第71回九州陸上競技選手権大会

2016年8月19日~20日/鹿児島

第71回九州陸上競技選手権大会は8月19日(金)から21日(日)までの3日間、鹿児島市・鹿児島県立鴨池陸上競技場において開催されました。

大会初日に行われた男子3000m障害に市田宏が出場しました。

気温35度で蒸し暑さを感じる厳しいコンディションの中、市田は積極的な走りでスタートから独走し、9分00秒21で優勝を果たしました。

同じく初日に行われた男子10000mには、本田匠、茂木圭次郎が出場。

陽が落ちた19時にスタートしましたが、気温は33度と依然として高く、スローペースでレースは進みました。

5000mまで本田が、5000mからは茂木が先頭を引っ張りましたが、7000mあたりから本田が茂木に付いていくことができなくなり遅れ始めました。

茂木は苦しみながらもペースを維持して、そのままトップでゴール。本田は2位でした。

大会2日目に行われた男子5000mに足立知弥、市田宏、荒毛喬也の3人が出場しました。

初日同様、気温は33度と高く厳しい条件ではありましたが、市田が1000m2分50秒を少し上回るペースでレースを先導しました。

3000m手前で足立、3400m過ぎには荒毛が先頭集団から遅れ、優勝争いは市田と中村選手(京セラ)の2人となりました。

4200mで市田がペースを上げると中村選手が遅れ、市田は14分12秒14のタイムで前日の3000m障害に続いて2種目優勝を果たしました。

荒毛は3位、足立は5位でした。

第71回九州陸上競技選手権大会成績

男子3000m障害
1位 市田 宏 9分00秒21
男子10000m
1位 茂木 圭次郎 30分33秒59
2位 本田 匠 31分09秒13
男子5000m
1位 市田 宏 14分12秒14
3位 荒毛 喬也 14分29秒78
5位 足立 知弥 14分39秒77

選手のコメント

<市田宏選手のコメント>

今回の九州選手権は、地元鹿児島での開催ということもあり、色々な力を感じながら走ることができました。
2日連戦でレースに臨み、結果は目標にしていた記録には及びませんでしたが、勝つレースを考えて、2種目とも優勝することができました。
暑さの中でしっかり戦える力が大切だと感じたレースになりました。
今後は合宿やレースが続くので、今回の経験をしっかり活かしていきたいと思います。
応援ありがとうございました。

旭化成 柔道部