金栗記念選抜陸上大会

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2009年4月4日/熊本

 

 

金栗記念選抜陸上大会の様子1   金栗記念選抜陸上大会の様子2   金栗記念選抜陸上大会の様子3

 

 

大野、白石が日本人1・2位

4月4日、金栗記念選抜陸上大会が雨の中、熊本市のKKWで行われました。
http://www.kumariku.org/

男子5000m2組に荒川丈弘と、新人の丸山文裕が出場しました。レースはスローで進みましたが、ラスト2周からペースが上がり、我慢をしていた丸山が離れました。

荒川は最後の1周で徐々に順位を上げ、ラストの直線でアベラ選手(黒崎播磨)を追いましたが、届かず2位でゴールしました。丸山は自己2番目の記録で9位でした。

女子5000m2組に出場した宗由香利は、ワンガリ選手(立命館APU)と二人で集団から抜け出し、後続を50m程離しましたが、2000m手前から失速し、後続集団に抜かれて11位でゴールしました。優勝はワンガリ選手でした。

男子5000m3組はスタートから外国人3選手が抜け出し、モグス選手(アイデム)を先頭に大野龍二、白石賢一、足立知弥、豊後友章、土橋啓太を含んだ集団が追う展開になりました。

3000m手前で土橋が離れ、豊後も苦しくなり集団から切れてしまいました。

先頭競いは、ラスト1周でスパートしたヤコブ選手(Honda)が優勝、日本人トップはラストの直線で抜け出した大野が4位、終始好位置をキープして走った白石は、モグス選手にわずかの差で先着されましたが日本人2位の自己新記録をマークし、6位に入りました。

足立は最後で力尽きて9位、出入りの激しかった豊後は最後疲れて18位、ゴール前で豊後を交わした土橋が16位でゴールしました。

 

金栗記念選抜陸上成績

男子5000m2組
2位 荒川丈弘 14分03秒51
9位 丸山文裕 14分10秒66
 
男子5000m3組
4位 大野龍二 13分47秒33
6位 白石賢一 13分47秒95 (自己新)
9位 足立知弥 13分50秒30
16位 土橋啓太 14分03秒21
18位 豊後友章 14分04秒03
 
女子5000m2組
11位 宗由香利 16分19秒56

 

<白石選手のコメント>
白石賢一  

ロードシーズンは怪我で棒にふってしまったので、今季初戦となったこのレースで自己ベストを出すことが出来て良かったです。
いい位置で、積極的に走ることだけを考えていたことが良かったんだと思います。
今後は10000mでも自己ベストを更新出来るように頑張ります。

 
<荒川選手のコメント>
荒川丈弘  

今回のレースは組でトップを取ることと、自己ベストを出すという目標を立てて臨みました。
レースは最初の1周目は良かったものの、それからはずっとスローペースで進みました。
スローペースなのに位置取りが悪く、集団の後方に待機してしまい、トップの選手のスパートに対応出来ませんでした。
自己ベストも出せずに2位でゴールとなりました。次のレースでは今回の反省を生かしたいと思います。

 
<足立選手のコメント>
足立知弥  

今回、日本選手権のA標準記録である13分48秒を切る事が目標だったのですが、集団につくのがやっとで、記録を突破する事ができませんでした。しかし、いい手応えを掴めたレースでした。
これから、まだ標準を切るチャンスがあると思うので、しっかり走りたいと思います。応援ありがとうございました。

 
<丸山選手のコメント>
丸山文裕  

今回の熊本選抜陸上が社会人になってからの初レースでした。
レース展開は自分の思っているペースと違い、予想より10秒程遅かったです。
今後の課題は、記録を狙っているレースならば、自分でペースを上げる事と、ラストのキレを身につける事です。
次回は13分台を必ず出します。

 
<大野選手のコメント>
大野龍二  

今年度最初のトラックレースで5000mを走りました。
調子はあまり良くなかったのですが、しっかり調整は出来たので自信を持って試合に臨みました。
レースは前半からいつもの自分の走りが出来ずに積極的に先頭に行けませんでした。
中盤から徐々に前に行くことが出来ましたが、体に余裕が全くなくタイムも悪くギリギリ日本人トップの総合4位でゴールしました。
今回は最低でも日本人トップは取るつもりでレースには臨んだので結果的に少しは満足出来ました。
次はアメリカで、10000mの試合があるので、最低でも世界選手権のA標準を突破するように頑張りたいと思います。

 

 

 

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