ四つ組手になる両者。辻が場外際で組み合うことができると内股を掛ける。
しかし、百瀬が小外掛に切り返して技有を奪う。辻は取り返そうと攻め込むも百瀬が捌いて優勢勝ち。

大鋸 判定
(1-2)
西潟

両者組み合うも、決定的な技が出ずお互い指導3まで反則が与えられる。延長戦に突入しても決定的なポイントはないまま判定へ。若干ではあるが西潟が奥襟を持って技を出していたのがポイントとなり西潟の判定勝利となった。

決勝戦

百瀬 優勢
(指導2)
西潟

大学の先輩・後輩でもありお互いの手の内を知り尽くしている両者は静かな立ち上がりで牽制し合うと両者に指導が与えられる。中盤に西潟が足技を繋げて百瀬に2つ目の指導を与える。その後、技を出し合う両者。残り30秒に百瀬が飛び込んでの大外刈を仕掛けるも西潟はよくこらえてポイントならず試合終了。西潟の初優勝。

最終結果

男子

60kg級

優勝 石川 裕紀(了徳寺学園)
2位 小川 武志(了徳寺学園)
3位 川端 龍(了徳寺学園)
3位 矢野 大地(パーク24)

66kg級

優勝 浅野 大輔(自衛隊体育学校)
2位 青木 勇介(パーク24)
3位 伊藤 健太郎(自衛隊体育学校)
3位 和泉 強志(自衛隊体育学校)

73kg級

優勝 西岡 和志(京葉ガス)
2位 丸山 兼矢(東芝)
3位 朝比奈 竜太郎(高宮接骨院)
3位 田村 和也(パーク24)

81kg級

優勝 平尾 譲一(パーク24)
2位 垣田 恭兵(旭化成)
3位 小林 雅司(パーク24)
3位 山田 恭平(東芝)

90kg級

優勝 池田 賢生(日本中央競馬会)
2位 穴井 亮平(了徳寺学園)
3位 川瀬 孝司(ぎふ柔道クラブ24)
3位 法兼 真(ALSOK)

100kg級

優勝 熊代 佑輔(ALSOK)
2位 野田 嘉明(旭化成)
3位 沼田 貴廣(センコー)
3位 田中 貴大(旭化成)

100kg超級

優勝 西潟 健太(旭化成)
2位 百瀬 優(旭化成)
3位 大鋸 新(旭化成)
3位 辻 玄太(旭化成)

男子22歳未満

優勝 小林 真也(新日鐵・広畑)
2位 安本 一貴(別府自衛隊)
3位 和久田 裕人(東レ・滋賀)
3位 箱田 駿(ALSOK群馬綜合ガードシステム)

女子

48kg級

優勝 浅見 八瑠奈(コマツ)
2位 笠原 歩美(日体大柔友会)
3位 濱口 光(了徳寺学園)
3位 黒江 優希(北関東綜合警備保障)

52kg級

優勝 橋本 優貴(コマツ)
2位 斉藤 美貴(Ash柔道クラブ)
3位 和泉 三友紀(日本エースサポート)
3位 伊部 尚子(ぎふ柔道クラブ24)

57kg級

優勝 宇高 菜絵(コマツ)
2位 平井 希(自衛隊体育学校)
3位 石川 慈(コマツ)
3位 大友 真貴子(コマツ)

63kg級

優勝 田中 美衣(了徳寺学園)
2位 貝沼 麻衣子(JR東日本女子柔道部)
3位 阿部 香菜(三井住友海上火災保険)
3位 片桐 夏海(コマツ)

70kg級

優勝 今井 優子(了徳寺学園)
2位 上野 巴恵(三井住友海上火災保険)
3位 小島 佑香(JR東日本女子柔道部)
3位 大住 有加(JR東日本女子柔道部)

78kg級

優勝 岡村 智美(コマツ)
2位 渡邉 美奈(了徳寺学園)
3位 生田 茜(ヤックスケアサービス)
3位 柴野 亜希(北関東綜合警備保障)

78kg超級

優勝 石山 麻弥(丸順)
2位 新田 沙也加(日本エースサポート)
3位 立山 真衣(フォーリーフジャパン)
3位 村瀬 晴香(ヤックスケアサービス)

優勝した西潟選手のコメント

今回、この大会で優勝することができうれしく思います。
去年の年末から階級を上げ100kg超級となり、今回の試合が階級変更後初の個人戦だったので、どうしても優勝したいという想いで今まで練習をつんできました。
今回優勝できたのも職場の方々の理解があるからこそだと思っています。
しっかりまわりの方々に感謝して、これからもこの結果に満足することなくひとつひとつ課題をクリアし頑張っていきますので、今後とも応援よろしくお願いします。

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