第33回宮崎県柔道選手権大会

上杉 圧倒的な強さを見せ 優勝!!
西田・小林 準決勝戦で惜しくも敗れ 3位!

2月14日(日)に『第33回宮崎県柔道選手権大会』が宮崎市/KIRISHIMAツワブキ武道館(旧宮崎県武道館)において開催されました。

【出場選手】

  • 西田 泰悟
  • 前野 将吾
  • 上杉 亮太
  • 小林 督之
  • 土屋 潤

今大会は毎年4月29日に日本武道館で開催される『全日本柔道選手権大会』の宮崎県予選を兼ねております。
上位4名と昨年全日本選手権に出場した西潟 健太・垣田 恭兵の2名を加えた6名が宮崎県代表として3月6日(日)に福岡県/福岡武道館で開催される『九州柔道選手権大会』へ出場致します。 (九州地区から全日本選手権に出場できるのは6名)

1回戦

上杉 ○ 一本
(腕 絡)
黒川
(小林西高)
前野 ○ 判定
(3-0)
橋本
(宮崎日大高)

2回戦

小林 ○ 僅差
(指導3)
田中
(宮崎県警察)
上杉 ○ 一本
(浮 落)
林田
(宮崎県警察)
土屋 ○ 一本
(大外刈)
大畑
(宮崎県警察)
前野 ○ 一本
(合 技)
麻生
(宮崎県警察)
西田 ○ 一本
(払 腰)
山平
(宮崎県警察)

3回戦

小林 ○ 一本
(大外刈)
清家
(宮崎日大高)
上杉 ○ 一本
(縦四方固)
杉田
(宮崎県警察)
土屋 一本 ○
(小内巻込)
猪俣
(宮崎県警察)
前野 僅差 ○
(指導2)
西田

5位決定戦 1回戦

土屋 ○ 一本
(足 払)
前野

5位決定戦

土屋 ○ 一本
(内 股)
杉田
(宮崎県警察)

準決勝戦

小林 僅差 ○
(指導3)
上杉

準決勝1試合目は当部同士の対戦となった。
両者とも危なげなく準決勝戦に駒を進めてきた。手の内は知っているので開始より互いに釣手(小林:左手、上杉:右手)を持ち、間合いを取る。体格で勝る上杉がじりじりと前に出てプレッシャーを与えながら引手(左手)をつかみにいく。引手で襟をつかんだ上杉は両襟を持ち引き寄せて「足払」「支釣込足」と攻める。後退し防御する小林に対し開始1分10秒に【指導1】が宣告される。流れを変えたい小林は、組み際に「大内刈」や「大外刈」を仕掛ける。しかし、上杉の攻勢は揺るがず開始3分00秒に2つ目の【指導】が小林に宣告。その後は互いに攻め合い激しい攻防を展開するもポイント変わらず上杉の勝利となる。

西田 技有 ○
(指導3)
猪俣
(宮崎県警察)

準決勝2試合目は、土屋に一本勝ちし波に乗る猪俣選手(左組)と前野を退けて勝ち上がってきた西田(左組)との顔合わせとなった。
西田は前に出てくる相手に対し、引手(右手)で脇を持ち組み止めて組手を展開する。一回り大きな相手は釣手(左手)で奥襟を持ち距離をつめようとする。左右の動きで相手に的を絞らせず「内股」で攻める。開始1分を過ぎ、徐々に西田のペースで試合が進みだす。
なかなか組み合わない相手に対し、先に西田が釣手を持って左方向へ引き出そうとした瞬間に相手は低くしゃがみながら「小内巻込」をかけると不意を突かれた西田は真後ろに倒れ【技有】を奪われる。試合時間は残り3分、西田は組手のスピードを上げ「大内刈」「内股」「大外刈」と攻めるも防がれる。残り1分を切り、防御に回る相手に対し【指導1】が宣告。その後も逆転の機会を狙うが終了間際に【指導】を1つ追加するに留まり、優勢負けとなる。

決勝戦

上杉 ○ 一本
(横四方固)
猪俣
(宮崎県警)

順当な勝ち上がりで決勝戦に進出した上杉(右組)の対戦相手は、3回戦で土屋、続く準決勝戦では西田に勝利した猪俣選手(左組)との対戦となった。
ケンカ四つの組手になる両者は、互いに釣手(上杉:右手、相手:左手)を持つ。体格で勝る上杉はプレッシャーを与え距離をつめていく。開始より動きがない両者に対し【指導1】が宣告される。上杉は両襟をつかみ相手との距離をつめ「足払」「支釣込足」と攻める。頭を下げ防戦一方の相手に開始1分41秒【指導1】が宣告される。その後も上杉の攻撃は続き開始2分50秒には2つ目の【指導】を奪う。一方的な試合展開が続き、残り1分30秒で「支釣込足」を掛けると相手は崩れ体側より畳に落ち、そのまま捻り潰すように相手を仰向けに倒し「横四方固」に移行する。そのまま20秒間抑え込み【一本】勝ち。圧倒的な内容で小学生以来の今大会優勝を飾る。

上杉選手

最終結果

優勝 上杉 亮太(旭化成) 九州選手権大会 出場
2位 猪俣 省一郎(宮崎県警察) 九州選手権大会 出場
3位 小林 督之(旭化成) 九州選手権大会 出場
3位 西田 泰悟(旭化成) 九州選手権大会 出場
5位 土屋 潤(旭化成) 九州選手権大会 補欠

旭化成 陸上部