ニューイヤー駅伝2015(第59回全日本実業団駅伝)

2015年1月1日/群馬

ニューイヤー駅伝2015(第59回全日本実業団駅伝)①
ニューイヤー駅伝2015(第59回全日本実業団駅伝)②

ニューイヤー駅伝2015(第59回全日本実業団駅伝)が1月1日(木)、群馬県庁前をスタート・ゴールとする7区間100kmのコースで開催されました。

1区には昨年区間賞を獲得した大西智也を起用しました。
大西はスタート後、積極的な走りで2kmまで先頭を走りましたが、その後は集団の中で冷静にレースを進めました。
ラスト1kmから大迫傑選手(日清食品グループ)が集団から抜け出すと、先頭集団はばらけましたが大西も粘りを見せ、11秒差の7位で八木勇樹にタスキを渡しました。

インターナショナル区間の2区を走った八木は、思うようにペースが上がらず、17位まで後退しました。

3区の鎧坂哲哉は17位でタスキを受け取ると、前半から積極的な走りで徐々に順位を上げていき、チームを6位まで押し上げました。
鎧坂は、昨年に引き続き区間賞の快走を見せました。

最長区間の4区には主将の佐々木悟を起用しましたが、前半から苦しい走りとなり、順位を9位に下げてしまいました。
この区間で上位入賞の可能性がなくなりました。

5区を走った高卒ルーキーの茂木圭次郎は、後方から追い上げてきた柏原竜二選手(富士通)と押川裕貴選手(トヨタ自動車九州)の後ろで我慢の走りを見せました。
途中から引き離され、懸命に前を追いかけましたが、順位を二つ落とし11位で6区に中継しました。

6区深津卓也には区間賞を期待して起用しましたが、順位を一つ上げるのが精一杯で精彩を欠く走りとなりました。

7区の出口和也は、前を追って飛び出しましたがすぐにペースダウンしてしまい、7位集団に追いつくことなく10位でのゴールとなりました。

今後の課題は、選手個々の力を上げ、駅伝のメンバー争いが熾烈になるくらいの選手育成と、どのような状況でも動じることなく自分の力を出し切れるメンタル面の強化です。

選手個人の目標達成に向け、1年間頑張っていきます。
応援をよろしくお願いします。

ニューイヤー駅伝2015(第59回全日本実業団駅伝)③

ニューイヤー駅伝2015成績

10位 旭化成 4時間58分23秒
1区(12.3km) 大西智也 34分58秒 (区間7位)
2区(8.3km) 八木勇樹 24分13秒 (区間27位)
3区(13.6km) 鎧坂哲哉 38分26秒 (区間1位)
4区(22km) 佐々木悟 1時間04分47秒 (区間15位)
5区(15.8km) 茂木圭次郎 48分48秒 (区間14位)
6区(12.5km) 深津卓也 38分17秒 (区間5位)
7区(15.5km) 出口和也 48分54秒 (区間6位)

選手のコメント

<1区大西選手のコメント>

(1区)大西智也

あけましておめでとうございます。
今年も昨年に続き1区を走らせていただきました。
スローペースになるのは嫌だったので、最初から前に出たのですが、中盤以降はきつくなってしまい、最後の競り合いに絡めずに7位で次の区間にタスキを渡しました。
先頭で渡して良い流れを作りたかったですが、力不足のためにそれができず、チームも10位となりました。
今回の課題を今後修正していき、2015年は結果を残せるよう頑張ります。
当日は元日の忙しい中、また寒い中、現地までたくさんの方々に応援に来ていただきありがとうございました。
これからも変わらぬご声援よろしくお願いします。

<2区八木選手のコメント>

(2区)八木勇樹

今回2区を走らせていただいて、昨年と同等またはそれ以上の走りを心掛けていましたが、思うような走りができませんでした。
この悔しさを忘れずにこれから競技に取り組んでいきます。
当日沿道やテレビで応援してくださった皆さんありがとうございました。

<3区鎧坂選手のコメント>

(3区)鎧坂哲哉

前を追う展開で積極的に走れ、昨年に引き続き区間賞を獲得できましたが、チームとして10位という結果になりました。
この結果を反省し、これからの1年に繋げたいと思います。
多くのご声援ありがとうございました。

<4区佐々木選手のコメント>

(4区)佐々木悟

秋口からなかなか調子が上がらず不安が残る状態でスタートしました。
3区鎧坂の良い流れを引き継いで走ることができず、ふがいない結果になってしまい、5区を走ったルーキーの茂木にも負担をかけることになってしまいました。
まずは良い練習ができるように体調を整えて、良い流れの練習をして、次の試合に向けていきます。
当日は寒い中応援ありがとうございました。

<5区茂木選手のコメント>

(5区)茂木圭次郎

今回初めてニューイヤー駅伝を走らせていただきました。
初めて旭化成のチームで駅伝を走るのでとても緊張しました。
レースの前半は他のチームの有力選手に食らいついて走っていたのですが、最後の5kmから突き離されてしまい、入賞争いをしているチームから遅れてしまいました。
今回のレースでまだまだ実力不足だと痛感しました。
この悔しさを忘れずに、もっと強くなって活躍できるように頑張ります。
応援ありがとうございました。

<6区深津選手のコメント>

(6区)深津卓也

レース当日は風が強く、思うように順位を上げられなかったですが、直前の怪我の状態を考えるとまとめられたかなと思います。
自分の課題も見つかったので次の試合までには改善したいです。
沿道でのたくさんのご声援ありがとうございました。

<7区出口選手のコメント>

(7区)出口和也

今回のニューイヤー駅伝は、4年連続で7区を走りました。
順位を上げることができず、区間順位も6位と、納得のいく走りができませんでした。
直前に体調を崩すなど自分の不注意に深く反省しています。
来年はメンバー争いが熾烈だと思うので、しっかりと走れるように頑張りたいと思います。
応援ありがとうございました。

旭化成 柔道部