第48回九州実業団毎日駅伝

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2011年11月23日/福岡

 

 

1区から首位を譲らず!41回目のV!

第48回九州実業団毎日駅伝@   (7区)岩井勇輝

 

 

第48回九州実業団毎日駅伝は23日に福岡市天神から北九州市小倉城までの7区間78.8kmで行われました。
http://natupapa.plala.jp/frk/

雨がぱらつく生憎な天候の中、レースはスタートしました。
1区は牽制してスローペースになり、出口和也はラストスパートで同タイムながら、小西選手(トヨタ九州)を押さえて、1位で2区の佐々木悟にタスキを渡しました。

佐々木は、並走していたトヨタ九州と九電工を、八木山の坂で振り切り、単独首位に立ちました。

3区の丸山文裕は、18秒差を一旦5秒差まで詰め寄られましたが、急な下り坂に入って徐々に戻し、2位に上がったトヨタ九州に51秒差を付けました。

4区の堀端宏行は、トヨタ九州の今井選手に14秒勝ち、1区から連続区間賞で差を広げました。

5区のインターナショナル区間に出走した荒川丈弘は、5kmを14分15秒で入りましたが、タヌイ選手は13分35秒でカバー、40秒詰められました。
2分2秒あった差が、中継では40秒になり、6区の白石賢一がスタートしました。

白石は自分のリズムを守り、堅実な走りをみせました。
安川電機を交わし3位に上がってきた、トヨタ九州の押川選手に8秒勝ちの区間賞で走りました。

7区の岩井勇輝は前半から動きが鈍く、渡辺選手(トヨタ九州)と中本選手(安川電機)に前半で20秒負けていました。
最後の2kmでやや戻しましたが、区間3位で、2年連続、41回目のゴールテープを切りました。

 

 

第48回九州実業団毎日駅伝A   第48回九州実業団毎日駅伝B   集合写真@

 

第48回九州実業団毎日駅伝成績

1位 旭化成 3時間50分53秒 大会新
距離 選手名 記録 備考
1 13.4km 出口和也 40分32秒 1  
2 10.2km 佐々木悟 31分31秒 1  
3 10.5km 丸山文裕 28分54秒 1  
4 12.2km 堀端宏行 34分38秒 1  
5 9.2km 荒川丈弘 26分41秒 3 ※日本人トップ
6 9.1km 白石賢一 26分30秒 1  
7 14.2km 岩井勇輝 42分07秒 3  

 

選手・監督のコメント

1区 出口選手> <2区 佐々木選手> <3区 丸山選手> <4区 堀端選手

5区 荒川選手> <6区 白石選手> <7区 岩井選手> <監督

 
<1区 出口選手のコメント>
(1区)出口和也  

今回毎日駅伝の1区を走らせてもらいました。
結果は区間賞でしたが、積極性に欠けていた走りになってしまいました。
これからニューイヤー駅伝に向けて、もっと積極的な走りができるように頑張っていきます。
これからも応援よろしくお願いします。

 
<2区 佐々木選手のコメント>
(2区)佐々木悟  

昨年に引き続き2区を走りました。
グランツール九州の時よりは調子もあがってきていたので、区間賞を確実にとることを目標にして走りました。
スタートしてすぐ2チームに後ろにつかれて、精神的にはきつかったですが、目標通りの走りができたと思います。
ニューイヤー駅伝に向けて、もっと調子をあげていきます。
雨のなか応援ありがとうございました。

 
<3区 丸山選手のコメント>
(3区)丸山文裕  

3区は八木山の急な坂を下る特殊区間ですが、下りきって平地に入ってからどれだけ我慢できるかがポイントでした。
結果的に区間賞でしたが、前半の積極性が欠けたと反省しています。
最後は後援会の皆様の応援に助けられ、なんとか踏ん張れました。
ニューイヤー駅伝まで残り少ないですが、自分自身まだまだ成長できると思っているので、頑張っていきたいと思います。
応援ありがとうございました。

 
<4区 堀端選手のコメント>
(4区)堀端宏行  

タスキを受け取った時の状況は、ほぼ想像通りで慌てる事なく落ち着いてスタートできました。
最近は、手応えのある練習ができていたので、一人で走る自信はありました。
結果、記録ともに目標通りに走れたので、よかったのではないかと思います。
好調をうまく維持できているので、さらにいい状態でニューイヤー駅伝で走れる様に頑張ります。

 
<5区 荒川選手のコメント>
(5区)荒川丈弘  

外国人区間ということで、3名の外国人が5区にエントリーされました。
九電工の選手がとても足が速いので、その選手からの負けを1分30秒以内に抑えるのを目標としました。
なんとか1分22秒の負けで抑えられましたが、ラスト2キロで約30秒負けてしまったことを今後の課題として取り組みたいです。
チームとしても、最初から一度も先頭を譲ることなく勝てたので、気持ちが良かったです。
今後も応援よろしくお願いします。

 
<6区 白石選手のコメント>
(6区)白石賢一  

今年も6区を走りました。
グランツール九州が終わってから徐々に調子も上がってきていたので、落ち着いてスタートラインにつくことが出来ました。
タスキをもらった時点で、タイム差などが分からなかったので、イーブンペースで走り切ろう思っていて、実際にそういう走りが出来たと思います。
ニューイヤー駅伝までにもう一段階調子を上げられるように頑張ります。
応援ありがとうございました。

 
<7区 岩井選手のコメント>
(7区)岩井勇輝  

区間3位という不甲斐ない走りをしてしまいました。
反省点等はいくつかあり、それは自身で認識しているので、それをしっかり生かして、次の試合に向けて頑張ります。
応援ありがとうございました。

 
<監督のコメント>
集合写真A  

ご声援有り難うございました。
お陰さまで、地域予選をトップで通過することが出来ました。
7区間中5個の区間賞を獲得して、41回目の優勝でした。
一見圧勝したように見えますが、2位のトヨタ九州に1分35秒と、一つのミスで簡単にひっくり返される、きわどいレースでした。
ニューイヤー駅伝に向けては、体調不良で欠場した深津卓也、大西智也と補欠に回った森賢大、河添俊司、大野龍二、 福岡国際マラソン出場でメンバーから外した、佐藤智之等を含めた中から12名を選抜して、エントリーします。
昨年は、12月に入って故障者が続出し、メンバー編成に苦しみました。
今回は、その反省を踏まえて、万全な調整で大会に臨みます。
ご声援を宜しくお願いします。
宗 猛

 

 

 

選手のプロフィールは こちら

 



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