世界選手権男子10000m

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2009年8月18日/ベルリン

 

 

無念岩井、完走者中最下位

岩井勇輝

ベルリン世界陸上、男子10000mに参加した岩井勇輝は、代表を決めた直後からのアキレス腱の故障、直前の風邪、4月末から始まった円形脱毛のストレス等が重なり、思い通りの練習が出来ずに不安を抱えての出場になりました。
http://berlin.iaaf.org/index.html

参加選手31人中、持ちタイムが28位で、ベストの状態でも上位で走るのは難しいので、最初から集団の後方からスタートしました。

しかし、2000mから遅れ始め、優勝したベケレ選手(エチオピア)から2周以上離され、完走者中最下位の25位でのゴールとなりました。

日本選手権で優勝し、まさかの代表入りでしたが、本戦に向けて心身の調整が上手く行きませんでした。

この経験を、次回は必ずマラソンで活かしてくれると思います。

応援有難うございました。

 

世界選手権男子10000m結果

25位 岩井勇輝 29分24秒12

 

選手のコメント

<岩井選手のコメント>
  岩井勇輝

日本選手権優勝直後のインタビューや取材に対し、「世界陸上では、自己ベスト更新が目標!」と答え、周りの期待もそれと同じである事は分かっていました。

しかし、その翌日、脚にただならぬ不安を感じ、それからは無事にスタートラインに付くことを目標にせざるを得ないような状況になりました。

追い討ちをかけるように、体調を崩してしまい、その中で脚の痛みをごまかしながら、何とかやってきましたが、やはり本番では、全く良い処のない走りに終ってしまいました。

悔しさがないわけではありませんが、スタートラインにつき、無事にゴール出来て「ホッとした」気持ちがあるのも事実です。

とはいえ、非常に良い経験ができた事に対し、深く感謝しています。

みなさんの暖かい応援、ありがとうございました。

岩井勇輝

 

 

 

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