平成25年度講道館杯全日本体重別選手権大会

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100kg級の増渕が一本勝ちで初優勝を飾る!!
100kg超級で百瀬が2年連続の準優勝!

11月9・10日(土・日)に平成25年度講道館杯全日本体重別選手権大会が、千葉県・千葉ポートアリーナにおいて開催され、当部より6階級・12名の選手が出場いたしました。

初日は66kg級の前野、73kg級の大束、齋藤、81kg級の白井、海老。

二日目は90kg級の垣田、100kg級の増渕、100kg超級の大鋸、辻、西潟、百瀬、上杉が出場いたしました。

今大会は、2014年に開催される世界選手権大会(ロシア・チャリャビンスク)の第一次選考会となっており大変厳しく激しい戦いが繰り広げられました。

各試合の詳細は以下の通りです。

初日

66kg級

1回戦

前野 優勢
(有 効)
六郷
(明治大学)

73kg級

1回戦

大束 一本
(大外刈)
林田
(宮崎刑務所)
齋藤 優勢
(指導2)
藤本
(熊本県警)

2回戦

大束 優勢
(指導2)
岩渕
(国士舘大学)
齋藤 優勢
(指導2)
田村
(パーク24)

3回戦

大束 一本
(大外刈)
西山
(筑波大学)
齋藤 優勢
(技 有)
太田
(了徳寺学園)

敗者復活戦

大束 優勢
(指導3)
西岡
(京葉ガス)
齋藤 優勢
(指導3)
中村
(大阪府警)

81kg級

1回戦

海老 一本
(背負投)
小野瀬
(神奈川県警)
白井 優勢
(指導3)
渡辺
(東海大学)

2回戦

海老 優勢
(有 効)
山下
(静岡県警)

2日目

90kg級

2回戦

垣田 一本
(横四方固)
法兼
(ALSOK)

100kg級

1回戦

増渕 優勢
(指導2)
小林
(ALSOK)

2回戦

増渕 一本
(払 腰)
小比類巻
(国士舘大学)

3回戦

増渕 一本
(内 股)
制野
(日本大学)

準決勝戦

増渕 優勢
(技 有)
齋藤
(新日鐵住金)

増渕(左組)の準決勝戦はベテランの齋藤選手(右組)。開始より増渕が相手より先に内股を繰り出し積極的に技を繰り出せば1分30秒相手に指導。
その直後に釣手の取り合いの中で増渕の左背負投で技有を奪う。奥襟を持って間合いを詰めようとする相手に対してしっかりと間合いを取ってさばく増渕の動きに技があまり出ず、両者指導。うまく寝技を使い相手に攻める時間を与えないまま試合終了。優勢勝ちで決勝進出。

決勝戦

増渕 一本
(内 股)
高橋
(明治大学)

2年ぶりの決勝戦となる増渕はリラックスした表情で畳に立つ。開始直後相手の高橋選手(左組)は勢い良く組みにきてしっかりと組み合った両者。
開始21秒、高橋選手の大内刈をかわして内股に入ればそのまま跳ね上げて一本。素晴らしい技のキレを見せて初優勝に華を添えた。

100kg超級

2回戦

百瀬 一本
(指導4)
川北
(大阪府警)
一本
(送足払)
小幡
(日本体育大学)
大鋸 優勢
(有 効)
寺崎
(明治大学)
西潟 一本
(隅 返)
近間
(京都府警)
上杉 一本
(大内刈)
鈴木
(山梨学院大学)

3回戦

百瀬 一本
(足 車)
小野
(新日鐵住金)
大鋸 一本
(小外刈)
原沢
(日本大学)
西潟 優勢
(指導2)
上川
(京葉ガス)
上杉 一本
(支釣込足)
倉橋
(東海大学)

4回戦

百瀬 優勢
(指導2)
藤井
(慶応義塾大学)
上杉 優勢
(指導2)
上川
(京葉ガス)

敗者復活戦

上杉 一本
(指導4)
原沢
(日本大学)

準決勝戦

百瀬 優勢
(指導2)
王子谷
(東海大学)

百瀬(右組)は王子谷(右組)との対戦。何度となく対戦している二人だけに手の内を知り尽くしている。百瀬は開始より相手の釣手(右手)を抑えて技を繰り出すと相手に指導が与えられる。組手にこだわる百瀬は前に出てくる相手をさばく。しかし組み合わないと取られて指導が与えられる。百瀬は組み際の大内刈を繰り出して行くと相手に消極的と見て指導が与えられる。
残り30秒を切り、前に出てくる相手を真っ向から受け止め、間合いを取ってさばいて試合終了。優勢勝ちで2年連続での決勝進出を果たす。

決勝戦

百瀬 優勢
(指導3)
上川
(京葉ガス)

決勝戦はロンドンオリンピック代表の上川選手(右組)との対戦。序盤から組み合う二人はフェイントを使って緊張感の高い試合展開を見せる。1分、両者に技がなく指導が与えられる。百瀬は相手の釣手を抑えると支釣込足で姿勢のいい相手を崩すと相手は内股に切り返してくる。2分36秒、3分31秒と百瀬に指導が与えられる。百瀬は起死回生の体落としを仕掛けるなど技数を増やすと相手に指導を与え追い上げるも試合終了。指導差の優勢負けで2年連続の準優勝となった。

最終結果

60kg級

優勝 木戸 慎二(日本体育大学)
2位 大島 優磨(国士舘大学)
3位 志々目 徹(日本体育大学)
3位 川端 龍(了徳寺学園)

66kg級

優勝 丸山 城志郎(天理大学)
2位 宮崎 廉(桐蔭横浜大学)
3位 高市 賢悟(東海大学)
3位 六郷 雄平(明治大学)

73kg級

優勝 太田 慶一(了徳寺学園)
2位 粟野 靖浩(了徳寺学園)
3位 秋本 啓之(了徳寺学園)
3位 中村 剛教(大阪府警)

81kg級

優勝 永瀬 貴規(筑波大学)
2位 中井 貴裕(パーク24)
3位 川上 智弘(國學院大職)
3位 小原 拳哉(東海大学)

90kg級

優勝 加藤 博剛(千葉県警察)
2位 ベイカー茉秋(東海大学)
3位 菅原 健志(パーク24)
3位 西山 大希(新日鐵住金)

100kg級

優勝 増渕 樹(旭化成)
2位 高橋 良介(明治大学)
3位 乙津 瑞希(東芝プラントシステム)
3位 齋藤 俊(新日鐵住金)

100kg超級

優勝 上川 大樹(京葉ガス)
2位 百瀬 優(旭化成)
3位 岩尾 敬太(京葉ガス)
3位 原沢 久喜(日本大学)

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