第55回九州柔道選手権大会

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垣田が81kg級ながら準優勝で全日本選手権大会の出場権獲得!
増渕・野田が実力発揮し3位入賞!
辻が5位入賞で悲願の全日本選手権大会の出場権獲得!

3月10日(日)福岡県・福岡武道館に於いて第55回九州柔道選手権大会が行われ、当部より、6名の選手が出場いたしました。

垣田が81kg級ながら決勝に進出しましたが惜しくも敗れ準優勝となりました。

増渕、野田は安定した試合内容で勝ちあがりましたが準決勝で敗退し3位となりました。九州地区の最後となる5枠目を辻と西潟で争いましたが、辻が先手を取る試合内容で勝利し、全日本選手権大会の出場権を獲得しました。

4月29日に行われます全日本柔道選手権大会に、当部より、増渕、辻、野田、垣田、百瀬(東京都選手権3位)の5名が出場いたします。

各試合の詳細は以下の通りです。

1回戦

一本
(内 股)
松本
(鹿屋体育大学)

2回戦

増渕 一本
(合 技)
衛藤
(大分県警)
木村 判定
(2-1)
藤原
(筑波大学)
野田 判定
(3-0)
山本
(長崎県警)
一本
(払 腰)
橋間
(佐賀県警)
西潟 一本
(払 腰)
高橋
(戸高鉱業社)
垣田 一本
(袖釣込腰)
陣内
(佐賀県警)

3回戦

増渕 一本
(内 股)
佐藤
(大牟田高)
木村 一本
(体 落)
七戸
(九州電力)
野田 一本
(大外刈)
中山
(大分県警)
一本
(払 腰)
後小路
(福岡県警)
西潟 一本
(払 腰)
江藤
(福岡県警)
垣田 一本
(背負投)

(日本大学)

4回戦

増渕 一本
(内 股)
楢崎
(佐賀県警)
野田 判定
(2-0)

(旭化成)
西潟 判定
(0-3)
垣田
(旭化成)

準決勝戦

増渕 判定
(1-2)
七戸
(九州電力)

増渕は近年成長著しい七戸選手との対戦。手足の長い相手に対し得意の内股、大内刈で崩し主導権を握ろうとする。しかし、中盤に相手の技を受け腹ばいにされる。増渕はその後、盛り返すように相手を大きく崩す場面を作るがポイントは奪えず試合終了。微妙な旗判定は相手に2本上がり優勢負けとなった。

野田 一本
(隅 返)
垣田

野田と垣田の対戦は両者気迫十分の掛け声とともに始まる。野田は小内刈や体落で攻める。一方の垣田は背負投巴投と攻める。両者よく動いてチャンスを作ろうとしている中盤に垣田が一瞬の隙を突いて隅返に行けば、一本となり決勝進出を決める。

5位決定1回戦

一本
(内股返)
青山
(福岡県警)

九州地区最終枠の5位を争う戦い。辻は巨漢・青山選手との対戦。同じ100kg超級同士でも体重差が約30kgもある相手に対し、辻は奥襟を掴みながら圧力を掛けていく。徐々にスタミナが切れてきた相手は逆転を狙う内股を仕掛けてくるが辻は自分の股の中で相手を回転させる内股返で一本を奪い勝利。5位決定戦進出。

西潟 優勢
(技 有)
楢崎
(佐賀県警)

西潟は序盤から、相手へ払腰、隅返と技をつなげて圧力を掛け続ける。中盤に差し掛かり相手の頭が下がったところを隅返で技有を奪う。その後も西潟ペースで試合が進み試合終了。優勢勝ちで5位決定戦進出。

5位決定戦

判定
(3-0)
西潟

普段より練習して手の内を知り尽くしている両者は慎重な出だしとなる。中々技を出せない両者に指導1が与えられると、辻は内股、払腰。西潟は払腰、支釣込足と技を出し始める。中盤に辻が技をつないでペースを掴みかけるが西潟は払腰を仕掛けてペースを握らせない。その後も一進一退の攻防が続くも両者決定的なポイントは奪えないまま試合終了。勝敗は旗判定となり、技数が多かった辻に旗が揃い、辻の優勢勝ち。全日本選手権大会の出場権を獲得した。

決勝戦

垣田 判定
(1-2)
七戸

決勝戦は81kg級ながらも決勝戦に進出した垣田が2012年全日本選抜体重別選手権大会100kg超級チャンピオンの七戸選手と対戦。両者初優勝を目指し白熱した戦いとなった。

身長差約20cm、体重差約30kgをものともせず、先手を取り攻める垣田は、得意の背負投と小外刈で崩していく。場外際の攻防では巴投から寝技に誘い込むなど相手に攻める間を持たせない。両チームの応援がヒートアップする中、3分過ぎに相手の振り回すような内股を受け勢いよく腹ばいにされる。残り1分を過ぎると両者の気迫も一段と増して技を出し合う。決定的なポイントはないまま試合終了。旗判定となり、中盤の腹ばいにされた場面がポイントとなり相手に2本旗が揃い優勢負けを喫した。

最終結果

優勝 七戸 龍(九州電力)
2位 垣田 恭兵(旭化成)
3位 増淵 樹(旭化成)
3位 野田 嘉明(旭化成)
5位 辻 玄太(旭化成)

全日本柔道選手権大会出場者

増渕 樹(4年連続5回目)
辻 玄太(4年連続5回目)
野田 嘉明(2年連続2回目)
垣田 恭兵(初出場)
百瀬 優(3年連続3回目)

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